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設定:阿修羅

好き:武器、肉、甘いもの、柔らかいもの、暖かい所、犬
嫌い:プロレス技(トラウマ)、狭い所、高い所、暗い所




この先は阿修羅の設定にまつわる小話が書いてあります。
興味のある方のみ、どうぞ。



















































Before

武器が好きだった。

鈍器が、刃物が、銃器が。
ありとあらゆる武器が好きだった。

単純にミリオタとか、武器オタとか、
そういうのとは訳が違った。


私は“武器”を――“愛していた”んだ。


「い、いつか、や、やりたいと、お、思ってた……」

街はつぶれ人は死に、
もう私が死んでも誰も悲しまない。


「いひ、痛い。 痛……気持ちいい……」

ありとあらゆる武器で自分の身体を痛めつけ、
そして、狂気と絶望の中私は息絶えた。


After

「ひゃっはァ! 武器最ッッ……高ぉ……」


「このナイフの持ち手の“反り”がいいんだよなぁ……
 ああ、これだけ沢山の武器に囲まれるなんて幸せだッ!」


「はぁぁ…… もっと、もっとだ。
 もっと武器が欲しい、もっともっと欲しい!」


「……なら、奪うしかないよなぁ?」


えもいわれぬ強欲に背中を押されて、私は誘われるように地下武器庫へ身を潜めていた。

欲しい、欲しい。 欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しいッ!!!



その姿を影で見守る男が一人。

「……。」

仮面の奥の表情は、ひどく歪んでいた。

「生前の記憶は……無いのか」

嘲るように一人で笑い、隠れ家に身を潜める。

「情けないな、あんなのが妹とは……」



「……だが、“あんなのでも妹”だ。
 なら、“兄として協力してやる他無い”よな」

彼もまた、何かに押されるように。
武器屋の振りをして武器を集め、そしてサバイバーを妹の元へと誘うのだった。
最終更新:2013年12月05日 20:01