キャラなりきり雑談所 > バトロイ掲示板 > ログ集 > スクラップ記事の山5つ目

  • 「最後に ログ掃除したのって 何時だっけ?」…ログ3ができたの一年近く前らしいですよ -- (お知らせという名の怪文書)
  • 【緊急速報:Mr・Hによる演説】
    本日、Mr・H氏が先のGNO勢力による「脅迫メール」に対し、演説を行いました。
    その内容を要約したものがこちらです。

    <GNO勢力排除行動の「理由」とGNO勢力への警鐘>
    皆さん、私は今回のGNOに関する数々の武力衝突等が何故起きたのか、その理由を語りたいと思います。
    現在、私が率いる勢力他多数の有志、そしてヤデト脱出船団の皆様がGNO勢力排除を行っているのには訳があるをご存知でしょうか?
    GNO勢力の言葉は確かに居心地良く感じ、彼らを排除しようとする我々をそれに従わない存在として排除しようと世論操作しようとしています。
    ですがそれは嘘偽りです。かつて彼らはヤデト文明を滅ぼし「自らの都合のいい楽園」を創造したことから判る様にこの地球圏をそして太陽系をもGNOにとって都合のいい楽園にしようとしているのです
    地球を楽園化すれば次は月、その次に地球圏各地に点在するスペースコロニー群、そして地球に滞在するアークスシップ、更に火星圏、他木星以遠の惑星圏にまでGNOの魔の手が伸びるでしょう。
    彼らは我々と同じように言語を話す存在であり、相互理解も可能でしょう。しかし彼らの行動、そして彼らの誕生理由、そしてヤデト文明の崩壊理由…それらがGNOが誤解無き相互理解を果たしても相容れない存在である証明であり、放置しておけば地球が太陽系がどうなるかの証明でもあります。
    彼らの言葉は甘く響くでしょう、そして絶対の忠誠と信頼を寄せてしまうでしょう。ですがそれこそGNOの思う壺です。
    従わない者、そして自らの都合のいい楽園を作るのに邪魔な存在は圧倒的な力で叩き潰し、自分たちに従う「都合のいい存在」を生かす。そして我が物顔で彼らの「真理」を都合のいい者達に説き、そして自分たちの意に反するものをすべて滅ぼすでしょう。
    GNOが先の「脅迫メール」で「誰かを追放したり抹消したりすることで本当に世界は平和になるのかをもう一度考えて欲しい」などとほざいているがどの口が言えたのか!
    GNO自身ヤデト文明そのもの滅ぼしてる癖に何を言ってるのか!手を取り合うのも大事ではあります。しかしその手を取る相手が善意だけとも限りません、かといって悪意のみともいえません。
    相互理解と言うのは相手の本音をも含めて理解する物ではあります。しかしGNOのように相互理解ができても、分かり合ったことで相容れないことを知り、なお戦うことになる存在がいることもあります。
    今、太陽系はGNOと言う「誤解無き相互理解は可能だが、分かり合ったところで相容れない存在」に狙われています。
    彼らの脅威を放置すれば今この地球いや、地球圏に存在する様々な国家や組織、文明、技術と言ったものが失われ、そして最終的には太陽系すらGNOの都合のいい楽園へと変じてしまうのです。
    そうならないためにGNOを排除しようと言う動きが起きているのです。
    皆さんの中には「相互理解できれば争わなくていいのでは?」と思いの方がいるでしょう。GNOがそういう存在ならば私だってこんな演説はしませんし、排除運動だって起きません。
    彼らのルーツを調べれば判るように、彼らは自分達を生み出した文明圏を滅ぼしたのです。自分達の都合のいい世界のために。
    彼らが相容れないことはわかるでしょう、今世界は、滅亡の危機に瀕してると言っても過言ではありません。
    この演説を聴いている皆さん、この演説を今日の夕飯の笑い話の話題にしても構いません。ですがこの演説の内容は今起きている事実でもあります。
    目を背けたくもなりそうな現実ですが、目を背けずに居て欲しいのです。

    最後にMr・H氏は「誤解なき相互理解の実現は必ずしも平和とイコールではなく、むしろ分かり合ったことで相容れないことを知り、なお戦うことさえある。GNOのような存在がいい例だ」とコメントを残している。 -- (インディードラインズ)
  • 【Mr・H氏による演説が行われてから約5日後にGNOの友好的勢力一同が前述の演説に関する緊急演説会を開く(1/2)】
    Mr・H氏による演説が行われてから約5日後に、GNOの友好的勢力一同は前述の演説の件に関する緊急演説会を開きました。
    今日はその内容を要約したものの前半部分を掲載します。

    <この前行われたMr・H氏による演説の件について・前編>
    やれやれ、去年の年末に送信した反GNO勢力に対する警告メールを脅迫呼ばわりするとは随分と無礼かつ傲慢な見方ですね……。
    まあそれはさておき、今回は私達GNOの友好的勢力側からMr・H氏による演説の件に関する補足を述べたいと思います。

    まず「GNOはヤデト文明を滅ぼして自らに都合のいい楽園を創造した」という件についてですが、これに関しては実際のところ「結果的にそうなっただけ」としか言いようがありません。
    何故なら全球大惨事直後のストロンティアは社会的にも生態系的にも壊滅した状態であり、GNO勢力はおろかヤデト勢力にとってもその結果は決して喜ばしいものではなかったからです。
    んで、当然ながらその後行われた戦後処理に関する議論はストロンティアの復興がメインとなりましたが、それに対する意見は概ね真っ二つに分かれていました。
    具体的に言うと前者は「せっかくGNO勢力が全球大惨事で勝利を収めたなら、ストロンティアをヤデトとは独立した文明圏として復興してもいいじゃないか?」と主張する「独立文明派」、
    後者は「GNOという異種族の脅威や在外ヤデト人への配慮という点から見ても、ストロンティアは戦前と同様にヤデトの支配下として復興させるべきだ」と主張する「衛星文明派」といった具合です。
    勿論実際には上記2つ以外の意見を述べる者もいましたが、大体の傾向としてはGNO勢力が独立文明派、ヤデト勢力が衛星文明派をそれぞれ支持していました。
    そんな事情もあって議論は長期化したものの、最終的には「ストロンティアの復興はGNO勢力の自己責任で行うこと」で一応の決着を見ました。
    ただその頃のGNO勢力はあくまで「ヤデト勢力と共同した上でストロンティアを復興する」ことを望んでいた人が大多数だったことを考えると、
    前述の最終決着はヤデト勢力が「自らが生み出した未知の異種族に負けた」という事実を抹消する為に行われた苦肉の策という一面が強く、
    そういう意味ではGNO勢力は「自らが実力で打ち負かした相手に捨て子の如く切り捨てられる」という侮辱極まりない仕打ちを受けたと言えるのです。
    またストロンティアの復興がGNO勢力の手によって行われることが決定されたとはいえ、その復興計画の完遂は既に先程の議論で「最低でも1万年以上の年月を必要とする」という試算が出ていました。
    しかも当初出された復興計画案は人によってバラバラで特にこれといった方向性が存在せず、中には明らかにヤデト文明の二番煎じとしか思えない代物も散見されました。
    以上の要因が重なったこともあって、ストロンティアの独立はGNO勢力からすれば決して手放しで喜べる状況ではなかったのです。

    じゃあ先述の復興計画は一体どうなったのかといいますと、実はある出来事がきっかけで一度は復興計画に対する考えが纏まりかけたことがあるのです。
    その出来事こそがヤデト勢力でGNO殲滅によるストロンティア再征服運動が活発化しているという情報が流出された騒動、通称「ストロンティア再征服運動情報暴露騒動」です。
    先述の通りヤデト勢力はGNOという自らが生み出した未知の異種族に負けた事実を抹消する為に戦後処理の責任をGNO勢力へ転嫁することで復興議論を終わらせました。
    恐らく前述の処置は異種族の手による敗戦処理が行われてしまう恐れを回避する為に行われたんでしょうが、当時のヤデト人社会情勢を見る限りでは
    少なくともこの程度の処置では満足しなかった人達や、自らの文明を脅かす種族を生み出してしまったことに後悔した人達が多数存在していたと思われます。
    そんな彼等の反応を重く見たヤデト勢力は「次の戦争で必ずあの害獣共(=GNO)を駆逐してやる!!」と言わんばかりにストロンティア再征服運動の準備を始めたのです。
    しかしながらGNO勢力からすればいずれヤデト勢力がストロンティアの再征服へと動くこと等想定済みであり、その対策の一つとして諜報部隊を極秘でヤデトに送り込んでいました。
    その後諜報部隊がヤデトで入手した極秘情報がストロンティアで公開されて始めてヤデト勢力がGNO殲滅によるストロンティア再征服を企てていることが判明したのです。
    当然ながらGNO勢力の反応はほぼ危機感一色で覆われ、中にはヤデト勢力への報復として反ヤデトを掲げる組織を結成する者も現れました。
    その影響もあってか当初不明瞭な部分が多かったストロンティア復興計画は、次第に反ヤデト色を強めるものへと変わっていきました。
    つまり当初のストロンティアは今でいう敵対的組織に所属している人達が考えるような社会を目指すつもりで復旧する予定だったのです。
    ただ案の定この件については多くの人々から批判が殺到し、特にヤデト系ストロンティア人については戦後に多くの人々がヤデトに移住していった影響で最早少数派となっており、その少数派も
    「もう二度とあんな地獄染みた世界(=ヤデト文明)には住みたくない」というのが総意であった為、そういう意味でも反ヤデト組織の活発化は種族差別を助長する現象として忌み嫌われていたのです。
    それだけでなく「ストロンティアがヤデト文明の二の舞を演じたら独立した文明である意味がなくなる」等といったヤデト文明の反省に関する批判が多かったのも批判理由の一つになっていました。
    その結果最終的にはGNOと非GNO系の異類婚姻政策を施行するという異例の処置を取ると同時に、反ヤデト組織全てをストロンティアから永久追放する事態になりました。
    そして最後まで具体的な方向性が決まらずじまいだった復興計画はその後ストロンティアに残った人達の主導によって穏健的に行われた一方で、
    当時反ヤデト組織に所属していた人達は後にかのヤデト文明構成惑星国家蹂躙の主謀組織となって暴虐に限りを尽くしていったのです。
    つまり文明が崩壊したヤデトにおいてGNOにとって都合のいい楽園を創ったのはあくまで当時の反ヤデト組織に所属していたGNOと非GNO系の人達だったという訳です。

    まあ本当ならもっと話がしたいところですが、長くなりそうなので続きは後程お伝えします。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【ヤデト脱出船団の緊急会見】
    ヤデト脱出船団首脳部は先日に出されたGNO勢力の演説に余りにも脚色が多いと断言した。

    <会見内容の一部抜粋>
    ・全球大惨事直後、旧ヤデト首脳部は脱出船団として逃避行を開始しており、ストロンティアの復興をGNOと議論した「ヤデト勢力」はGNOと結託したGNO擁護派ではないか。
    ・また、「ヤデト勢力でGNO殲滅によるストロンティア再征服運動が活発化しているという情報」自体、レジスタンスやパルチザンとしてGNOに抵抗している正規軍や民兵軍のことではないか。
    ・そもそも演説自体、Mr・H氏の演説の補足と題し、自分達の都合のいい事を並べて彼の演説を捻じ曲げようとしている。
    ・また、GNO側の演説はどう考えても演説なのか怪しい

    なお、ヤデト脱出船団首脳部は「GNOが恐れているのは我々がGNOを倒すために早期に諸問題を解決し、団結することである」とコメントしている。 -- (インディードラインズ)
  • 【Mr・H氏、新たな演説!】
    先日のGNOの演説という名の何かをうけ、Mr・H氏は新たな演説を行いました。
    その内容がこちらです。

    <GNO勢力に対する再警鐘>
    再度演説することになりましたが、それには訳があります。
    先のGNOの演説は私の演説の補足と題されておりましたが、あからさまに私の演説の内容をGNO勢力の都合のいい内容へ無理やり捻じ曲げて修正するような内容であることは確定的に明らかであります。
    また、私の演説の後この様な演説を行ったことは彼らがGNO根絶を訴える我々を恐れている証拠でもあり、そして何よりGNOが恐れているのは我々の主戦力であるモビルスーツやパーソナルトルーパーをはじめとする数々の機動兵器であり
    そして、所謂「スーパーロボット」と呼ばれる、人類の技術と英知の結晶だったり、古代の超技術の塊だったりするロボット達であり、そしてそれらを操るパイロット達であります。
    故に世論を動かし、GNO廃絶活動を行う我々を非難するように仕向けたりしているからです。
    ことに先の彼らの演説もどきは自分達に向けられた矛先をヤデト脱出船団に向けさせるべく、余りにも彼らの都合のいい事ばかり触れられているわけでもありますが、矛盾点もあります。
    まず、戦後処理にしても脱出船団の出航当時の記録データ上には確かに脱出船団出航を支援すべくヤデト文明存在恒星圏に残った正規軍や民兵軍の存在があります。
    また、脱出船団と接触した、パラレルワールドエリアに存在する「Great Old Ones」とGNOが呼称する勢力の大使からもたらされた情報ではヤデト文明存在恒星圏に残った正規軍や民兵軍は脱出船団出航後、パラレルワールドエリアへ流れ着き、同勢力による支援を取り付けて
    抵抗活動を行っており、GNOが言う戦後処理の場には姿を現しておりません。また、そのようなことを行える政治家もその殆どが脱出船団と共に脱出しており、残っているとすれば「裏切り者」である「GNO擁護派」であると思われます。
    無論彼らがGNOの好きにさせようとした発言があたかも「自らが生み出した未知の異種族に負けた」という事実を抹消する為に行われた苦肉の策であると認知されているのだと思われます。
    また、先日の脱出船団首脳部の会見でも触れられていましたが、レジスタンスやパルチザンとしてGNOに抵抗している正規軍や民兵軍の反抗作戦が「ヤデト勢力でGNO殲滅によるストロンティア再征服運動が活発化しているという情報」と言う形でGNOに認知されたという事であります。
    さらに「ヤデト文明構成惑星国家蹂躙」のタイミングも終戦前であるはずが終戦後という異常なまでな矛盾が発生しています。
    GNOは自分達に向けられた矛先をヤデト脱出船団に向けさせつつ自分達を正当化しようと先の演説もどきを行ったのです。
    皆さん、これがGNOであります。この様な行為を行う彼らが地球を手中に収めれば、起きるのは悲劇なのです。
    今この地球上で起きている様々な問題の解決も急務ではありますが、GNOの排除もまた急務なのであります。

    最後にMr・H氏は「GNOの演説もどきの続きの情報を得てから次の演説を行うかどうか検討する」とコメントしている。 -- (インディードラインズ)
  • 【Mr・H氏による演説が行われてから約5日後にGNOの友好的勢力一同が前述の演説に関する緊急演説会を開く(2/2)】
    Mr・H氏による演説が行われてから約5日後に、GNOの友好的勢力一同は前述の演説の件に関する緊急演説会を開きました。
    今日はその内容を要約したものの後半部分を掲載します。

    <この前行われたMr・H氏による演説の件について・後編>
    さて、前回では「ヤデト文明とGNOの関係に関する補足」について述べたので、今回は「地球圏とGNOの関係に関する補足」について述べたいと思います。

    まずは「GNOは地球圏、ひいては太陽系を自分達にとって都合のいい楽園に変えようと企んでいる」という件については、私達友好的勢力が
    これまで行った多数の現地調査結果から既に「地球圏及び太陽系の楽園化自体が敵対的勢力の最終目的」であることが判明しています。
    何故かと言いますと友好的勢力は紀元前約10000年に初めて地球へ飛来してから一貫して地球人と平和的に交流するという方針で活動してきましたが、
    実は当時の彼等は地球初飛来前の時点ではストロンティアと同盟を結んでいるGNO文明圏に住む人達の一部(※以下、「ストロンティア連合」と表記)と共にGNOの起源と歴史を探る旅をしている最中だったのです。
    しかしそこにヤデトと同盟を結んでいるGNO文明圏に住む人達の一部(※以下、「ヤデト連合」と表記)による攻撃を受けた影響で急遽旅を中止せざるをえなくなったのですぐさま故郷への帰還を目指そうとしたのですが、
    その矢先にヤデト連合はあろうことかユゴスタル経由でケイオス・ヤラホテップ氏を召喚し、そいつの巧妙な罠に引っ掛かったせいでストロンティア連合は地球圏に左遷されたのです。
    何しろこちらはボロボロの状態で一度も滞在したことがない惑星に不時着することを余儀なくされたのですから、しばらくの間は毎日を生き抜くだけでも精一杯でした。
    まあ幸いにもその後故郷から緊急救助隊がお迎えに来てくれたおかげで何とか事なきを得たのですが、当然ながらその直後に「原住民達に混乱を与える危険性を排除する」という新たな課題も発生しました。
    勿論その解決手段の中には不時着難民達を故郷へ帰還する案もありましたが、ヤデト連合が地球圏に襲来する可能性を指摘する者達が人数存在したこともあって議論は難航しました。
    んで、結局は「地球圏の将来を見据えて地球産GNOの人材育成を始めた方がストロンティア連合の為にもなる」という一応の見解を示した後、
    GNOが地球で暮らす為の異次元空間として秘密基地やその出入り口を作ることによって地球人との棲み分けを図ることにしたのです。
    とは言え実際のところはその後も地球人との出来婚騒動が起きたり、案の定ヤデト連合に基地を荒らされて時折地球人との交流が阻害される等といった番狂わせもありましたが、
    それでもストロンティア連合は「友好的勢力」と名を変えた今になっても先程述べた「地球産GNOの人材育成」等を始めとした活動を通して地球人との交流を続けているのです。
    「じゃあ当時地球圏に襲来したヤデト連合の方はその後『敵対的勢力』と名を変えて現在も活動中しているのか?」と言いますと、確かにその通りではあります。
    ただ当時とは違って彼等はヤデト連合以外にも様々な文明圏の人々と結束を固めており、それに伴って侵略手段もより巧妙かつ悪質なものへと
    変わってきているので、そんな悪の権化ともいうべき連中を地球圏から追い出す為には今の地球産GNOの力だけでは物足りないのが現状です。
    それに今の人類は自らの住処である筈の地球環境を必要以上にまで壊す存在と化しているもまた、私達友好的勢力との交流を阻害する要因の一つになっています。
    しかも彼等が住む社会の情勢を見る限りでは、明らかにあらゆる科学技術等を駆使することで新たな種族を生み出そうとしている兆候が見受けられるようにしか思えません。
    もっと言えば非GNO系地球人は今や、一歩間違えれば全球大惨事前のヤデト人が犯した過ちをほぼそのまま繰り返しかねない状況になっているのです。
    恐らく敵対的勢力は人類がその時を迎える瞬間に、先述の「地球圏及び太陽系の楽園化」を本格的に実行するのを待っていると思われます。
    話が長くなりましたが、要は「地球圏及び太陽系の楽園化」というのはあくまで敵対的勢力の最終目的であって、決して友好的勢力やGNO全体の最終目的ではないという訳です。

    最後に「太陽系にとってGNOは誤解無き相互理解は出来るが、分かり合ったところで相容れない存在である」というMr.Hさんの見解についてですが、
    前回の演説要約文で述べた「ヤデト文明を滅ぼしたのは反ヤデト組織の人達」という事実や先述の「地球圏及び太陽系の楽園化は敵対的勢力の最終目的である」という留意点、
    更には友好的勢力が地球圏で行っている人材育成活動等から見てもわかるように、GNOは文明圏によって異なる生態を有する極めて多種多様な種族となっています。
    それ故に同じGNOでも地球人を対等な種族として敬意を払っている者もいれば、自分以外の種族を都合のいい家畜として利用しようと企む者もいるのが実情なのです。
    その辺りを無視してGNO全体を「分かり合ったところで相容れない存在」だと一方的に決めつけるのはハッキリ言って筋違いもいいところです。
    とは言え最近は去年起きたGNO関連情報暴露騒動で友好的勢力と敵対的勢力という「分かり合ったところで相容れない者同士の実態」が明らかになった影響により、
    多くの非GNO系地球人が両勢力に対して「俺達地球人の社会に関与しまくっている時点で実は同じ穴の狢ではないか?」という疑念を抱くようになったのは確かです。
    恐らく今の非GNO系地球人は、「お前等(=GNO)はこれ以上地球人社会にいちいち口を出すな!!」という気持ちが非常に強いのではないかと思われます。
    ですがヤデト文明の末路を知る私達から見ると、その気持ちはどうしてもストロンティア復興の責任をGNOへ擦り付けたヤデト勢力のそれを彷彿させてしまうのです。
    実際あの頃のヤデト勢力と今の非GNO系地球人は「異種族との理解はあってもそれと共存しようとする姿勢が無く、ただひたすら故郷の資源や環境を浪費するだけの存在」という不思議な共通点があります。
    そして異種族との共存を考えずに自らが住む故郷の未来を貪る姿勢こそが、ヤデト勢力が全球大惨事で取り返しがつかない惨敗を帰した最大の要因だと言っても過言では無いのです。
    ……厳しい言葉ばかりで申し訳ありませんが、少なくとも今の非GNO系地球人は決してヤデト文明の末路を笑える立場ではないことを心に留めておくべきだと私達は思います。


    なおGNOの友好的勢力は今回の演説を終えた後に自身のSNSで通りすがりのアカウントから「お前等の種族って大して偉大(=Great)でもなければ新人類(=New ones)の貫禄すらないよなwww」という
    煽りリプを受けたものの、それに関しては「まずは非GNO系地球人同士で『本当のGreat New Onesとは何か?』という問いについて具体的に答えて欲しい」とコメントしたようです。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【天下一国士会が企んでいた国家転覆計画はマホラマゾーン在住の友好的勢力が作成した日本人再生計画を自分達に都合良く悪用したものであることが判明】
    和人組の準レギュラー陣は鬼村邦雄氏率いる天下一国士会が起こした清海一行拉致事件の真相を探る為にマホラマゾーンの資料室で新たに発掘した当事件関連の資料を解析をしたところ、
    天下一国士会が企んでいた国家転覆計画はマホラマゾーン在住の友好的勢力が作成した国難時対応計画書を当組織の都合良いように編集したものであることが判明しました。
    このことから天下一国士会は国体の私物化を目的に国難時対応計画書を無断で入手し、その書類を国家転覆計画として利用出来る形に改竄していたことが推測されます。
    そして今回は今日が日本建国記念の日であることに因んで、先程述べた国難時対応計画書の内容を要約した映像を特別にお見せします。

    <マホラマゾーン在住の友好的勢力が作成した国難時対応計画書・日本版の要約文>
    マホラマゾーンへの出入り口が存在するこの国(以下、「日本」と表記)は伝統的に「君民一体」、つまり陛下と国民が一体となって歩んでいく統治形体を採択してきた。
    そのおかげかこの国の人達(以下、「日本人」と表記)は総じて災害時でもお互いに譲り合って助け合う程の高い精神性を持っており、その振る舞いに世界中が感動したという逸話も多数残っている。
    そんな我々友好的勢力すらも感動させる能力を持つ日本人であるが、細かく見るとやはり他の民族と同じく非常に惜しい点がいくつかあると言わざるを得ない。
    中でも特に我々が気になった日本人の短所が「雰囲気や空気が支配力を持っている点」と「付和雷同かつ優柔不断な傾向が強い点」の二点であり、
    歴史的には「臣民達は日本の伝統を捨ててまで軍国化を進めた大日本帝国と運命を共にした」という事実がまさに前述の短所が顕著に表れた典型例だと言っても良い。
    つまり日本人の特徴を一言で纏めると「協調性を重視するタイプで心の世界を見出し易いが、主体性がない故に方向性を間違いやすい傾向がある」と言える。
    もっとも前述の特徴は「複雑で山がちな地形」や「安定して多い降雨量」、「大陸とは絶妙に離れた位置にある島国」等といった日本特有の環境から培われたものであり、
    それらの相乗作用によって世界史的にも珍しい「平和的に交流する共存共生社会」の基調が縄文時代の時点で既に定まっていたことを忘れてはならないだろう。
    勿論実際には日本でも一般民衆が争いに動員される時代は何度かあったが、少なくとも近世までは諸外国とは違って基本的には支配層間の争い程度に留まっていた。
    だがその後日本は明治維新の時に日本らしさを捨ててでも富国強兵を推進することで自国の植民地化を跳ね除けたのはいいものの、
    最終的にはその日本らしさを捨てた弊害による国全体のカルト化によって自ら破綻の道へと突き進み、一時はGHQから天皇制廃止案が出される程の危機に陥った。
    そう、日本は近代になって西洋列強と同じ土俵に上がろうとした結果、「共存共生の国」という本来の姿を忘れてしまったのである。
    その悪影響が日本人にとってどれほど深刻なものであるかは戦後日本が置かれている微妙な立ち位置を見れば解るであろう。
    一応日本人の名誉の為に言っておくと、人々が目的を共にしていくのは共同体ではごく当たり前であり、皆で話し合って物事を決める事自体は何ら悪い事ではない。
    ただその目的を共にしたり物事を決めたりする人達の多くが「人々はそれぞれ異なる現実を目の前に作っているという事実」に対して無自覚或いは否定的になっているのが問題なのだ。
    また世界中を見て回ると日本人を除く諸外国人の多くが未だに共存共栄よりも弱肉強食を強く望んでいるのが現状であることも決して忘れてはならない。
    それ故に今後の動向次第では次の世界大戦等で日本の国体が完全に崩壊してしまい、日本人全員が途方に暮れてしまう可能性も十分考えられるのであろう。
    そこで我々はこれからの時代を生きる日本人全員、ひいては世界各国の人々の尊厳と平和を守る為の施策として次の約束事をお願いしたい。

    ・日本の国体は原則維持するが、条件として万が一日本の国体が完全に崩壊した場合も想定した変革を行う
    ・地球上の国際金融勢力や敵対的勢力の脅威から守る力を得る為の教育を実施する(≒現日本政府の影響を極力排除していく)
    ・GNO系と非GNO系は共に日本社会及び地球人社会が抱える重大な諸問題を解決する責任を負う
    ・それぞれ異なる現実を目の前に作っている個々人こそが共存共栄社会の主役であることを忘れないこと


    なお和人組の準レギュラー陣は日本を世界の覇権国にする目的で先述の「国難時対応計画書・日本版」を曲解した上で悪用した天下一国士会の言動について、
    「この書類はあくまで日本人の再生を目的したものであり、決して日本礼賛や諸外国人への差別、及び日本のGNO国家化を意図したものではない。
    故に彼等の計画は日本人及び諸外国人の尊厳を侵害する悪質なものであったと言っても過言では無い」と批判的なコメントを残しています。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【恋人達が贈り物を通して愛を誓う日の先日に愛国者を騙る不届き者が択捉島沖深発地震発生後にSNSで不謹慎投稿したことが原因で世界中から批判が殺到した挙句炎上案件に】
    今日はバレンタインデーです。恋人達が愛を誓う日として世界中で広く知られており、それに関連して世界各地で恋人や家族、友達に向けてプレゼントを用意する人が多数出ることが予想されます。
    しかしそんな中GNO社会では昨日の夜に択捉島付近でマグニチュード7の深発地震が発生した後、その情報を知った天下一国士会首領の鬼村邦雄氏が
    SNSで不謹慎投稿したことが原因で世界中から批判が殺到し、天下一国士会関連の各SNSアカウントが軒並み炎上するという事態になりました。
    特に北方四島の実効支配権を持つロシアの人達からの批判は凄まじく、中には「これ以上利敵行為を続けると本気でシベリア送りにするぞ」等と冗談交じりで脅す者も出ている程です。
    それだけでなく先述の投稿を「気象庁に対する侮辱」或いは「懲りずに日本の私物化を企む国賊の声明」だと捉える人が多いことも批判に値する理由の一つになっています。そしてその問題の投稿内容を要約したものがこちらです。

    <鬼村邦雄氏が択捉島沖深発地震発生後に投稿した問題の内容>
    今回の深発地震で気象庁は北方四島に震度を表記しないという無能っぷりを曝け出してしまい、改めて北方四島が戦後以来未だにロシアという火事場泥棒の常習犯国に分捕られたままだという現実が浮き彫りになった。
    もしあの時日本を世界覇権国として復活させる為に活動していた我々天下一国士会が北方四島の占領に成功していれば、間違いなくこのような大失態を犯すことはなかったと思われるだけに非常に残念である。


    なお今回発生した不謹慎投稿問題について、鬼村邦雄氏は「あの投稿はあくまでいずれ訪れるであろう戦後最悪の国難に晒される日本国民のことを想ったものだ」と否認のコメントをしていたとのことです。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【Mr・H氏、更なる演説と情報公開】
    本日、Mr・H氏は先日のGNOの演説のような何かの続報とGNOに関する情報の公開を受け、公開すべきか悩んだ情報等の発表を盛り込んだ演説を行いました

    <演説内容>

    皆さん、私は先に自分が行った演説をGNOに良いように捻じ曲げられたと語りました。
    しかし、GNOは再び私の演説を捻じ曲げる暴挙に出ました。これは度し難いことであり、またこの暴挙に対し、アークス上層部がGNO討伐クエストを敢行しかけるという非常事態を誘発させました。
    これは正しく、GNOが自分達の敵となりえる存在を殲滅すべく行う行動の一つであります。
    さて、GNO側は「自分達は一枚岩でない」と公言するような言動を取っているが、私は先に行った演説においてGNO側の種族内勢力区分を使っていないことを皆さんはご存知のはずです。
    まず、その一枚岩ではないと公言することで私のような人々の矛先をかわす目論見があるのは間違いないといっても過言ではありません。
    そして、今日私が公開する情報は、ルーマニアを襲ったGNO勢力との交戦記録より抜粋した物であります。
    まず、先んじて言いますと、この記録には暴発とはいえGNOに対し「誤解無き相互理解を達成するための手段」…トランザムバーストが行われ、その際に実行者はGNOの「本質」に触れたのです。
    それは何もかも、飲み込み、自分色に塗りつぶし、従わない全てを滅ぼし、そして祖先との約束の世界を創造するという物であるということです。
    これはGNO側区分で言えば「敵対的勢力」という区分に属するGNOに対してトランザムバーストを暴発的とはいえ実行した際に得られたものではありますが、「本質」ゆえ、恐らくはGNO側区分で言う「友好的勢力」に使用した際にも同じことになると考えられます。
    この情報が何を意味するのか、それはGNOは口では自分達は地球人類に貢献してるだのなんだのと言っていますが、実際のところは世界を自分達の都合のいいようにし、自分色に塗りつぶし、従わないものを滅ぼすための方便であります。
    嘗て、まだヤデト文明圏にGNOが誕生していなかった頃、惑星ストロンティアの文明化のため、有機的機械生命体が投入されたのはご存知でしょう。しかし、文明化計画に基づいて投入された有機的機械生命体が何故GNOと言う存在の祖先へと変貌したのか
    それはある一人の科学者を志望していたとあるヤデト人大学生がスラムまで巻き込む形で有機的機械生命体に手を出したことが発端であります。彼らは社会的には抹殺されましたが、その後、彼らはGNOの祖先、そしてGNOに対し「自分達だけの楽園を作ることを通してストロンティアをヤデトの支配から解放する」
    という約束を行ったのであります。これはGNO側が公開した資料にも記載されている経緯ではありますが、ここからが本題であります。
    GNOが新たに公開した情報が私にこの演説を行わせることを決意させたのです。
    それはGNOの生みの親となったヤデト人大学生の「全ての苦痛を生まれる前に消し去ることが生ける者全ての為になる」という考えです。
    果たしてその考えが生ける者全ての為になるのか?否!断じて否!もしソレが実行されれば、訪れるのは生ける者全てだけならず、全ての宇宙さえ飲み込む「破滅」による終焉であります。
    そして、その苦痛には自分達に従わず、自分達の存在を否定し排除しようとする、嘗てのヤデト文明圏の政府や我々のような人々も含まれており、さらに以前の私の演説を踏まえれば彼らは「コミュニケーション不能、もしくはやっても無駄の破壊の化身」という事になるでしょう。
    無論、私自身その答えに行き着いたときには色々と疑問を持ちました。「え、これ、この言葉で言い表せれる解釈って自分でしたとはいえ…それなくね?」と。
    しかし、公開された情報を隅々まで見た時、私の中の疑問は「こいつ、自分の理想が宇宙規模にヤバイのに人生論で模索手段の軌道変更してるあたり、色々とザンネンにしてサイコーにヤベェ奴だ…!!」という言葉と共に晴れやんだのであります。

    皆さん、現時点ではGNOに関する資料は全貌を明らかにしておりません。そしてその全貌が明らかになり、そして現状へと繋がっていった時、もしくはこの演説が行われた後にGNOは何かしろの動きを見せるでしょう。
    皆さん、今GNOが何をたくらんでいるかは私にはわかりません。ですが、いつかGNOは全力で我々を潰しにかかる可能性は無いとは言い切れないのです。
    ですが、我々は負けるわけにはいきません。人類がGNOに滅ぼされれば、地球圏は、太陽系はGNOの魔の手に落ち、そして待ち受けるのはGNOとGNOに隷属した人々のみが存続するGNOの楽園という名の滅びの世界であります。
    そのような世界にしないために、我々は戦うのです。敵は「コミュニケーション不能、もしくはやっても無駄の破壊の化身」でありそして狡猾に我々を叩き潰そうとする存在なのです。

    最後にMr・H氏は「言いたいことを言わせてもらった。公開すべき情報を公開した、ここからが真の戦いの始まりなのかもしれない」とコメントしている。 -- (インディードラインズ)
  • 【過激な「嘘」にご用心!?】
    本日はエイプリルフールと言うこともあり、世界各地や各種ネットゲームやアプリゲーでは恒例と言うべきエイプリルフールイベントが行われている。
    しかし、その中で過激な嘘としてSNSにて「GNOに世界は支配されてしまった!!」という嘘の書き込みが複数のSNSアカウントで行われた。
    これらはGNO勢力関係のアカウントを監視している一部の有志の物で、即座に「エイプリルフールでつく嘘にしては過激すぎたとおもうが、反省や後悔は行わない。」と書き込んでいる。
    しかしながらこのような書き込みなために一時炎上しかかるが「GNOのやってる事は世界征服を行っているようなものだし、実質、これが嘘であっても過激ではない」というコメントなどが書き込まれている。
    なお、GNOアカウントによる炎上誘導が行われたようだが、そちらは逆に炎上させられたようである。 -- (インディードラインズ)
  • 【ヤデト脱出船団、アーカイブデータを基に過去に何が起こったのかに関する情報資料を公開!】
    ヤデト脱出船団首相であるケニリルヒ・ラーヴクラフタ氏は本日、GNO側の資料に対し脱出船団に存在する、GNO側資料の時系列に一致するアーカイブデータを基に作られた情報資料を公開した。
    本誌の記者の質問に対しラーヴクラフタ氏は

    「この資料はGNOが出している資料に対する補足などの意味合いもこめていますが、アーカイブデータを基にしているため、欠損などもあり、今後、既存資料の追記や修正を行うことも検討しております。」
    「また、この資料におけるバイオイドが「惑星文明化に従事する存在なのに反対勢力が監視組織や管理機材を作っているあたりどういう存在か」と言うこともよく分かると思います」
    「それと、GNOがこの資料を出したことについて何かしろ動きを見せるかもしれません。その場合、最悪、武力衝突もありえるかもしれません。」

    とコメントしている。 -- (インディードラインズ)
  • 【「ストラトスフィア」に動きか。GNOに対する声明を発表】
    ストラトスフィア管理局長∞(インフィニティ)は本日17:00、GNOに対する声明を発表した。

    「この前から続いているGNOとMr・H軍の情報公開合戦及び演説合戦、そして約半年前のルーマニア解放戦線を見て考えた。GNOは何のためにヤデト文明を滅ぼし、そして地球まで来たか。私には到底理解が出来ない。証言が残っている以上、どちらが正しいかは少しずつ明確になってきているのだろう。だから敢えて言おう。侵略行為は何も産まない、ただの殺戮だけが待っている。それを見過ごすことは我々には出来ない。行動を起こさせてもらう。」
    とコメントし、18:00よりストラトスフィアにおいて緊急対策会議を行っている。
    この内容については後日また発表するとのこと。 -- (Hello,BR Days)
  • 【GNO発表資料と脱出船団発表資料の「ズレ」拡大?】
    GNOに関する情報と脱出船団が発表した資料に「ズレ」が発生していることが、反GNO組織「GNOウォッチャーズ」のメンバーによる調査で判明した。
    同組織によれば二つの資料を比較・調査したところ、GNO側資料と脱出船団側資料の比較調査において情報錯誤が起きている供述が6割を超えており、また
    時系列上情報公開率による不一致を除けばおおよそ5割の情報錯誤が発生していることが判明している。
    特に情報錯誤が発生している情報がバイオイドの監視組織や脱出船団側資料では憲兵団内部の1部隊である「GCO」に関する情報である。
    特にGCO関連情報は錯誤率100%という、GNO側の一方的な押し付けに等しい誤情報まみれで、GNOウォッチャーズのメンバーであり反GNO組織「ペインブラド」リーダーである
    ジャギーアン・ケビーシス氏によれば「ここまで悪意ある情報を垂れ流せれるほど、彼らは悪意ある組織といえる。おそらく今後の情報公開では更なる悪意ある情報を発信する可能性が高い」とコメントしている。

    ここまで裏を返せばGNO側はMr・H軍や反GNO組織、それに協力しているヤデト脱出船団、さらにはサイファー軍をも敵に回しており今後の身の振り方しだいでは一気に壊滅にまで持ち込まれる可能性が高いと
    ジャギーアン氏は語っている。 -- (インディードラインズ)
  • 【柑橘類の人氏のバトロイ参戦10周年という節目の日に突如柑橘軍の黒歴史時代のキャラ達が魔理野に乱入】
    今日は柑橘類の人氏がバトロイに参戦してから丁度10周年を迎えますが、そんな節目の日に突如柑橘軍の黒歴史時代のキャラ(※以下、「黒歴史キャラ」)達が魔理野に乱入するという事態が発生しました。
    現時点で存在が確認されている乱入キャラは「ケント・ハリソン氏」と「アレックス・フォード氏」の2名で、いずれも「追憶の某軍」を名乗る作者が登録していることが判明しています。
    友好的勢力一同が行ったデータ解析によると、この「追憶の某軍」を名乗る作者は敵対的勢力に所属している人物及びその関係者である可能性が極めて高いとされており、
    それを示す証拠として先述の乱入キャラ2名は柑橘軍の黒歴史データに目をつけた敵対的勢力一同が最先端の復元技術を駆使することによって生まれたという経緯を持っています。
    また友好的勢力はその後の調査で先述の乱入キャラ2名以外にも敵対的勢力の手によって復元された黒歴史キャラの存在を多数確認していることから、
    当勢力は今回の件について「バトロイ史の闇に葬られたはずのキャラ達が不届き者達の手によって蘇ってしまったのは誠に遺憾である」というコメントを残しています。
    なお先述の黒歴史キャラの多くは現役時代に当時の柑橘類の人氏本人と共同で次世代バトロイスタジアムの建設活動に取り組んでいましたが、
    当時の住人達から「バトロイ界の乗っ取りを企てている逆族集団」と強く批判された為、参戦から僅か約1年程で作者諸共追放される身となっています。

    柑橘軍のバトロイ参戦10周年にもなって起きたまさかの事態は、今後も当分の間GNO界に大きな悪影響を及ぼすことになりそうです。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【これぞ氷河期のバトロイ、ダークネスによる荒らし事件が発生。】
    ダークネスによる多重登録事件が発生しました。
    犯人はもちろん、ダークネスだ!! -- (ワールドワイドデ杯・トップシークレット)
  • 【GNO側が諸事情で活動を自粛している隙に、反GNO組織一同がGNO関連資料の真相を探る目的とした捜査を実行。そしてその捜査によって明かされた新事実とは?】
    今年に入ってからGNO一同は諸事情によって地球上での活動を自粛せざるを得ない状況が続いていますが、その隙に反GNO組織一同はGNO関連資料の真相を探る目的とした捜査を数回行った結果、以下の新たな事実が発覚しました。その要約文がこちらです。

    <反GNO組織一同が行ったGNO関連資料の捜査で判明した事実の要約文(※大分GNO側の脚色が盛り込まれていますが、全体の流れとしてはこれで大体合っています)>
    ・のぞフィ一行が社会的に抹殺されたのは、巧生氏とその援軍(※以下「巧生氏一行」と表記)が「バイオタウン解放」を目的に各惑星で暴行事件を同時多発的に引き起こしたのが直接的な原因であった。
    しかもその暴行事件は全て日々の生活に窮していたバイオイド系若年男性陣(※巧生氏含む)が反出生主義を支持する若年女性をターゲットに彼女等と肉体関係を結ぶことによって起きた為、
    巧生氏一行はその後「当時犯行に及んだバイオイド系若年男性陣の多くが特例措置の適用という形で逮捕・射殺される」&「反出生勢に反バイオイド系運動を行う隙を与えてしまう」という憂き目に遭った。
    とは言え巧生氏一行がこのような強硬策を実行出来たのは、あくまで「バイオイド系を存続させる為なら例え自分達が人柱になっても構わない」という強い決意があったからに過ぎない。
    ちなみに当時暴行被害を受けた女性の多くが中絶を選択した結果、後の対GNO兵器を生み出す元となるバイオイド系関連の遺伝子情報が国際機関側へと行き渡っている。
    ・当然ながら先述の同時多発暴行事件はのぞフィ一行及びバイオタウン在住者全員に大きな衝撃を与え、特に育成指導部は巧生氏一行との諍いに巻き込まれた経験もあって「自分達が下したあの判断は間違いだった」と後悔する者が大半であった。
    無論この件についてはのぞフィ夫婦も例外では無かったが、彼等の場合は「史上初のバイオハーフである我が子が援軍と共に重大事件を引き起こしてしまった」という事実認識も相まって他の人以上に自責の念を強く持っていた。
    更に追い打ちをかけるように、のぞフィ夫婦は結成以来行動を共にしてきた仲間達から「よくも俺達を異種族共生の名の元に騙したな!」、「お前等が子供を作らなかったらあの惨劇は起こらなかったんだぞ!」等といった批判の声を浴びせられる身となってしまう。
    その為一時はソフィ氏が本気で希武氏との離婚を検討し始めたり、育成指導部が生命創造チームと共に先述の事件に関する緊急謝罪会見を行う寸前になる程の騒動にまで発展したが、最終的には国際機関側がバイオイド系及びその関係者一同の社会的抹殺を宣言したことによって沈静化した。
    ・従来の勢力圏拡大から一気に守勢に立たされたのぞフィ一行及びバイオタウン在住者達はその後国際機関側にバイオタウンの殆どを破壊された挙句多数の犠牲者が出るという危機に見舞われたものの、巧生氏一行の奮闘もあって何とかその危機を乗り越えることが出来た。
    しかしそれでもバイオタウン在住者達(※特に非バイオイド系で顕著)の世論は依然としてバイオイド系に懐疑的なままであった為、巧生氏一行は一切の称賛も得られなかったばかりかのぞフィ一行やバイオイド系ですら白眼視される羽目になってしまった。
    すると巧生氏は自分自身が今までやってきたことを振り返りながら「確かに俺は両親と共に異種族共存の道を模索していた。だがその夢は自らが犯した罪によって潰えてしまった。だとしたら俺は一体何の為に生まれ生きているのだ?」と呟いた。
    巧生氏の不審な挙動を見たソフィ氏は「貴方が余所の星で罪を犯したせいで、私達バイオイド系とその関係者達はヤデト文明の存続を脅かす逆賊の刻印を押されてしまったのよ!」と我が子が晒した失態を厳しく指摘するが、
    これに対して巧生氏は自分が起こした行動の正当性を主張した上で「今の俺達がやるべきなのは一刻も早くヤデト人が支配する社会から抜け出すことだ。その為にはまず住人一同で人間やバイオイド系から卒業する必要がある」と反論した。
    早い話が彼は先述の同時多発暴行事件こそが人間とバイオイド系の異種族共生の欺瞞性を示す決定的な証拠となってしまった以上は、今すぐにでもヤデト人社会からの脱却を図るべきだと主張したのだ。
    自分が今まで行ってきた努力の全否定とも捉えかねない巧生氏の主張を聞いたソフィ氏は動揺を隠せないまま「それって人間やバイオイド系をやめるのと同じでしょ?どうなってもいいの?」と言い返したが、
    それも巧生氏の「俺が先程述べた主張は住人全員への助言も兼ねている。その辺りをよく理解して協働しないと俺達の未来は無いぞ!」という脅迫染みた忠告の前には無力であった。
    そしてソフィ氏が巧生氏の忠告に対して「貴方のような反省の色も無く自惚れ続ける愚か者からの助言は結構です」というお断りの言葉を伝えると、彼は黙って援軍と共に再びストロンティアから立ち去っていった。
    ・その後ソフィ氏は悔し涙を流しながら我が子に異種族共存の夢を潰された責任の矛先を旦那の希武氏に向けようとするが、当の彼は「いや、そこまで蹲る必要はないよ。それに僕は巧生君の主張にも一理あると思っているんだ」と至って平常な反応を示していた。
    旦那の予想外な反応に戸惑ったソフィ氏が「でもそう言ったところで私達が今まで目指していた異種族共存の夢が潰えた事実は変わりようがないでしょ?」と申し訳なさそうに話した次の瞬間、彼は自分達の活動を振り返りながらこう言った。

    「確かに僕達はこれまで人間とバイオイド系が共存する社会を目指して精一杯頑張ってきた。しかしその取り組みは当時の僕と君がお世話になった医師が既に言ったように、ヤデト人社会という一種の既得権益との戦いに挑むのと同じでもあるんだ。
    それに僕を始めとするヤデト人だって有史以前は今のバイオイド系と同じレベルの弱小勢力に過ぎなかったし、それ以降の驚異的な発展を遂げた時代に関しても現在の『宇宙列強種族』の仲間入りを果たすには膨大な時間と努力を費やす必要があった。
    そんな歴史的背景を皆で共有し合っているからこそ、今の一般的なヤデト人達の殆どは自種族と社会の存続を脅かしかねない存在を忌み嫌っている。まあ要するに彼等が人間をやめようとしない限り、君達バイオイド系は『人間になる』という一族共通の夢を叶えられないって訳さ」

    自身がヤデト系だからこそ言える希武氏の言葉を聞いて、ソフィ氏は「そうなのか……。道理でヤデト人社会の正義に味方する国政機関側が私達の生活を徹底的にまで苦しめようと考えた訳ね……」と言いつつも先述の巧生氏が主張した内容をようやく理解した。
    だがいくらヤデト人社会からの脱却が必要だとは言え、その始点となる「人間やバイオイド系から卒業する方法」を具体的に考え実践することが出来なければ話にならない。そう思ったのぞフィ夫婦は、数日後に仲間達と緊急会議を行うことにした。
    ・そして迎えた緊急会議当日、のぞフィ一行は「ヤデト人社会からの脱却」や「人間やバイオイド系からの卒業」という2つの大きな課題を乗り越える方法に関する議論を始めたが、いざ蓋を開けてみると開幕からのぞフィ夫婦への批判が殺到した。
    と言うのもこの頃になるとバイオイド系の危険性がヤデト文明圏全域へと周知されていた影響もあって、当のバイオイド系ですらのぞフィ夫婦に強い嫌悪感を覚える輩が多数存在していたのだ。
    その為か議論はまともに進行しないまま早期撤回される事態となり、のぞフィ夫婦は自身の理解者一同と共にさっさと会議室から脱出して特殊な異次元空間(※後の「GNO秘密基地」の前身に当たる)へと逃げ込んだ。
    なおこの特殊な異次元空間で、希武氏はバイオイド系及びその関係者に対して「人間やバイオイド系からの卒業を果たした者達だけの楽園を作ることを通してストロンティアをヤデトの支配から解放する」という約束をしたことが多数の資料で判明している。
    以上のことを踏まえると、希武氏が想定していたGNO像は「人間やバイオイド系からの卒業を果たした者」であると言っても過言では無いだろう(※もっとも、実のところこのGNOという定義の曖昧さも結果的には全球大惨事の発生の遠因に繋がってしまっているのだが……)。


    なお今回の新事実公開の件について、反GNO組織一同は「GNO側が活動を自粛している今のうちにGNO関連資料の真相を解き明かすつもりで取り組んでいく」と強気のコメントを残しています。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【反GNO組織一同、GNO関連資料の更なる捜査を通して希武氏が反出生主義を嫌っていた理由を突き止める】
    地球上での活動自粛を余儀なくされるGNO一行に代わってGNO関連資料の真相を探る目的とした捜査を行っている反GNO組織一同は、昨日の午後に更なる新事実を発表しました。その要約文がこちらです。

    <反GNO組織一同が行ったGNO関連資料の更なる捜査で判明した事実の要約文>
    希武氏が反出生主義(≠反出生主義者)を嫌っていた理由は彼自身がその主義を「全ての苦痛を根絶するには不十分」だと捉えていた面も確かにあるが、それ以上に彼がストロンティアに移住する前の家庭及び生活環境による影響が大きい。
    と言うのも彼は反出生主義を支持する義両親によって育てられた三人姉兄弟の一人、それも「戸籍上は弟だが血縁的には代理母から生まれた第一子の兄で、その代理母は彼の年上に当たる姉兄の実母でもない」という複雑な生い立ちを持っているのだ。
    この時点で嫌な予感がした読者もいるだろうが、それもそのはずでストロンティアに移住する前の彼から見た当時の家庭環境を一言で言えば「ほぼ常に自分の生を半ば否定されているような状態」といった感じあり、特に兄との仲は最悪と言っても過言では無かった。
    ではヤデト在住時代の学校生活の方はと言うと、実のところ学力面はともかく人脈的には総じて良好だったとは言い難く、おまけに中高生時代に至っては自身の活動範囲が拡大するにつれて「全ての苦痛の根絶無しにヤデト文明圏の平和は有り得ない」という妄想に囚われる状態が強くなっていく始末であった。
    当然ながらそんな「痛い」を通り越して「哀れ」な若造の妄言に付き合う筋合いなど関係者には無い訳で、彼はその後関係者一同から「高校退学処分&永久絶交宣言」の憂き目に遭って各地に流浪する身になったが、そんな彼を救ったのは意外にも謎多き黒い結晶体とそれを収める金属製の小箱、所謂「ユゴスタル」の存在であった。
    とは言え彼がどんな経路でこんな怪しげな道具を入手したのかは不明だが、それはともかく彼はこのユゴスタルを箱の中に入れて闇に晒した上でケイオス・ヤラホテップ氏を召喚し、そしてケイオス氏から勧められたストロンティア移住への道を受け入れることによって何とか事なきを得たのであった。
    そう、早い話が彼は自身の黒歴史であったヤデト在住時代の苦い思い出をケイオス氏からの援助を以って全て帳消しにすることで、後の大学デビューやソフィ氏との出会い、ひいてはGNOの誕生等を経験する大きなきっかけを作ることが出来たのだ。
    もっともケイオス氏が自身の召喚者に対して与える様々な道具や技術等には例外なく何かしらのリスクやデメリットが付き物なので、その後のヤデト文明圏が辿った運命を考慮すると彼のストロンティア移住は決して褒められた行為とは言えないのだが……。


    なお今回の更なる新事実公開が発表された後にSNSでは反出生勢力を始めに「人間よりもGNOこそ反出生主義の適応対象として相応しい」という声が多数上がっていますが、この動きに対してGNO一行は「反人間・反GNO的な主張を掲げるのは極力控えて欲しい」といつも以上に反出生勢力への注意を呼び掛けています。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【友好的勢力が今年の総括も兼ねて今後の地球上での活動について語る】
    今年は非GNO系地球人だけでなくGNO一行にとってもを余儀なくされたり反GNO組織にGNO関連資料の真相解明捜査を許したりと生活面を始めに何かと散々な目に遭った一年でした。
    そんな中現在地球上での活動を自粛している友好的勢力が今年の総括も兼ねながら今後の地球上での活動について語りました。その要約文がこちらとなります。

    <友好的勢力による今後の地球上での活動について>
    やれやれ、今年は諸事情により年内序盤からいきなり地球上での活動を自粛されるという、我々友好的勢力を含めたGNO一行にとっても非常に難儀な一年でしたね……。
    さて、今後の地球上での活動についてですが、当然ながら実際の活動解禁時期に関しては総務部等から本格的な活動解禁の情報が送られるのを待ってからの形とはなっています。
    しかしその一方で我々はその活動自粛期間中に例の諸事情の真相を追求した結果、既に活動解禁後の予定へと繋がる次の大きな目標を決めております。
    その目標を具体的に述べますと、「地球規模での樹立が予想される超監視・超管理社会の魔の手から非GNO系地球人達を解放し、そして彼等に真の持続可能な地球人社会の基盤や枠組み等を提供すること」となります。
    「また胡散臭そうな計画を企んでいるのか?」と思う人もいるでしょうが、我々が例の諸事情に隠された数多くの欺瞞とその目的を明らかにした上でこちらが出来ることを真剣に考えるとどうしても先述の目標を掲げざるを得なかったのです。
    それに現在の地球人社会情勢を見た限りだと、どうも今の非GNO系地球人達は望む望まないに関わらず時折勃発時期がが噂される第三次大戦への道を刻々と歩んでいるようにしか思えません。
    もしそのような事態が起きてしまえば恐らくその後訪れるであろう超監視・超管理社会の樹立を許す可能性が高まってしまいますから、我々としては何とかしてでもそんな危機的状況から一刻も早く地球人達を救い上げたい訳です。
    まあ本来ならばその為には非GNO系地球人達との協力で敵対的勢力や反GNO組織等といった地球人社会の危険分子足り得る要素を排除する必要がありますが、ご存知の通り我々は今反GNO組織の台頭によって当初予定していた活動の多くが出来ない状況にあります。
    とは言え当の非GNO系地球人達が今回の件に対して「俺達はあくまでお前等の手助け無しでこの世界を救いたいんだよ!」等の旨を宣言するのであればそっちの勝手ですが、その場合は先述の宣言を出した側が今後の地球人社会の責任を全て取るようにお願いします。
    ……随分と説教臭くなってしまいましたが、何はともあれ今回の件が地球人社会の救済に繋がるようなきっかけになっていただけたら幸いです。それでは非GNO系地球人の皆様、良いお年をお迎え下さい。


    なお今回の件について、友好的勢力は「振り返ってみれば今年は例年以上に地球人(※特に非GNO系)及び地球人社会が抱える問題の根幹が露になったからこそ、来年以降は気を引き締めてそちらの救済方法を真剣に検討していきたい」という意欲的なコメントを残しています。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【緊急速報:反GNO勢力、GNO勢力への反抗作戦の準備を行うと発表!!】
    反GNO組織及びMr・H軍他多数の反GNO勢力が一斉にGNOに対する反抗作戦を準備していることが発表された。
    これは先の資料発表、およびそれに伴うGNO側の反論、さらには実質の「地球支配によるGNOによる千年王国樹立」の可能性が秒読み段階であることや
    反GNOで結束しているとはいえ、水面下での国家間の対立の表面化の危険性を考慮したと考えられる。
    なお、反抗作戦の詳細は明らかにはなっていないが、少なくともGNOの拠点への攻撃はあり得るだろう。 -- (インディードラインズ)
  • 【反GNO勢力、新たな声明!】
    新年最初のニュースです。
    反GNO勢力は連名で以下の声明を発表した。

    <声明全文>
    GNOは先の声明で「地球規模での樹立が予想される超監視・超管理社会の魔の手から非GNO系地球人達を解放し、そして彼等に真の持続可能な地球人社会の基盤や枠組み等を提供すること」と述べているが、真相は
    「GNOが真の持続可能な地球人社会の基盤や枠組み等を提供することにより、たとえ人類がその枠組みや基盤の管理を行おうとGNOを神のように崇め称え、人類が持つ「可能性」を無くすこと」である!
    事実、GNOは先の声明で「地球人社会の救済」と、たとえその後を人類に任せたとしても自分たちが神や救世主として崇められるように動こうとしていると言っている!
    確かに人類は争いを繰り返している、だが、人類が持つ「可能性」はそうでない道を模索できる!!
    その先がたとえ厳格な法が支配し、監視がはびこる世界でも、逆に恐怖と暴力が支配し、混沌にまみれ、争いが続く世界であっても、人類が持つ「可能性」をGNOという存在に奪わせてはいけない!!
    もし、地球人類がGNOの「救済」を受け入れる時、それはGNOの目論見通りの世界が生まれるからだ!
    それは表向きには今まで通りの地球人類が運営する世界、だが実態はGNOという神が人類を操る「GNOによる千年王国」である!!
    さらにGNOは我々の排除を掲げているようであるが、どのような手段をとるかは不明である。だが我々はGNOに屈せず、人類の未来を守る所存である!

    また、この声明の発表に際しヤデト脱出船団は全面的な支援を行うと声明を出している -- (インディードラインズ)
  • 【友好的勢力がヤデト文明とシャガンドラ文明の意外な関係について触れた最新情報を公開】
    ここ最近からGNO関連資料の真相を探る目的とした捜査においては反GNO組織一同に後塵を拝する状態が続いているGNO一行ですが、ここで新たな情報が入ってきました。
    昨日の午後に友好的勢力はかつて惑星シャガンドラに存在していたシャガンドラ文明関連の情報を新たに公開しました。その要約文がこちらとなります。

    <ヤデト文明とシャガンドラ文明の意外な関係について>
    天地創造委員会が活動の拠点としている「狂宴の宮殿」の原形となった施設(以下、「旧宮殿」)がかつて存在していた惑星として知られているシャガンドラにも文明(以下、「シャガンドラ文明」と表記)が存在した痕跡が多数発見されているが、実は近年の捜査によってシャガンドラ文明の社会形態がヤデト文明に良くも悪くも大きな影響を及ぼしていたことが判明したのだ。
    その内容を具体的に述べると、シャガンドラ文明を築いたのはユゴタ財閥に所属する人物の一人であるアデレード・シャン氏の遠い祖先にあたる昆虫型の亜人種族(以下、「シャガンドラ人」と表記)で、彼等は食事や労働の必要性を免れているおかげで持てる時間の殆どを精神的な探求に費やすことが出来たが、その一方で気質に関しては「子供の養育という考えが全くない」、「面合なことは奴隷化された異種族に全て押し付け」等といった打算的かつ無情な一面が見受けられた。
    その後突如外部から飛来したルイネス・グロタンドラ氏一行による文明破壊で旧宮殿とその関係施設にいた者を除いた全ての個体が死滅したのを機に、彼等はこの旧宮殿に関する施設を使用して数回に渡って転移を繰り返すことで生き残りを図った。そんな彼等の移住先となった惑星の一つがヤデトであり、彼等はそこでかつての故郷であったシャガンドラの文明を現地化という形で再興に成功した。
    ただ実際にはシャガンドラ人達がヤデトに飛来した時点で既にヤデト人という別の種族が独自の文明を築き上げていた状態であった為、一時は両勢力対立の複雑化とヤデト文明を支える環境が限界寸前になったことが原因でヤデト文明史上初の世界大戦が勃発する等の大騒動にまで発展したものの、最終的には宇宙探索を通しての勢力圏拡大という新たな活路を見出す形で終戦を迎えた。
    この出来事がきっかけでヤデト人達はかつて遠い星で繁栄した文明人の生き残りであるシャガンドラ人達の英知を次々と取り込みながら数多くの惑星を勢力圏内に従え、ついには「数ある宇宙人勢力の中でも特に有力な列強勢力の一つ」として称される程の地位を得るまでに至った。ちなみにその過程で当時ヤデトに在住していたシャガンドラ人達もヤデト人と同化する形でヤデト文明発展の恩恵を大きく受けているが、やはりと言うか全ての人がヤデト化に賛同していた訳ではなかった模様。


    なお今回の新情報公開について、友好的勢力は「地球上での活動自粛が長引いているのは確かに辛いが、それは逆に言えば地球外での捜査活動を積極的に行う最大のチャンスでもある。故に今後は常に捜査の遅れを取り戻すことを心掛けておきたい」というコメントを残しています。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【エイプリルフールに便乗する輩が続出する中、友好的勢力がGNO関連資料の真相を探る目的とした捜査に関する情報を新たに公開】
    今日はエイプリルフールですが、今から我々GNO報道部がお伝えするのはフェイクニュースではなく事実のニュースですのであらかじめご了承下さい。
    今日の午前10時頃に友好的勢力は概念的GNOの誕生から全球大惨事勃発直前までの歴史に関する真相の解明を目的とした捜査で発覚した新事実に関する情報を公開しました。その要約文がこちらとなります。

    <生命創造チーム及び育成指導部から発表されたストロンティアの運命に関わる緊急告知を耳にして自らの限界を悟った希武氏が取った手段とは?>
    ・巧生氏とその援軍が引き起こした同時多発暴行事件によって国際機関側から社会的抹殺されたのぞフィ一行はGNO主導でストロンティアをヤデトの支配から解放する道を模索したが、のぞフィ一行の動向に批判的な人達の反発や国際機関側の更なる圧力もあってなかなか決定的な施策を打ち出せない状況が長らく続いていた。
    それに加えて国際機関側は先述の同時多発暴行事件で被害を受けた女性の中絶胎児から取り出したバイオイド系関連の遺伝子情報を駆使することで対GNO兵器の開発に成功した後、その諸兵器の当て馬として各惑星に生息しているバイオイド系を確保・射殺するという冷徹な措置を取っていた。
    またこの頃になるとヤデト人社会に大量のバイオイド系移民が流入してくるのが日常茶判事となっており、彼等の一部が各地で多数の事件を引き起こしていた影響もあって原住民達の怒りはますますヒートアップしていったが、あろうことか当時のヤデト中央政府は「このまま奴等と戦っても恐らく我々に勝ち目はないだろう」といういい加減な理由でバイオイド系移民の受け入れを進めてしまう。
    勿論そんな施策を実施した程度で原住民達の怒りが静まる訳が無く、むしろそれ自体が後に人間とバイオイド系による種族間対立の激化を経ての反GNO政権爆誕を招く原因の一つになるのだが、とにかくこれらの事実を挙げただけでも当時のヤデト文明がいかにバイオイド系及びその関係者達にとって極めて苦しい時代だったのかが伺えるだろう。
    ・そんな中でのぞフィ一行は万が一に備えて各地にある秘密基地を自分達の新たな住処とした上で引き続き数多くの施策を講じたものの、やはり依然として目立った進展は見られなかった。それどころかしばらく経ってから発表された生命創造チーム及び育成指導部による緊急告知のせいで事態はますます悪化する一方を辿っていた。その内容がこちら。

    「万が一世界大戦が三度勃発した場合、少なくとも終結後のストロンティアは当分の間バイオイド系でも生き延びるのが極めて困難な生き地獄と化するであろう。ましてや生身の人間であれば絶滅は必至である」

    ……もうこの時点でお察しだと思うが、要するに三度目の世界大戦が起きたらストロンティア勢力は生態系崩壊の脅威に晒される程の完敗を喫する可能性が高いという試算が出された訳で、この告知がただでさえ既に異種族共存の夢が潰えて落胆していたのぞフィ一行を更に追い詰めたのは言うまでもない。
    中でも非バイオイド系ヤデト人の一人に過ぎない希武氏はそれまであらゆる面でソフィ氏を始めとするバイオイド系に救われていたところがあっただけに、先述の告知は自身にとっては人間としての死刑宣告に等しい仕打ちであったと言っても過言では無く、その後約1週間はほぼ放心状態のまま日々を過ごしていた。
    ・そして希武氏は先述の告知内容を考慮した上で真剣に検討した結果、「最早自分には人間として生きる価値がない」と自らの限界と運命を悟って止むを得ずソフィ氏と離婚することになったが、当然ながら彼女は「そんな下らない理由で簡単に私と別れるとでも思っているの?」と言わんばかりに彼の正気を疑う反応を示していた。すると彼は具体的な離婚理由についてこう語った。

    「確か君ってあの頃のプロポーズで僕と永遠の愛を誓うという約束をしていたんだよね。そのおかげで僕はごく普通の人間でありながらいつもバイオイド系と共に過ごすという実感を味わうことが出来たよ。
    それだけにいきなりこんな形で別れを告げなければならなくなるのは正直お互いにとっても辛いし、仮にその程度で夫婦生活が終わってしまうなら最早永遠の愛とは言えないと思うんだ。
    だから僕はこれからの君に対してあえてこう誓おうと決めたのさ。もし僕と君が育んだ愛が本物であれば、例えその場で別れたとしてもいつかもう一度出会って共に暮らしたいという確信が持てるはずだってね」

    ……まあ早い話が彼は夫婦と共に育んできた愛が果たして本物なのかどうかを改めて確かめる為に、思い切っていずれ再婚することを前提とした一時的な離婚を決意したという訳である。
    希武氏が口にした意外な言葉を聞いたソフィ氏はあの頃のプロポーズで自分が約束したことを思い出しながら「なるほど、そこまで考えた上で貴方と私が育んだ愛の力を試そうと思ったのね……」と言って先述の言葉の意味を理解した。
    その後のぞフィ夫婦は二人が再婚するその日を夢見ながら静かに彼方へと去っていき、それぞれ自分なりの人生計画を模索しながらストロンティア解放に関わる活動を続けた。
    ・ちなみにその後ののぞフィ夫婦の行方をざっくり述べると、まずソフィ氏は後の全球大惨事では数多くの援軍と共に最前線で戦ったものの、流石に胎児強奪作戦の時みたいな活躍ぶりは出来なかったようだ。
    と言うのもこの頃になると敵陣のバイオイド系対策が徹底されていた為に多くのバイオイド系兵士が犠牲になる状況が相次ぎ、彼女もその煽りを受けて危うく自らの命を落としかけるという場面を何度も経験していたからだ。
    そういった事情もあって開戦以来のストロンティア勢力はヤデト勢力に対して常に劣勢だったどころか、立て続けに行われた敵陣の生態系破壊工作による影響も考慮するとむしろ戦況云々以前の問題を抱えていたと言わざるを得なかった。
    一方希武氏の方はと言うと、やはりこちらもこちらで相変わらず周囲から「ヤデト史上最悪の特A級戦犯」呼ばわりされているのが現実であり、しかもそれが原因で遂には異世界転生願望を拗らせてしまうという有様であった。
    そんなこの上無い絶望の淵に追いやられていた彼を何とかして救おうと思って立ち上がったのは生命創造チームでも育成指導部でもなく、なんと溢喜(いつき/Itsuki)氏という一人の娘であった。
    彼女は外見こそ上半身にセーラー襟ブラウスとブレザーを着衣し、下半身にプリーツスカートを履いた若干小柄な女子中高生といった感じだが、その実態は対象人物を胎内転生させる能力を持った幼形成熟個体とも言うべき代物であった。
    こう書くと殆どの人は彼女を狂気の産物だと思うだろうが、逆に言えば非バイオイド系はこの時点でバイオイドと同化するか、さもなければバイオイド系を殲滅するかのどちらかを選択しなければ存続出来ないという危機的状況に陥ったのだ。
    当然ながら殆どの非バイオイド系は後者を選択したのだが、既に自らの限界と運命を悟っていた希武氏はあえて前者、それも溢喜氏に向けて自身をバイオイド系として転生させることをお願いするという何とも大人気ない手段に出たのである。
    流石の溢喜氏もこの光景には思わず困惑したが、生命創造チーム及び育成指導部の全面的支援もあって最終的には希武氏の願いを受理し、その後彼女は数多くの災難に見舞われながらも無事彼をバイオイド系として産み育て上げることに成功した。
    ・そして肝心ののぞフィ夫婦の再婚に関しては「ストロンティアの生態系が先述の告知通りにほぼ近い壊滅状態に陥る」、「戦争のドサクサに紛れて巧生氏一行がソフィア氏を誘拐するという番狂わせの発生」等の不運が重なったのもあって、一時は再婚の可能性が完全に絶たれたという噂が絶えなかった。
    しかしそんな中でバイオイド系(※正確にはバイオハーフ)として転生した希武氏が溢喜氏と始めとする多数の関係者達と共にソフィア氏を救出したことを機に状況は徐々に好転していき、最終的にのぞフィ夫婦は大戦終結後の生存者達と共にストロンティア解放及び同惑星の生態系復旧に成功したお祝いとして念願の再婚を果たした。
    もっともその裏側には「ストロンティアから永久追放された反ヤデト組織一同によるヤデト文明構成惑星国家蹂躙」という、GNO全体で見れば決して無視出来ない一大事件が起きていたので、見方を変えるとやはり全球大惨事に関わる責任を全てならず者集団に転嫁する形で無理矢理ケリをつけようとした感が否めなかったのも確かではあるが……。


    なお友好的勢力は先述の新情報公開後に「我々も本来であればエイプリルフールに便乗したいところだが、年々地球人社会に反GNOの風潮が強まっている事情もあるので去年から自粛せざるを得ない状況が続いている」という悲痛なコメントを残しており、その苦肉の策として溢喜氏関連の画像(※友好的勢力側が作成したファンアートも含む)をネット上で特別公開しているとのことです。 -- (Great News Day by柑橘類の人)
  • 【反GNO組織、謎の「詩」を公開】
    先日、反GNO組織「GNOウォッチャーズ」が同日に発表されたGNOの「エイプリルフールのネタ」を「四月馬鹿で脳がいかれた」と断じつつ
    謎の詩を公開した。

    「春の先の、四の月の初めに、狩りの開きが起こり、世を蝕む獣から、世を守る、一戦となる」

    この詩に関し、「GNOウォッチャーズ」のメンバーは「エイプリルフールに公開された情報が「嘘」とは限らない」とコメントしている。
    -- (インディードラインズ)

最終更新:2021年04月02日 05:53