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YZF-R6インプレ

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divadiva

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'05 YZF-R6 を軽~くインプレする。エキスパートじゃないのでたいした内容じゃないけど。。

(番外編('05R6 vs. '06R6) 2006/10/28)
とうとう試乗しちゃいました。'06R6に。
いやぁ、、何アレ?
最初に思ったことは、エンジンのすばらしさ。同じ排気量とは思えないほどの違い。たとえば1速のカバー範囲が全く違います。'06だと1速だけでかなり走れる。'05だとそもそもガックンガックンして気を遣ってしまいます。何よりトルクがあるんですよね、'06は。
とりあえずエンジンは全域でトルクフル。'05はもっと2スト的で、特に6,000rpmから2次曲線的加速をします。'06はもっとリニアな加速をします。実質的に早いのは'06。でも'05は味がある。
'06で次に感心したのはすばらしい足回り。ピタッと地面にはりついていて、とても安心感がある。サスがいいってことなのかな?
私はいつも'05にリア寄りに乗っているためけっこう高い車高に慣れており、'06のポジションは特にきついとは思いませんでした。'06は、中高速だけでなく一本橋みたいな微速でも車体がピタッと安定し、いい感じ。
ニーグリップも気持ちよくタンクにはまってくれる。'06良い!
ただ、音がね。。
タンク前方からゴォゴォと聞こえてくる吸気音と、やたらうるさいマフラーの排気音。
確かにその気にさせるんだろうけど、長い時間聞いていたら、かなり疲れるかもしれません。

さて、結論です。

'06R6はエンジン、車体ともに、'05の数段上を行きます。
ただ速いのではなく、安心して攻められそうなスタビリティ。扱いやすい高性能。やっぱ'06はレーサーなんですね。
と、'06は全てにおいて'05を凌いでいるわけですが、でももし2スト的エンジンが好きで、多少の扱いづらさも愛せるのであれば、'05も悪くないです。'05独特のガトリングビームヘッドライトもいいと思いますよ!


ポジション

一言で言うとラクチン。ラクといっても、あくまでも他社のSSと比べての話だが、あきらかにハンドルが高く、身体に負担のかからないポジション。
走り始めてもその印象は変わらず、実際、長距離を走ってもそれほど疲れない。
ただしフカフカのシートのせいで、おしりが痛くなってくる。だからといって硬けりゃ痛くならないかと言われれば、そういうわけでもないが・・・。

では、スポーツに向いていないかというと、もちろんそんなことはなく。ただ、初心者にも乗りやすいということなのだ(ポジション的な話ね)。

ツーリングのできる600ccスーパースポーツ、それがR6なのだ。

慣らし中はこんな感じ

マニュアルには最初の1,600kmまでが慣らしと書いてある。が、気をつけるのは最初の1,000kmである。なぜなら7,000rpm程度に抑えなさい、と指示があるからだ。

この7,000rpmというのが、とても微妙かつ絶妙な指令なのだ。
なぜなら、6,000rpm手前まではまったくもってパワー感が無く、回転の上昇もダルい感じ。特に慣らし中は回転の上昇に気を使っていることもあってアクセルをガバッとあけないようにしているため、なおさら弱い。250ccや400ccといい勝負になるくらいの弱さだ。
しかし6,000rpmに差し掛かると突然すさまじい回転上昇を開始し、中型免許車ではありえない加速を始める。
が、例の回転数上限のために即アクセルを戻すこととなり、一瞬の喜びで終了してしまうのだ。

これは慣らし終了前にガッカリして売り払うのを阻止するための策略ではないか?と思ってしまった。(もちろんそんなことはないだろうが)

というわけで、慣らしは、一瞬の喜びと将来の希望をかすかに抱きつつ、続くのである。
3,4回の日帰りツーリングで慣らしは早くクリアしちゃいましょう。

ちなみに慣らし中は高速道路だと120kmから130kmの速度がでます。

高速走行

120km程度だとバイクが「いやいや」しちゃいます。もっとスピード出せと。
とりあえず140km〜170kmくらいは出してあげないと、バイク的に中途半端すぎます。ちなみに200kmもあっという間です。いや、私はそんなに出してませんよ。法律違反ですから。人に聞いた話です。
高速道路はとっても楽しいですよ。

コーナリング

素直でわかりやすい。クセやコツをつかまないと曲がらないマシンとは対照的に、ニュートラルなやつです。サスはヤマハらしく柔らかくてよく動きます。私の腕では、減衰を抜いたセッティングがベターです。
CBRなどはかなりフロント加重だと聞いてますが、'05 R6はそんなことないです。
上体に力を入れずに、ステップの外足荷重すればビシッと決まる(と思う)。基本通りやればいいのです。
そういう意味では、お勉強するのにとてもいいバイクのように思えます。

ちなみに私は峠は基本、2速キープで走っています。
回転は落ちても6,000rpm手前。これならすぐに回転が加速度的に盛り上がる6,000rpmに乗せられますから、ストレスなく走れます。

そして、600ccの楽しさはやはり回転域が高いということ。峠ですと、普通に10,000rpm以上回せます。また音がいいんだなぁ。。
コォォォン・・・って感じで。

もちろん、高回転域での乱暴すぎるアクセルワークは危険ですから、丁寧に扱いましょうね!

Uターン&取り回し

さすが600だけあって軽く、取り回しは安心できます。ですが、ハンドル切れ角はSSということで少なめ。小回りはききません。しかもフルロックすると、手がハンドルとタンクの間に挟まります。なのでUターンは苦手。無理して決めようとすると危ない目にあいますよ。私は最初から両足付きながら、半クラでそろそろとUターンします。

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