鬼姫 殺人
■キャラクター名:鬼姫 殺人
■ヨミ:オニヒメ アヤト
■性別:女
■武器:
■
アルカナ:正義
特殊能力『T・B ”トラウマ・バック” (心的外傷過剰ストレス追体験症候群)』
鬼姫殺人と鬼姫災禍が過去に経験した壮絶・凄惨な出来事を、広範囲の人間の脳にトラウマとして記憶を上書き(改竄)し、対象となった人物は恰も自身が凄惨な出来事を体験したと錯覚し、脳を混乱させ精神を錯乱・発狂させ破壊する事が出来る。
本来、この能力は殺人の経験したトラウマを対象者に記憶の上書きと追体験させるだけであったが、タロットカードの亡霊『鬼姫災禍』が生前と死後に体験した記憶(データ)も殺人の能力暴走時(
プロローグ参照)に組み合わされた様で、以前より能力の威力は上がっている。
能力性能上、効果は人間(生命体)にしか通用しない。無機質なロボットや生体ユニット(脳)を持たないサイボーグやアンドロイドも効果を与える事が出来ない。また、この能力を発動する際に殺人にもトラウマを呼び起こす必要が有る為、連続しようは脳と精神に莫大な負担を掛けるため控えている(連続使用を出来ないとは言っていない)。
連続使用する場合は1回目の威力が100とすれば2回目の威力は50、3回目は25以下となり、威力は限りなく下がってしまうが自身の負担だけは掛かってしまう。
また、能力効果の分類上”精神攻撃”になるため、精神力の強い相手には100%を放っても精々酷い眩暈を起こす位で致命傷にはならない。
設定
妃芽薗学園に在籍してた『転校生』鬼姫災禍の右眼を媒体に、秘密結社”十束学園”の人工魔人生産計画により創られた複製魔人(クローン)の少女、十束学園の非人道的実験の被害者であり研究員や幹部複数名を殺した加害者でもある。
十束学園在籍時はNo13(じゅうさん)と呼ばれていた、彼女を含め”No's(ナンバーズ)”と呼ばれた姉妹達が存在してたが、とある実験で殺人を除く全員が死亡してしまい、その事も含め拷問染みた実験等がトラウマとして彼女の心を蝕んでいる。
殺人は、自身を残酷な運命に導いたオリジナル(鬼姫災禍)に激しい憎悪を抱いており、十束学園卒業後はオリジナルを捜す旅に出る。
幾つかの並行世界を渡り、現在の世界では姫代学園に在籍しており、そこで自身と同じ創られた存在”人口強化魔人”の『x(キィ)』と出会う、彼女と一緒に居る事でそれまで孤独だった殺人は安心したが、それと同時に自身の存在意義となる『オリジナル抹殺』に迷いが生じてしまう。同じ生い立ちの彼女との生活と自身の存在意義の板挟みで殺人は揺れ動く。
そんな最中に起こったタロットカード事件が殺人を追い詰めていく。
一人称は”俺達”で、これは死んでいった姉妹達と一緒に生きて行くと言う殺人なりの決意、覚悟の現れであるが、同じ人工魔人であるキィの前では”俺”に変わる。
容姿的特徴としては、同年代の女子よりやや高めの身長と、長い黒髪を一つ纏めにしており、服装は姫代学園の正式シャツに時代錯誤のヤンキー長スカート、龍の刺繍があしらわれたスカジャンを身に着けている。
バイク好きで愛車はGSX1300R『隼』、漆黒のライダースーツやライダースジャケットを着用し走らせているが無免許である。
十束学園の出来事で性格は歪んでしまい、かなりの根暗で鬱傾向、怒りっぽくて少し我儘だがキィには優しいらしい。
願い
『鬼姫災禍を打倒し、鬼姫殺人と言うオリジナルの存在になる』
最終更新:2020年09月28日 00:19