八武一族
- 作者:羽化石ですわ
- 誕生:トラウォと共に生まれましたわ
概要ですわ
八武(やたけ)一族とは、羽化石作品に登場する富豪の一族である。作品世界ごとに設定に差異はあるが、以下に挙げる主な特徴は
全作品で統一されている。
全作品で統一されている。
- 当主(女王)を中心とする女系の一族。基本的に女児しか生まれない。
ゲルド族みたいなもん。 - 一族の女性は判を押したように、高飛車女王様のような性格をしている。また、容姿も栗色の瞳+プラチナブロンドのぱっつんヘアーで統一されている。
逆に婿入りする男性や、稀に生まれてくる男児は優男がほとんど。
- 富豪である(規模は作品による)。財力を誇示することや、財力の象徴である黄金を好む。
- モチーフとしての蜂を好む。当人たちも大概蜂のような生態をしている。
- 不思議な運命力がはたらき、(ごく一部の例外を除いて)ザミエールモンがパートナーである。
- 一族の発生理由とは一切関係なく感性が成金な上に、おセンスが限りなく変。
作品によっては世界経済を支配するレベルの大財閥であったり、お霊媒パワーを持っていたりするが、基本的には「ザミエールモンをパートナーにしている変な金持ち一族」という認識で大正解である。
ちなみに一族ものでよくある「本家筋と分家筋の対立」みたいなものはない。なぜなら八武である時点で超えらいため。
八武の子は皆プリンセスであり、女王以外は皆平等。前例が無いだけで、分家の子が当主になってもいいし、
男児がなってもよい。
生態も思考も蜂寄りなので人間の一族と同じに考えてはいけない。
八武の子は皆プリンセスであり、女王以外は皆平等。前例が無いだけで、分家の子が当主になってもいいし、
男児がなってもよい。
生態も思考も蜂寄りなので人間の一族と同じに考えてはいけない。
仮に家ごとの対立が起こるとすれば、それは一族の外から婿入りした(嫁いだ)者が起こしたものである。
各作品ごとの八武ですわ
- トライアングルウォーの八武
スタンダード八武。現当主はメインキャラでもある八武羅々。
日本経済を支配し、政治権力をも握る大財閥。国内でその名を知らない者はいないという(敬われているかは別問題)。
日本経済を支配し、政治権力をも握る大財閥。国内でその名を知らない者はいないという
元はどこぞの霊山で巫女を務めていた一族であり、土地の有力者との政略結婚を続けた結果、一族自体が力を持つようになった。
一族に女性ばかりが生まれる、髪色が日本人離れしているなどの特徴は、巫女の不思議パワー由来らしい。
Q.でも風峰風香のオレンジ髪も大概じゃない? A.黒崎一護だって髪の色:オレンジだろ!
羅々は若干14歳にして当主の座に就いているが、これも「巫女の力は娘を生んだ時点で娘に宿る」という考えから発生したしきたりによるもの。
ただし、未成年故に書類上は母親の覇珠妃で登録されているという、少々ややこしいことになっている。
一族に女性ばかりが生まれる、髪色が日本人離れしているなどの特徴は、巫女の不思議パワー由来らしい。
羅々は若干14歳にして当主の座に就いているが、これも「巫女の力は娘を生んだ時点で娘に宿る」という考えから発生したしきたりによるもの。
ただし、未成年故に書類上は母親の覇珠妃で登録されているという、少々ややこしいことになっている。
なぜこんな大規模な一族になっているのかというと今後の展開的にも意味があるのだがゴニョゴニョ、メタ的には作中で起こった不都合を「八武のせい」「八武がなんとかした」という理由で片づけてしまえるという超重要な機能を果たしている。
作中ではデジモンがリアルワールドで起こした事件を解決・隠ぺいする役割を担っており、活動の様子を描いたものがスピンオフ短編として公開されている。
作中ではデジモンがリアルワールドで起こした事件を解決・隠ぺいする役割を担っており、活動の様子を描いたものがスピンオフ短編として公開されている。
連載当初はもう少しきな臭さを隠していたが、トラウォのリメイクを初めてからは「どう見ても怪しい」路線に切り替えた。
- 「ぬえっと参上!電脳霊媒少女かむい」の八武
おおむねトラウォ八武と同じ性質を有しているが、こちらは今現在も「お霊媒パワー」を駆使して陰ながら悪霊退治をしている。
主人公が属する「鶫崎一族」のライバルであり、言わば安倍晴明と蘆屋道満のような関係。じゃあ、どっちもドーマンか。
主人公が属する「鶫崎一族」のライバルであり、言わば安倍晴明と蘆屋道満のような関係。
いかんせん登場作品が「ザビケ」参加作品なので、今後設定が増えるかどうかは未知数。
- 「砕壊ゴグマゴグ」の八武
八武という名称は一切登場しないが、「虫の女王様」というキーワードから八武の関係者と推測できる。
ネイチャースピリッツのデジモンが息づく森を支配し、更にはデジタルワールドを支配しようと企んでいたらしい。
しかし、妨害を受けた上に女王が病死し、野望は道半ばで途絶えたようだ。
ちなみに妨害の内容は「基地(城)を壊滅状態にされた」というもの。これを行ったのが、ゴグマゴグ世界における風峰風香&ブラストモンのペア。トライアングルウォーにおける羅々の友人である。
ネイチャースピリッツのデジモンが息づく森を支配し、更にはデジタルワールドを支配しようと企んでいたらしい。
しかし、妨害を受けた上に女王が病死し、野望は道半ばで途絶えたようだ。
ちなみに妨害の内容は「基地(城)を壊滅状態にされた」というもの。これを行ったのが、ゴグマゴグ世界における風峰風香&ブラストモンのペア。トライアングルウォーにおける羅々の友人である。
- 交流企画に名前が出てくる時
他の参加者様との兼ね合いで規模は控えめにしているが、それでも基本的には「変な金持ち」。
羽化石は「八武が参加者の皆様の手でめちゃくちゃにされる事に大きな喜びを感じる」異常性癖の持ち主である。
羽化石は「八武が参加者の皆様の手でめちゃくちゃにされる事に大きな喜びを感じる」異常性癖の持ち主である。
一族の者たちですわ
実は全世界で構成人員は共通しており、例えば「電脳霊媒少女」の世界のどこかにも羅々や覇珠妃はいる。
特に断りが無ければパートナーデジモンはザミエールモンであるため、個体名のみ記載。個体ごとの詳しい説明は「ザミメモ」に記載。
特に断りが無ければパートナーデジモンはザミエールモンであるため、個体名のみ記載。個体ごとの詳しい説明は「ザミメモ」に記載。
- 八武 羅々(らら)
本家の嫡女。本名はミドルネームを入れて「八武森ノ神子羅々(やたけ・もりのみこ・らら)」だが、本人は別にどう呼ばれても気にしない。
トライアングルウォーでは14歳でありながらも既に一族当主の座に就いている。
見た目も性格もザ・スタンダード八武。
トラウォでは度々挟まれる暗躍描写や証言と矛盾する行動を繰り返し、どう考えても怪しいヤツの立ち位置を確立している。
交流企画では5歳の無垢な姿がお披露目され、時の流れの残酷さを世に知らしめた。ららちゃんの羅は羅刹の羅!
実は判明している一族構成員の中では最年少。
パートナーの個体名は「ダリア」。表面上は年の近い友人のような関係だが、本質的には女王と従者。
トライアングルウォーでは14歳でありながらも既に一族当主の座に就いている。
見た目も性格もザ・スタンダード八武。
トラウォでは度々挟まれる暗躍描写や証言と矛盾する行動を繰り返し、どう考えても怪しいヤツの立ち位置を確立している。
交流企画では5歳の無垢な姿がお披露目され、時の流れの残酷さを世に知らしめた。ららちゃんの羅は羅刹の羅!
実は判明している一族構成員の中では最年少。
パートナーの個体名は「ダリア」。表面上は年の近い友人のような関係だが、本質的には女王と従者。
- 八武 覇珠妃(はづき)
羅々の母。「はずき」ではなく「はづき」なのがややこしポイント。
若い頃は羅々と瓜二つの容姿・性格だった。(※八武一族は娘が親のコピーのような見た目になりがち)
当主の座を羅々が継いで以降は、ほえほえふやふやのあらあらマダムになっている(※これも八武一族の特徴である)
交流企画では現役時代のバリバリ働く女帝の姿を見せつけ、そして参加者様に倒していただくためにレイドボスと化す予定。
覇珠妃の覇は覇王の覇!
若い頃は羅々と瓜二つの容姿・性格だった。(※八武一族は娘が親のコピーのような見た目になりがち)
当主の座を羅々が継いで以降は、ほえほえふやふやのあらあらマダムになっている(※これも八武一族の特徴である)
交流企画では現役時代のバリバリ働く女帝の姿を見せつけ、そして参加者様に倒していただくためにレイドボスと化す予定。
覇珠妃の覇は覇王の覇!
パートナーは針槐(ハリエンジュ)。トラウォにおいて二人は同い年である。
- 八武 総従郎(そうじゅうろう)
羅々の父。覇珠妃と結婚し、八武に婿入りした穏やかな男性。彼自身も名家の出身である。
覇珠妃とは恋愛結婚であり、互いに「総従郎さん」「はづちゃん」と呼び合う仲。
名前は「総てを従える」という意味を持つが、覇珠妃に従っているようにしか見えないのはご愛敬。
現在はプリングルスのおじさんのような外見だが、昔はさわやかイケメンだった。
パートナーデジモンの設定もあり、その内トラウォに出るはずなのでお願いです、それまでどうかトラウォの応援をよろしくお願いします。
覇珠妃とは恋愛結婚であり、互いに「総従郎さん」「はづちゃん」と呼び合う仲。
名前は「総てを従える」という意味を持つが、覇珠妃に従っているようにしか見えないのはご愛敬。
現在はプリングルスのおじさんのような外見だが、昔はさわやかイケメンだった。
パートナーデジモンの設定もあり、その内トラウォに出るはずなのでお願いです、それまでどうかトラウォの応援をよろしくお願いします。
- 八武 偉里座(えりざ)
羅々のいとこ。年は二十歳前後。羅々からの呼び名は「偉里座お姉様」。奇しくも同じ名前の新デジモンが現れた。
パートナーデジモンはなんとアルカディモン。偉里座自身が人体改造を施された苗床となり、アルカディモンをその身に宿している。
八武の人間にあるまじき仕打ちに思えるが、実は偉里座はド級の被虐趣味者・ドMであり、改造や寄生に伴う苦痛に快感を覚えている。
おそらく自ら志願して実験体になったものと推測される。八武の女は基本的にS寄りなので、何から何まで例外枠の女。
アルカディモン自身は魔王然としているが理知的な性格。二人は結構ラブラブ。
パートナーとは別に、お付きのザミエールモンもいる。
なんでこれをここで書いたのかというと、ずっと前からある設定だけど作品内で書く機会が無いからです。
余談だが、羅々の友人には天然の能力で寄生からの共生をしている自称天才コンビがいる。
パートナーデジモンはなんとアルカディモン。偉里座自身が人体改造を施された苗床となり、アルカディモンをその身に宿している。
八武の人間にあるまじき仕打ちに思えるが、実は偉里座はド級の被虐趣味者・ドMであり、改造や寄生に伴う苦痛に快感を覚えている。
おそらく自ら志願して実験体になったものと推測される。八武の女は基本的にS寄りなので、何から何まで例外枠の女。
アルカディモン自身は魔王然としているが理知的な性格。二人は結構ラブラブ。
パートナーとは別に、お付きのザミエールモンもいる。
なんでこれをここで書いたのかというと、ずっと前からある設定だけど作品内で書く機会が無いからです。
余談だが、羅々の友人には天然の能力で寄生からの共生をしている自称天才コンビがいる。
- 八武 永久統(えくす)&万貴名(まきな)
双子の姉妹。年は高校生くらいで羅々とは多分いとこ同士。多分上の子か両親に「デウス」がいる。
双子ならではのウザ金持ちコンビネーションを見せつけてくる。新進気鋭の新デジモン(アプモン?)は当然無関係。
パートナーは「柘榴石(ざくろいし)」と「菫青石(きんせいせき)」。
ガーネットとかではなくそのまま読む。こちらも双子コンビネーションを見せてくること以外はこれから考えます。
双子ならではのウザ金持ちコンビネーションを見せつけてくる。新進気鋭の新デジモン(アプモン?)は当然無関係。
パートナーは「柘榴石(ざくろいし)」と「菫青石(きんせいせき)」。
ガーネットとかではなくそのまま読む。こちらも双子コンビネーションを見せてくること以外はこれから考えます。
- 八武 帝(てい)
『電脳霊媒少女かむい』に登場。主人公の鶫崎かむいが高校生で、そのライバルなのでおそらく高校生くらい?
名前の由来は、オカルティックな作風に合わせて「寺生まれのTさん」から。ネタまみれの作品だが、作者的に一番渾身のネタが彼女の名前である。
何にでも丁寧語の「お」を付けがちなお口調がお特徴。
パートナーはやはりザミエールモン。設定ができるかどうかは神のみぞ知る。
名前の由来は、オカルティックな作風に合わせて「寺生まれのTさん」から。ネタまみれの作品だが、作者的に一番渾身のネタが彼女の名前である。
何にでも丁寧語の「お」を付けがちなお口調がお特徴。
パートナーはやはりザミエールモン。設定ができるかどうかは神のみぞ知る。
- 八武 栄王(やたけ はるお)
数少ない八武一族の嫡男。
本人は穏やかな優男だが、パートナーのクイーンビーモンが八武の女性と瓜二つの性格をしている。
実は「あまりにも八武にぴったりな激マブ新デジモン・クイーンビーモンをどうにか八武と関わらせたい」と企んだ作者が頭をひねって生み出した存在。
本人は穏やかな優男だが、パートナーのクイーンビーモンが八武の女性と瓜二つの性格をしている。
実は「あまりにも八武にぴったりな激マブ新デジモン・クイーンビーモンをどうにか八武と関わらせたい」と企んだ作者が頭をひねって生み出した存在。
ザミエールモンは究極体なので(思想)、そもそも進化させたくない。
ザミエールモンから進化させたらさせたで、八武のザミエールモンは女王に仕える存在であり、女王そのもののクイーンビーモンは相応しくない
→パートナーを最初からクイーンビーモンにすることで解決。
ザミエールモンから進化させたらさせたで、八武のザミエールモンは女王に仕える存在であり、女王そのもののクイーンビーモンは相応しくない
→パートナーを最初からクイーンビーモンにすることで解決。
男性にする
→「蜂の女王と優男のつがい」の構図を維持できる。
八武の男性自体が例外のような存在なので、パートナーを例外にしても抵抗感が無い。
→「蜂の女王と優男のつがい」の構図を維持できる。
八武の男性自体が例外のような存在なので、パートナーを例外にしても抵抗感が無い。
- 八武 斧令辞出(ぷれじで)
直系か婿かは不明。トラウォ世界の元首相らしい。
- 八武 吾統徒儡愛(あすとらいあ)
直系か婿かは不明。トラウォ世界の最高裁判官らしい。
- 八武 吾群狼(やたけ あむろ)
八武の婿。トラウォ世界の警視庁総監らしい。
- 八武 凰君(おおきみ)
羅々のおじらしい。八武の直系か婿かは不明。
- 『砕壊ゴグマゴグ』の「虫の女王」
詳細不明。羅々や覇珠妃ではないようだ。従わないデジモンには圧政を敷いていたが、ジュエルビーモンをはじめ家臣には非常に慕われていたようだ。
パートナーもザミエールモンであること以外は詳細不明だが、完全体の身でありながらもブラストモンを斃した事が語られている。
パートナーもザミエールモンであること以外は詳細不明だが、完全体の身でありながらもブラストモンを斃した事が語られている。
- 八武 えまき
八武の分家の分家の分家の(中略)分家のそのまた分家の少女。八武一族出身の父と、八武家取り入るために父と結婚した母を持つ。
流石に分家の(略)となると八武の血はかなり薄まっており、性格は八武の女と全く似ていない。それでも外見上には八武の特徴が出ており、彼女自身は八武の血を嫌悪している。
上記の偉里座同様に長らく設定としてしか存在していなかったが、この度「DGO」の羽化石担当章のキーキャラに大抜擢された。
パートナーの個体名は「波斯菊(ハルシャギク)」。
流石に分家の(略)となると八武の血はかなり薄まっており、性格は八武の女と全く似ていない。それでも外見上には八武の特徴が出ており、彼女自身は八武の血を嫌悪している。
上記の偉里座同様に長らく設定としてしか存在していなかったが、この度「DGO」の羽化石担当章のキーキャラに大抜擢された。
パートナーの個体名は「波斯菊(ハルシャギク)」。
ザミメモですわ
一族に仕えるザミエールモンたちですわ。随時追記していきますわ。
○トライアングルウォー世界における木精軍団ザミエールモン部隊(女王近衛部隊)について
木精軍団のエリート部隊であり、実質八武の女王の近衛兵。「ザミエールモンがあらゆる状況に対応できる種族であるなら、ザミエールモンの部隊を作れば強いのではないか」という、八武らしい柔軟でふざけた発想で結成された部隊である。
構成員は八武一族および関係者のパートナーデジモン。本来のパートナーより八武一族、特に当主である女王の存在を優先して行動する。
木精軍団のエリート部隊であり、実質八武の女王の近衛兵。「ザミエールモンがあらゆる状況に対応できる種族であるなら、ザミエールモンの部隊を作れば強いのではないか」という、八武らしい柔軟でふざけた発想で結成された部隊である。
構成員は八武一族および関係者のパートナーデジモン。本来のパートナーより八武一族、特に当主である女王の存在を優先して行動する。
木精軍団自体は上下関係の厳しい軍隊であり、図鑑説明よろしく不要と判断されれば容赦無く切り捨てられる。
ザミエールモン部隊に限ればそこまで厳しい雰囲気は無く、下官から上官への軽口さえ飛び交うアットホームな職場である。特権階級の戯れ
エリートとして卓越した連携技能を持ち、同じ巣を構成する家族であり、何よりまるっきり同じ思想の持ち主である彼らを特別厳しい規律で縛る必要は無い。(※おイタが過ぎると上官からの拷問……もとい制裁はある)
彼らに求められるのは唯一つ、八武への揺るがぬ忠誠である。
戦闘に入れば軍隊らしい一糸乱れぬ統率で狩りを実行する。
つまりオン・オフの差が激しい。
ザミエールモン部隊に限ればそこまで厳しい雰囲気は無く、下官から上官への軽口さえ飛び交うアットホームな職場である。
エリートとして卓越した連携技能を持ち、同じ巣を構成する家族であり、何よりまるっきり同じ思想の持ち主である彼らを特別厳しい規律で縛る必要は無い。(※おイタが過ぎると上官からの拷問……もとい制裁はある)
彼らに求められるのは唯一つ、八武への揺るがぬ忠誠である。
戦闘に入れば軍隊らしい一糸乱れぬ統率で狩りを実行する。
つまりオン・オフの差が激しい。
○ザミエールモン達の性格
前提として、彼らは自由意志を持った個体の集団ではなく、一つの思考ルーチンに基づき活動する群体、社会性昆虫に近い。
個体ごとに個性は存在しているが、根底の思想は全個体で同一である。
前提として、彼らは自由意志を持った個体の集団ではなく、一つの思考ルーチンに基づき活動する群体、社会性昆虫に近い。
個体ごとに個性は存在しているが、根底の思想は全個体で同一である。
個よりも集団の意思を優先し、八武一族には絶対服従。独裁者(八武)に忠実な兵士のような行動を取る。
彼らにとっての味方=八武一族が味方と判断した存在であり、八武に仇為すと判断すれば容赦無く敵と見做す。
彼らにとっての味方=八武一族が味方と判断した存在であり、八武に仇為すと判断すれば容赦無く敵と見做す。
娯楽としての狩猟を好み、戦闘行為は狩り、或いは敵対分子の処罰として捉えている。敵は全て単なる外敵であり、狩りの対象。弄んで良い獲物と半ば見下す傾向にある。
武人キャラが持っているような「戦の誉れ」、「敵への敬意」は皆無。
拷問も大好き。好戦的かつ残虐なサディストの集団。
武人キャラが持っているような「戦の誉れ」、「敵への敬意」は皆無。
拷問も大好き。好戦的かつ残虐なサディストの集団。
このような生態のため、仮に現将軍が死亡しても何事も無かったかのように別個体が将軍として振る舞う。
ここだけの話、高レベルの魅了が効いたりする。
○個体ごとの説明
ダリア
羅々の正式なパートナー。
雌型変異個体。つまり原種よりも少女的な見た目。基本性能は原種と変わらず。
性格も表面上は童話に登場する可憐な少女のようだが、言葉の節々に凶暴性が滲む。顔芸もするぞ。
羅々とは普段友人のように接する。お姫様と小さな妖精の素敵なコンビに見えてたとしても、迂闊に触ってはいけないぞ。
ダリア
羅々の正式なパートナー。
雌型変異個体。つまり原種よりも少女的な見た目。基本性能は原種と変わらず。
性格も表面上は童話に登場する可憐な少女のようだが、言葉の節々に凶暴性が滲む。顔芸もするぞ。
羅々とは普段友人のように接する。お姫様と小さな妖精の素敵なコンビに見えてたとしても、迂闊に触ってはいけないぞ。
「私はダリア! 羅々のパートナーよ。普通のザミエールモンとはちょっと違う見た目だけど、ちゃんと強いから安心してね!」
「戦いも死ぬのも怖くなんかないわ。だってそれがデジモンなのに? 私が死んでも巣(八武)は永遠に続いていくのに? 怖がってる人達は何が怖いのかしら。きっと、自分の目で素敵な未来を見れなくなるのが恐ろしいのね」
「え? ボスを“おじちゃん”って呼ぶのは面白いからだけど、なにか?」
「戦いも死ぬのも怖くなんかないわ。だってそれがデジモンなのに? 私が死んでも巣(八武)は永遠に続いていくのに? 怖がってる人達は何が怖いのかしら。きっと、自分の目で素敵な未来を見れなくなるのが恐ろしいのね」
「え? ボスを“おじちゃん”って呼ぶのは面白いからだけど、なにか?」
針槐(ハリエンジュ)
羅々の母親である覇珠妃のパートナー。
見た目は原種そのまま。
一見、くたびれ気味の気さくなおじさんだが、実際はどの個体よりも好戦的。沸点が低いのもあって部下におちょくられる事もしばしば。
羅々の事は女王として崇めているが、同時に姪のような存在として溺愛している。トンデモ発言にツッコミを入れる事もあるが、基本的には羅々にめちゃくちゃ甘い。
他の個体も八武の偉い人もボケばっかりなので一人でツッコミ役を担っている苦労人。
進化前はジュエルビーモンだった。そのため槍の扱いに優れており、インドラを槍代わりに使う戦法が一番得意。
羅々の母親である覇珠妃のパートナー。
見た目は原種そのまま。
一見、くたびれ気味の気さくなおじさんだが、実際はどの個体よりも好戦的。沸点が低いのもあって部下におちょくられる事もしばしば。
羅々の事は女王として崇めているが、同時に姪のような存在として溺愛している。トンデモ発言にツッコミを入れる事もあるが、基本的には羅々にめちゃくちゃ甘い。
他の個体も八武の偉い人もボケばっかりなので一人でツッコミ役を担っている苦労人。
進化前はジュエルビーモンだった。そのため槍の扱いに優れており、インドラを槍代わりに使う戦法が一番得意。
名前の由来であるハリエンジュ、いわゆるアカシアの花はご存知の通り蜜源植物だが、当時の羽化石は完全に語感で名付けたので偶然である。
「俺は木精将軍ザミエールモン。個体名は針槐だが、俺の世界で身内以外の奴にはザミエールモンって呼ばせてる。まあ好きに呼んでくれや」
「俺は覇珠妃の……羅々の母親のパートナーなんだが、軍そのものが羅々のパートナー扱いって事で、俺も出張って来てんだ。羅々の保護者みてえなもんでもあるんで、あいつが何かやらかしたら俺に言ってくれ」
「チビどもは俺の反応を面白がってそう呼んでるだけで、俺は奴らの叔父さんでもおっさんって年でもありませぇん! ……ほら、俺と覇珠妃は同い年だからよ。俺がおっさんって事になると都合が悪いから、なっ?」
「おいおいおい、なんだその目は。身内ノリが許されると思っちまったか? てめえは初めから“身内”に勘定してねえよ」
「俺は覇珠妃の……羅々の母親のパートナーなんだが、軍そのものが羅々のパートナー扱いって事で、俺も出張って来てんだ。羅々の保護者みてえなもんでもあるんで、あいつが何かやらかしたら俺に言ってくれ」
「チビどもは俺の反応を面白がってそう呼んでるだけで、俺は奴らの叔父さんでもおっさんって年でもありませぇん! ……ほら、俺と覇珠妃は同い年だからよ。俺がおっさんって事になると都合が悪いから、なっ?」
「おいおいおい、なんだその目は。身内ノリが許されると思っちまったか? てめえは初めから“身内”に勘定してねえよ」
クリスタル
雪上での活動を想定した白色の鎧だが、雪国で活動する機会はそんなにない。
性格はダリアと殆ど変わらず口調が少年的になっただけ。
実はトラウォプロトタイプでは彼が羅々のパートナーだった。
雪上での活動を想定した白色の鎧だが、雪国で活動する機会はそんなにない。
性格はダリアと殆ど変わらず口調が少年的になっただけ。
実はトラウォプロトタイプでは彼が羅々のパートナーだった。
「僕はクリスタル! 群れの狩り担当だよ! え、狩りは全員が担当? まあまあ、細いことは気にしないでよ」
「僕の元々のパートナー? うーん、誰だっけ? 八武の血が流れてないなら興味無いや」
「ボスをおじちゃんって呼んで怒られないのかって? 怒るのが面白いから呼んでるんだよ」
「ふざけんなよ! 獲物の癖に、大人しく僕に狩られろよ!」
「僕の元々のパートナー? うーん、誰だっけ? 八武の血が流れてないなら興味無いや」
「ボスをおじちゃんって呼んで怒られないのかって? 怒るのが面白いから呼んでるんだよ」
「ふざけんなよ! 獲物の癖に、大人しく僕に狩られろよ!」
ジェスト
ダリアとクリスタルの指導役。クールに見えるが根底にあるのは八武のザミエールモンとしての本能である。
針槐の副官であり、彼とは同期なのでプライベートではタメ口になる事もある。
武器改造マニアで、肩から矢をホーミングミサイルのように発射したり、刃を電ノコに改造したインドラをぶん回したり部下のワスプモンに手を出してみたりとかなりのエンジョイ勢。やっぱりクールじゃないじゃん。
名前の由来はロシア語で「残酷」を意味する「Жестокость(ジェストーコスチ)」から。
ザミエールモン達の名前は自然物(植物or鉱物)やマイナスイメージの単語で統一されている。
ダリアとクリスタルの指導役。クールに見えるが根底にあるのは八武のザミエールモンとしての本能である。
針槐の副官であり、彼とは同期なのでプライベートではタメ口になる事もある。
武器改造マニアで、肩から矢をホーミングミサイルのように発射したり、刃を電ノコに改造したインドラをぶん回したり部下のワスプモンに手を出してみたりとかなりのエンジョイ勢。やっぱりクールじゃないじゃん。
名前の由来はロシア語で「残酷」を意味する「Жестокость(ジェストーコスチ)」から。
ザミエールモン達の名前は自然物(植物or鉱物)やマイナスイメージの単語で統一されている。
「リーダー不在時の指揮は俺が執ることになっている。その他、若い個体への指導、“再教育”の主導、武器庫の管理は俺の担当だ。他に質問は。無いなら俺は持ち場に戻る」
「羅々。汎用武器の補充、人員不足の部隊へマシーン型デジモンの再配置の許可を。……何? 趣味の改造のための要求は通すなと針槐が? インドラの改造で我慢しろ? そもそもラタトスクにそんな余裕は無い? チッ、あいつめ」
「さあ……。リーダーの呼び方は指導要領に無いので……」
「羅々。汎用武器の補充、人員不足の部隊へマシーン型デジモンの再配置の許可を。……何? 趣味の改造のための要求は通すなと針槐が? インドラの改造で我慢しろ? そもそもラタトスクにそんな余裕は無い? チッ、あいつめ」
「さあ……。リーダーの呼び方は指導要領に無いので……」
杜若(かきつばた)
隠密行動特化個体。名前の通り深い紫色のマントで顔を隠している。
性格は寡黙。ダリアとクリスタルの同期。
羅々の護衛役という立場を利用し、髪の裏とうなじの間の特等席を独占している。
隠密行動特化個体。名前の通り深い紫色のマントで顔を隠している。
性格は寡黙。ダリアとクリスタルの同期。
羅々の護衛役という立場を利用し、髪の裏とうなじの間の特等席を独占している。
「…………」
あすなろ
雌型変異個体だが、見た目はダリアよりも原種に近い。
頼れる姉御肌ポジション。ジェストが武器改造マニアのやべー奴なので若い個体はどちらかというと、あすなろの方がまともだと思ってついていく。
雌型変異個体だが、見た目はダリアよりも原種に近い。
頼れる姉御肌ポジション。ジェストが武器改造マニアのやべー奴なので若い個体はどちらかというと、あすなろの方がまともだと思ってついていく。
「なんでザミエールモンに個体差があるのかって? 野暮な質問だねえ。そりゃみんな同じ顔だと区別がつかないからさ。普通は敵から見て区別が付きにくい方が良いんだろうけど、うちは事情が違うからねえ」
「女の姿をしてんのは今んとこ私とダリアだけだね。別に意味は無いよ。単に元が雄型だから珍しいってだけさ」
「女の姿をしてんのは今んとこ私とダリアだけだね。別に意味は無いよ。単に元が雄型だから珍しいってだけさ」
波斯菊(ハルシャギク)
八武の分家の分家のそのまた分家の少女、八武えまきのパートナー。通称ハルシャ。
陽気なエセ関西弁話者。エセなので時々素の標準語が出てしまう。
八武の分家の分家のそのまた分家の少女、八武えまきのパートナー。通称ハルシャ。
陽気なエセ関西弁話者。エセなので時々素の標準語が出てしまう。
○みんなの他人の呼び方
羅々に対しては基本呼び捨て。気合いを入れる時は女王陛下。針槐だけ時々昔の癖で「姫様」呼びになる。
針槐に対してはボス/リーダー/おじちゃん/針兄さんetc…と基本的にみんな好きなように呼んでる。本人は将軍と呼んで欲しがっている。
羅々に対しては基本呼び捨て。気合いを入れる時は女王陛下。針槐だけ時々昔の癖で「姫様」呼びになる。
針槐に対してはボス/リーダー/おじちゃん/針兄さんetc…と基本的にみんな好きなように呼んでる。本人は将軍と呼んで欲しがっている。