アンジェリータ

概要

T・ロマーノ作詞、M・ミネルビ作曲のあるひとりの少女を扱った歌。舞台は第二次世界大戦中のイタリアで起ったアンツィオの戦いで、イタリア軍が敵をめざしていたところ、ひとりの幼い少女を発見したのが始まり。その子は自分を見つけて助けてくれた軍の兵隊さんに懐き、過酷な争いの最中であると理解していないが故の無邪気な姿に皆も和まされていた。ところが、その少女は途中で銃撃に巻き込まれ命を落としてしまう。戦争の残酷さとその悲惨さを歌った作品。

音源

1965.01.20 キングレコードより

B面は訳詞:あらかはひろし、作曲:M・ドニダの『アモーレ・ミオ』。編曲はどちらとも服部克久。3番の歌い方は後年の音源に比べてあまり変化していない。

1977.08.01 ポリドールより

LP『ゴールデン・ダブル・デラックス』に収録。3番の歌い方は歌詞を意識したものになり、静かに歌っている。編曲は引き続き服部克久。
最終更新:2024年08月05日 11:43