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東京モーターショー2007

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divadiva

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東京モーターショーに行ってきました。
今回見た中で、いいなぁ、と思ったのは、ホンダのCBR1000RRとCB1100Fと、カワサキのZX-10Rでした。

ホンダ

事前に見ていた写真では、'08 CBRダサッ、と思っていたのだが、実物はとってもいい。かっこいいぞ。正直気に入った。'08 ZX-10Rも同じくらいかっこいいが、やはりホンダは進んでいるなぁ、と思ってしまった。
私はヤマハ党だが、正直、ホンダとカワサキがちょっと先を行っているように感じてしまう今日この頃(パッと見て受ける印象の事ね)。

かっちょいい、'08 CBR1000RR。

そのうち流行も終わると思っていた、センターアップマフラー。やっぱり終わったね。
個人的には、このショートマフラーは好きです。時代がSRXに追いついてきた!なんちて。

そして、試作展示されたCB1100Fもかなりお気に入り。古くて新しい、みたいな、伝統を新しい技術とセンスで蘇らせた雰囲気です。私はホンダらしくていいと思うんですよ。これまでもCB750があったわけですが、はっきりいって、延命しているにすぎない感もありました(けなしてるわけではないです。良いバイクです、あれも)。
ちゃんと資金を投入して、ホンダのアイデンティティである4気筒を積極的に押し出そうとしているところがとてもよい。って、コレ、市販されるんですよね?ホンダさん。

ちなみにアルミ or ステンレスのサイドカバーがかっこいい。SRXみたい。

あと、もうひとつのコンセプトモデルである、EV06。
水平対向6気筒1832ccマシンです。コレも・・・かっこいいよ!

ヤマハ

ヤマハですが、全体的にはちょっと微妙な展示だったような。。
だって、他のメーカみたいに、盛り上げようという感じはなかったもの。でも、テーマ的には狙いどおりなんでしょう。The Art of Engineeringと銘打ったYAMAHA MUSEUM、まさに美術館のような雰囲気を作り上げていました。ヤマハらしいといえばその通りなんですが、モーターショーはお祭りだから、私は楽しいステージの方が好きだな。

で、ヤマハは今回、ワールドプレミアとして、XS-V1 SakuraというVツインマシンを出してきました。評判良かったら、そのうち何かツインマシンを市販してくれるかも知れない。確かに美しいし、細部にも手抜かりはない。まさに美術品。そしてツインを出してきたところは、素直に嬉しい。
でも、個人的には(いや多くの人が同じ事を言っているが)パラレルツインのスポーツモデルを出して欲しかった。
TRXの例があるから、なかなか難しいかもしれんが、そこは先読みの得意なヤマハなんだから。。(でもあまりにも先を行きすぎて、販売的には大はずしをやらかすのが、これまたヤマハなのだが)

まずはXS-V1 Sakuraの全体。美しいけど、ちょっとおとなしすぎないかい?

次にエンジン。空冷ですな。まぁいいんだけど、造形はSRVっぽいな。

そして細部。手抜かりはない。

他にもヤマハはいろいろとコンセプトモデルを出していた。
お決まりのスクーター系、LUXAIRやら、

メタノール燃料電池を動力源とするコミューター「FC-Dii」。かわいいね。

スズキ

スズキですが、モデルチェンジしたハヤブサやGSX-R600(750)、他にもB-Kingなどもありましたが、私はコンセプトモデルが気になった。
特に、クロスケージはぜひ市販して欲しい。あの1本棒のフロントサスも、なかなかかっこいいです。

写真は、コンセプトモデルの、バイプレーン(金色)と、クロスケージ。バイプレーンは飛行機をイメージしたそうです。

他にも、ジェンマというスクーターが出てましたが、とてもかっこいいと思いました。あのまま市販化できれば、かなり劣勢気味のスズキスクーターの起死回生となるのではないかなぁ。。

カワサキ

カワサキで私が一番お気に入りなのは、ZX-10Rです。ヌルヌルしたデザインから、カクカクしたデザインにチェンジ。Z1000的な流れですよね。

ところで、今回のショーに出品している各メーカのパンフレットで、私が一番気に入っているのはカワサキなんです。
ページ数も一番少ないのになんで・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれのバイクの一番強調したいところを、1枚の写真でいかに表現するか、という気持ちを一番感じたからなんですね。
1バイクにつき1枚の写真。それで全てを表現する。
他のメーカももちろん同じ気持ちで作っているんだろうけど、徹底していたのがカワサキじゃないかなぁ、と思ったのでした。(あくまでも私個人の感想なので・・・)

カワサキのMoto-GPマシンもカクカクしてますし、なんとなく嬉しいな。
日本の他のメーカがみんななめらかな曲線で構成されているのと比べて、カワサキのカクカク路線、個性が感じられていいですね。
(もちろん、カワサキでもなめらか系デザインのモデルもありますが)

トヨタ車体

ここでは、トヨタの車体をおもしろく改造した、夢のあるコンセプトモデルが展示してありました。

まずは、我々バイク乗りの夢、ピットになる車です。ヤマハの2ストGPマシンが渋すぎる、TRANS-PIT(トランスピット)。
ハイエースワイド・スーパーGLをベースにしており、団塊世代へ趣味を楽しむ時間と空間を提案するのだという。

次に、トリマーさんのための移動設備、MOBILE TRIMMER(モバイル トリマー)。
ハイエーススーパーロングをベースにした移動ペット美容院。でもこういうの、すでに現実にあるけどなぁ。この前も家の近くで見たもの。とはいえ、まぁ楽しくていいよね!


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