全体感想一覧
今回はその中でも特に飛び抜けて面白かったと感じた二作品に投票させていただきます。
あわよくば、
その10の最後まで仕上がったものも読みたいです。
- 全体を通して闇雲君が被った不幸一覧表みたいなの作りたい。
- その2!万引きGメン超面白かった!あわわわ、惣佳ちゃん逃げてーッ!
その3!素晴らしいナンセンス!めっちゃ笑ったよ!惣佳ちゃんごそんなキャラになるなんてー!?
その4!全員登場させるだけでも大変な筈なのに新キャラ出して体操着パートにそんなに尺を割くなんてスゴすぎる!面白かった!
その6!癒された!全員登場の争奪戦を前にギュッと詰めて、ラストはゆったりと暖かみのある雰囲気で締めるところが最高に好きです!
その8!まさかここまで完成度の高いSSを書いてくるとは思いませんでしたよ!「自キャラを主人公とした物語」としてはこれがナンバーワンです!伏線設置と回収の巧みさ!因果応報のバランス感覚!読者の期待を裏切らず予想を越えてくる展開!次のSSキャンペーンでぜひ戦いたい相手です!
- 全感想は感想スレを見てネ!
- SSその5への評価が他のSSより頭1つ抜き出ているので、1つだけの投票にします。
- 最初の作品(その1)から頭が飛ばされて、期間内に読み終えることが出来るか心配になりました。なんというパイオニア精神!
その2は濃厚なホモ描写でちょっと意識が飛びました、結構本気で。
その2全体で頭に残ったのほとんどそれだけと言ってもいいくらい…とにかく衝撃でした。
その4、かなり好き。各々のキャラが良い動きをしていました。
多分あと一票入れられるならこれに入れてた。
その6、納豆チート。普通がチート。あとは大体キャラクターそのものの強さを保っているけど、こいつら強さのバランスおかしいですよね。
その8、闇雲くんと三銃士の大活躍?が良い。精神攻撃の下りが面白かったです。
その9、アフロと死体メイクの2人好きです。
その10、文章の運びと最初の滅茶苦茶なイントロダクションが好きなんですよ。あと少し頑張って失格にならず、完結させていれば…無念
全体のキャラとしては住吉君が良い味してます。このキャンペーン以外で持て余しそうな(このキャンペーンでもかなり持て余している)攻撃力が出る作品ごとにパワフルに描かれていてとても良い。同じ視点から見ると美麗さんの三銃士も凄いけどあれはチート過ぎてギャグ枠レベル。
あと季紗季ちゃん可愛い
- 「さあ、どうしますか?おめおめと逃げ帰りますか?それとも僕に、購入されてしまいますか?」(本戦SSその2)←この台詞がとても好きです。
- 投票しなかったSSもどれもレベルが高く、初参加であると思えない素晴らしさがあった。
我々はしめやかに爆発四散するしかない
- さて、投票こそその1・その7・その8に軍配を上げましたが
他の作品も勝るとも劣らぬ名作・怪作揃いでした。
いや怪作が褒め言葉になるの?と言われると困るんですが。
「その2」
争奪戦前夜の潜入劇――しかしそこに待ち受けていたのは、恐ろしい――
要所要所でコメディチックな部分を入れつつも、しかしある意味
「ダンゲロス」らしさに溢れた、良質なホラーに仕上げた技前、見事です。
しかし本当に恐ろしいのは、SS初挑戦の人物がここまでダンゲロスの要素を
踏まえたSSを書き上げたことにあると思います。
「その3」
その1がTRPG・その2がホラーであるならばその3は徹底的コメディ。
最初に結末を提示し、いかにしてそこへと辿り着くのか……
とマジメに読もうとした矢先に出るわ出るわの斜め上。
整合性など関係ねえと言わんばかりの勢いで突っ走るスタイルは圧巻でした。
ユーモア賞があるなら間違いなくこの作品です。
「その4」
その2と同じく、争奪戦前の各人の思惑、そして攻防を巡る物語。
住吉くんの視点で進む物語は、時にすれ違い、時に可笑しく、そして爆発オチ。
住吉くんの人となりをガッチリ掘り下げた上でのラストのオチもクスリと来ました。
「その5」
3万字。4万字の後では文字数ショックこそ和らぐものの、しかしやはり圧倒的な文章量。
しかしこちらも読み口は軽快、各人の視点と時間が描かれるザッピングスタイルが見事。
次々とリタイアしていくキャラが増える中、勝つのは誰なのか――
最後まで予想の出来ない展開、楽しく読ませて頂きました。
「その6」
参加者総勢10人。10のキャラ全てを出す必要はない、と言われながらも
全てのキャラを登場させたくなるのは人の性。
そんな中、全員を出しながらも1万字を切るというスゴ技を見せたのが「その6」でした。
各人それぞれに見せ場や思いがある中、最後に活躍した彼の思いが
結果として「願い」を引き寄せる展開は、心温まるものがありました。
「その9」
冬頭さんを中心に描かれる、乙女の戦いの物語――
ああ、しかし遅刻とは!なんと勿体ない!
最後に兵動さんが冬頭さんに話しかけるシーンがグッとくるだけに……嗚呼!
「その10」
最初の舞台説明から早くも漂うケオスの気配。そしてそれは紛れもなく本編にも反映されている!
ああ、しかし遅刻とは!なんとざんねんな!
これが完成していればユーモア賞は君のものだった!すまねえ!
- 営業していない店から商品を盗み出すのは果たして万引きといえるのだろうか?
- 【その1】
SSとTRPG(?)を融合させた意欲的な作品だったと思います。ダイス目によって筆者自身が展開に振り回されるであろうというのは、中々に難しそうだと感じました。
①上下中之
出落ちに始まり、敵役として中堅~やられ役まで柔軟にこなしていた。
活躍する彼が好きかやられる彼が好きか登場しない彼が好きかは読者によって分かれると思うが、私はその5で普通に諦める姿が好き。
②
住吉弥太郎
焼きそばパンの争奪戦に、ただの広範囲殲滅能力を送るという選択にまず乾杯。実際多くのSSにおいて、マクロな大規模災害と、ダンスでのミクロな戦闘力という形で華を添えてくれた。
③
千倉 季紗季
格好良い戦闘技能とえげつない能力をほのぼのした関係で包んだ見事なPC。実際カワイイ。あくまで通常戦闘員なのでシナリオには関わってこないが、その7では素晴らしい活躍だった。その7では素晴らしい活躍だった。
④
仕橋 王道
ラスボス化するセナ。プロローグが秀逸。シナリオ的にも戦闘力的にも、PCの中では一番強キャラだと思ったが、案外そんなことはなかったか。
能力が限定的で面白く、普通のダンゲロスでも見たい。
⑤
パン崎努
キャラ説が出落ち! 作者の技量も相まって、活躍するSSでは凄まじいキャラの強さを見せてくれた。
こいつは本当にずるいね。
⑥兵動惣佳
多くのSSで最終的に美味しい所をかっさらっても問題ない立ち位置の良心枠として、健気枠として期待された以上の役割を果たした。
しかし、こういう子がサバンナったりジュブナイルったりしないのはダンゲロスとしてはやはり物足りないのでは?
⑦
臥間 掏児
学外外道枠として、なんとなく序盤に活躍する印象が強かった。
性格が明確なので案外扱いやすいのかもしれない。パンツを奪ったのはよくやったと思った。よくやった。
⑧
舟行 呉葉
保有する設定において圧倒的な立場の強さを示した。
戦闘OK色気OKコメディOKと幅広い性能を見せる一方で、シナリオに入れた時点で焼きそばパンの格が下がると言うハンデを背負わせる、敵対作者に対し非常に攻撃的なキャラクター造形。つよい。
⑨
冬頭美麗
投入した時点で+3人の描写を必要とする敵対者泣かせ。
タイマンならいざ知らず乱戦だし、俺が作者だったら絶対出していなかったと思うがみんなすごいですね……。
本人はこれで意外と常識人枠なので強く生きて欲しい。
⑩
闇雲 希
ザ・トリックスター。
本人の文体を含め、とりあえず状況をカオスにすることに掛けてぶっちぎりの性能を誇り、その通りの活躍を果たした。
こういうキャラが一人いるといないとでは作劇の幅が大きく変わる(気がする)。よく頑張ってくれました。
- その1→最初読んだ時は本当に意表を突かれて一票を投じようと思ったんですが、二度目読んだ時に、やはりアイディアの奇抜さは認めつつもこれが勝つのはどうか?と思い、申し訳ないですが票は入れませんでした。
でも本当にアイディアは素晴らしかった。
その3→非常に笑ったし、魅力的な世界観のSSだったんですが、やや自分にはついていけないところがありました。そのため、投票対象にはなりませんでした。
その7→
その5とどちらに入れるか最後まで悩みました。NPCを含めてすべてのキャラを扱った手腕には驚嘆しましたが、やや冗長なのは否めなかったかなと思う。特にヒュドラのくだりはやりたいことは分かりつつも、もう少し削れる個所だった気も。
それと勝者が最後まで分からなかったのは面白かったですが、その分自分のキャラへの描写が他のSSに比べてやや劣っていたかな……と思います。
その2、その4→面白かったですが、焼きそばパン争奪戦でない点かた投票せず……。
- 感想を書いていると投票でも遅刻してしまいそうです。(現在19時59分)
最終更新:2015年05月16日 22:56