アトラクションの軌道について

ディズニーのライド型アトラクションは、
  • 一本軌道型
  • 溝軌道型
  • 無軌道型
  • 鉄道型
  • 水路型
  • ローラーコースター型
  • 吊り下げ型
の7種類ある。名称はEno Enoが勝手につけたもの。

軌道解説

  • 一本軌道型
例:ピノキオの冒険旅行、白雪姫と七人のこびとなど

1本の軌道を車軸ごとに付いている車輪で挟む方式。カーブ時に車輪の角度を変えているため、挟む車輪は片側2個以上あるものと思われる。

  • 溝軌道型
例:センター・オブ・ジ・アース、インディー・ジョーンズ®アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮

見た目としては、中央に溝があり両脇にゴムタイヤの跡がついている。
溝の内部は観察のしようがないが、センター・オブ・ジ・アースの青緑の橋で裏から自然光が漏れていることがわかる。
そこから、溝内部はタイヤ跡の裏まで空洞となっており、進路変更と浮上防止(急降下時)のための機構があると推測する。
情報求む。

  • 無軌道型
例:プーさんのハニーハント、アクアトピア

こちらも観察におけるヒントが非常に少ない。
おそらくWikipediaの説明が正しいので、そちらを参照されたし。

  • 鉄道型
例:ウエスタンリバー鉄道、ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
2本の鉄レールの上を走る、パーク外の鉄道と同じ軌道。
ただし動力はそれぞれ、ウエスタンリバー鉄道は蒸気機関(軽油?)、ディズニーシー・エレクトリックレールウェイは第三軌条方式(電力)を使用している。

  • 水路型
例:スプラッシュマウンテン、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジなど

水の流れに乗って、浮いたボートが進む。この流れは、急流(滝)と水底からの水噴出、水路端での排水によって生み出される。
詳しくは水路系アトラクションにおける水の流れを参照。

  • ローラーコースター型
例:ビッグサンダー・マウンテン、レイジングスピリッツなど

2本のレールを複数方向(上と左右)から車輪で掴む。こうすることで、急降下してもループしても脱輪しない。
強度さえ保てれば枕木や支柱などの設計、演出を比較的自由に変えられる。
それを利用して暗闇に溶け込ませたり(スペース・マウンテン)、風化して折れた枕木を紛れさせたり(ビッグサンダー・マウンテン)している。

  • 吊り下げ型
例:ピーターパン空の旅、海底二万マイル
天井に固定したレールを上、左右から掴む。
カント(カーブでの内側への傾き)をつけたときの負荷をどうしているか研究中。遠心力にただ任せているわけでもなさそうなので。

ポイント(分岐器)の仕組み


  • 1本軌道型
情報求む。分岐がない気がする。

  • 溝軌道型
微妙なカーブの溝がついたターンテーブル。
左カーブを右カーブに変えるときは、ターンテーブルを半回転くらい回す。逆も然り。

  • 無軌道型
もちろん分岐器は必要ない。

  • 鉄道型
Wikipediaを参照。とても詳しい説明がある。

  • 水路型
可動部(板、ピンボールのフリッパーのようなもの)を動かして2本の水路を選択する。

  • ローラーコースター型
直線レールと曲線レール(どちらも曲線の場合もあり)をスライドして入れ替えることで分岐する。

  • 吊り下げ型
情報求む。
最終更新:2016年01月16日 20:40