山居 ジャック
■キャラクター名:山居 ジャック
■ヨミ:ヤマイ ジャック
■性別:男性
■武器:持たない
特殊能力『ハナサナイカラハナサナイカ』
10メートル以内にいる人とジャックとの間で、お互いがどんな状態であれ会話ができる。
設定
19歳。もとは南米の貧しい国の出身。アジア系で痩身、身長168cm。
彼の故郷に立ち寄った日本人医師・山居直助は、ジャックが患っていた病が新種であることを発見。
同じ病に侵されたジャックの両親を看取った直助は、彼らに託されジャックの養父となった。
それには病の研究という側面もあったが、ジャックと直助は決して冷めた関係ではなく、お互い深い思いやりを持っていた。
しかし、日本での治療もジャックの病を完治することはできずに数年が流れた。
2年前の冬、ジャックの体調が悪化し、もう駄目かもしれないという夜があった。
その頃、東京では大量の殺人鬼による事件が連日報道されていた。
彼は祈った。自分の病のことよりも、ただ純粋に、世界の平和を。
峠を超えたとき、彼は能力に目覚めることになる。
だが彼が魔人になろうと関係なく、病は彼の体を蝕んでいく。
ただ、魔人になったことで、怪我などの外部からのダメージに対しては異常に頑丈になった。
59歳、非魔人。中肉中背。凄腕の内科医で、かつてはいくつもの難病の治療法を確立したが、今はひっそりと自身の診療所を営んでいる。
とても穏やかな性格だが、聴診器を握ると言動はそのままに底知れぬ気迫を放つ。
山乃端一人との関係
山乃端一人は直助の親戚であり、山居医院に住み込みで働く29歳の看護師。非魔人。
もとは神社の娘で跡を継ぐよう望まれてたが、「祈りでは人は救えない」と家出した。
山乃端神社は奇妙なことに和洋折衷の神社である。代々受け継がれた銀の懐中時計だけは一人も気に入っており、家出の際に持ち出した。
時計のせいか、山乃端の血か、一人は不運に見舞われがちなところがある。
一人もまた、ジャックと直助を家族同然に思っている。
最終更新:2022年02月06日 22:21