概要
Painterは1991年に誕生した、高機能なペイントツール。その歴史は長く、ペイントツールSAIやArtRageなど、現存する様々なペイントツールはPainterを意識して(真似て)作られています。
アニメ系に留まらず、Gペン、油彩や水彩など、実在する画材の自然な書き味をコンピュータ上で再現することに重点を置いており、その快適さ、表現力は世界最高峰。
ブラシが700種類以上と他ソフトに比べ圧倒的に多く、カスタマイズ性にとんでいるため他ソフトよりも表現力が高く、ペンタブレット「Intuos」シリーズの性能を最大限に生かすならPainterでないと不可能なほどです。
ブラシが多い!という人は使う筆だけを出しておける「カスタムパレット」もあるため、全部を把握する必要はありません。
2DCGにおいてはPhotoshopと双璧をなす代表的なソフトとして知られており、国内外のアマチュアからプロまで様々な人が使っています。PhotoshopやSAIで表現が難しい混色系イラスト(水彩、油彩系など)が得意な面があります。
筆
Painterにしか搭載されていない
ブラシは数多くありますが、2015で新しく搭載された「パーティクル
ブラシ」では、
ブラシのスピード、進行方向などで引っ張られる線を描くことができるので、、近未来的な絵や煙などを表現するのにとても便利です。また、水のにじみなどには「デジタル水彩」「リアル水彩」「ティント」を始めとした様々な
ブラシで自分の表現にあった
ブラシを選択できます。
便利なツール
また最近増えてきているのが「高機能で便利なツール」
左右対称にイラストが描ける「ミラーツール」、万華鏡のように最大12分割で
ブラシストロークをコピーできる「万華鏡ツール」、建物やパースをつけた作品を書く際に便利な「パース定規」、写真などを油彩や水彩、ゴッホ調などに描きなおす「自動ペインティング」、その他、黄金比ガイドや伸縮可能なプレビューパレット、色を混ぜるミキサーなども搭載されており、絵を描くのにとても便利な機能満載である。もちろん文字もレイアウトできるが、文字レイアウトはそんなに強くない。
どこで手に入れられるの?
全国の家電量販店、PCソフト取扱店、ネット通販、ダウンロードなどで手に入れられます。
種類が色々あってどれを買えばよいのかわからない
Photoshopで出来なくてPainterで出来る事
•Painterは
ブラシ機能にはじまり、
ブラシ機能に終わるといっても過言じゃない。
ただ単に「
ブラシが多い」とは言い尽くせないくらい
ブラシが豊富です。
•PhotoShopと同じような
ブラシを作ってもPainterの方が軽快で
特に素早くペンを動かした時に出るカクカクが少ないです
•フォトショが表現の大半をフィルタに依存しているのに対し
Painterではリアルタイムに画面を加工する手段として
ブラシが
豊富に用意されていると言っても良い。そして、そのパラメーターを
組み合わせて、無限の効果を生み出すことが出来る。
•
ブラシのカスタマイズを使いこなせなければたぶんPainterを
1/3も理解できたことにはならないと思う。
•アナログ画材のシミュレート。
モニタ上で手描きと同じ感覚で描けるのがPainterの魅力。
(painter同人ノウハウ板1より(多少加筆修正、Painter6FAQより転載))
最終更新:2021年07月05日 16:16