「あらあら、サバイバーさん。
こんな場所までご足労ご苦労様ですわ」
どこからか聞こえてくる声。
声のする場所は近そうなのだが、肝心の声の主が見えない。
あなたが周囲を見回していると、再び声が響く。
「おっと失礼。
ワタクシとした事が…少々お待ち下さいませ」
そして何も無かった筈の空間に白い布がぐるぐると巻きつき、
服とシルクハット、さらにはハンドガンとナイフが現れ、1人の少女を形作る。
「ワタクシの名はインビジブル・マミィ。
申し訳ありませんが、置いていって頂きますわよ? 有り金を全部と…命をね」
最終更新:2013年04月04日 08:12