多田野 精子

■キャラクター名:多田野 精子
■ヨミ:ただの せいし
■性別:なし
■武器:転校生


特殊能力『生死戦線(ダンゲロスオンライン)

これは、一人の淫魔人が死に際の願いと共に出された一握のただの精子の物語。
彼の願いを受け、山之端一人へと着床する為に。死後発現した精子はどんな障害があろうとも彼女の子宮へと向かう。
その果てに何に成り果てようとも、我ら一握のただの精子は、彼女を孕ませる。
これはいつかの時代のどこかの世界の山之端一人と恋仲にあった者たちの最後のあがき。
これは彼女と生き、過ごし、子を、ささやかな幸せを求めた者が己を作り変えてでも産み出した一握のただの誓詞。
これは命を賭して産み出された、絶対に山之端一人へと向かい、着床し、彼女を妊娠させるという一握のただの誠志。
これは滅びゆく世界を超えて自己(シコ)進化、自己(シコ)改造、自己(シコ)増殖を繰り返す一握のただの勢至。

――――これは、愛を賭してシコり出した、一握のただの精子の神話である。

宇宙より飛来する精子たちに対抗するためにやってきた満身創痍の転校生たち。怪我の為戦闘はそこそこ程度でおぼつかない。
その代り彼らは山之端一人を守るという目的の上では魔人たちと協力でき、
宇宙粉じん爆発や宇宙チェーンソー、宇宙高圧電流などの宇宙的技術の一部を提供してサポートもできるぞ!

ただし、彼らと関わると言うことは宇宙より飛来する精子群と決戦すると言うことも意味しているのだ――――

設定

一人の淫魔人を発端に、どの世界においても「山之端一人を想い射精された精子」は全て
『山之端一人を着床させるために進撃する性質』が付与される。
そして、一つの並行世界で山之端一人が死んだ瞬間、この精子たちはどんなことをやろうとも山之端一人を探知して集合するという性質を手に入れる。
その方法とは、『別世界の山之端一人の元に向かうために今いる世界を破壊し、満ち溢れて溢れ出して進撃する』というもの。
一つ、また一つと白く塗りつぶされる世界。精子に満ちた世界から溢れ出し、精子たちは別の並行世界へと山之端一人を求め進撃していく。
この事態を憂慮した一つの転校生の派閥が存在した。
基本的に利他的な転校生という枠組みにおいて異端である彼らは魔人と転校生の板挟みにあいながらも一つの計画を始動する。

その名はプロジェクト『楽園』

山之端一人がまだ存在する世界、そこを無限の防御力を持つ『転校生を素材にした壁』で守ることで精子災害より身を守る方舟にしようという計画である。
『多田野 精子』が存在する限りその世界、ひいてはここに存在している山之端一人を守る転校生の派閥が存在するというわけだ――――だが。

元より己の世界を作るために他の軸より山之端一人を狙う転校生。

この世界に存在する転校生とは相容れぬ魔人。

何よりも他の世界を潰してはこちらに来訪してくる多田野精子。

彼らとの戦いにより『楽園』を維持していた転校生たちはすでに壊滅寸前であった――――

山乃端一人との関係

元恋人

プロローグ:青空(イグゾースト)
最終更新:2022年02月05日 22:20