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校長先生の指導 第2話 後編
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ストーリー
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ゲイル・ヴェスパー 何故ファレナは規範から外れた行動を 繰り返す? |
| マルハヴァン | |
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立ち入り禁止区域に 一般生徒を侵入させた件もそうだが リュミエ以外の奴とも衝突している |
| マルハヴァン | |
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こちらから見れば、単純に ファレナが問題児なだけに見えるが |
| マルハヴァン | |
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問題児であることは否定しないさ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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だがね 自然文明とファレナの関係を見れば ああなるのも仕方ないんだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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自然文明がホウエイルに来てから 問題を起こしていたのは知っているな? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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ああ、彼らは大地が闇文明により 蹂躙されていることに怒っていた |
| マルハヴァン | |
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その行き場のない怒りを 持て余していた……というような 状況だったと認識している |
| マルハヴァン | |
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そんなところさ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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自慢じゃないが 自然文明のクリーチャー達は力が強い 頭一つ抜けていると言っていいだろう |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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そんな力自慢達が 地上よりも遥かに狭いホウエイルで 黙って暮らせるか? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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そんなわけがないんだよ こぞって地上に降りたがった |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| だが、地上に 通常のクリーチャーは…… | |
| マルハヴァン | |
| ああ、降りることはできない | |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| 闇文明に負けない力を持っているのに 闘うことが許されない | |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| 黙って、指を咥えて 地上が汚染され続けるのを 見ていることしかできない | |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| 私らにとって、耐え難い屈辱さ | |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| ……自然文明が 問題を起こしてしまうのも必然だな | |
| マルハヴァン | |
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おや 光文明からそんな言葉が出るとは 思わなかったね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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心くらいは持っているつもりだ 問題を起こしていい、という 理由にはならないがな |
| マルハヴァン | |
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光文明も同じような怒りは抱いている |
| マルハヴァン | |
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こちらはホウエイルの治安維持を 務めながら、問題の根本解決に いそしんでいる分、幾分マシなのだろう |
| マルハヴァン | |
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こっちは水文明や光文明のような 手段は取れないからね 肯定するわけじゃないが、仕方ないのさ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| ――そんな自然文明の問題行為は ある時を境にパタリとなくなったはずだ | |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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確かに、そうだな…… てっきりリュミエがラビリンスに 入ったからだと思っていたな |
| マルハヴァン | |
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それも間違いじゃない あのお嬢さんは頑張っているよ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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だが、自然文明の怒りを収めていたのは ファレナなんだよ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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あの坊やが自然文明の怒りを担い 地上に降りてマスター候補生となった |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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地上と天上、双方で自然文明の怒りを 適切な形で体現する者が現れたんだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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……規範から外れた行動も 自然文明の怒りとして解釈されるわけか |
| マルハヴァン | |
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そういうことだ 自然文明にとっては あのくらいがいいのさ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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お陰で自然文明のクリーチャー達も 普通のクリーチャーとして他の奴らと 交流ができている |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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だから私もあの坊やに協力してる |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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自然文明をただの「粗暴な奴ら」 ではなく、使命に燃えるクリーチャーに しているのは、坊やの存在だ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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私がこうして平静を 保っていられるのも、坊やのおかげだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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話だけ聞いていると まるで自我のない奴にも思えて 不気味だな |
| マルハヴァン | |
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ファレナの行動は 全て自然文明に利する行動だ |
| マルハヴァン | |
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そんなこと言ったら リュミエだってそうだろ? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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治安部隊の長となるべく育てられ 世界を救う研究も行う光の体現者だ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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――そっちはなぜ リュミエに手を貸すんだ? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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こっちは話したんだ 聞かせてもらいたいね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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勝手に喋りはじめたんだろう |
| マルハヴァン | |
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……俺はただ、生真面目なアイツが 見れない部分を見ようと思っただけだ |
| マルハヴァン | |
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俺は光文明の中でも異端だ |
| マルハヴァン | |
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群衆に紛れ、影から敵を討つのが俺だ |
| マルハヴァン | |
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異端の研究にすら手を出しながら 純真さが抜けないアイツには 俺みたいな奴が必要だと思った |
| マルハヴァン | |
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ただ、それだけだ |
| マルハヴァン | |
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へぇ、大概堅物なアンタが どんな経緯であんな子に手を貸すように なったのか、気になるね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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もっと教えてくれよ 何かあるんだろ? 言えないようなことが! |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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そんなものあるか ……面倒だ、話を戻すぞ |
| マルハヴァン | |
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ファレナの立場はわかったが リュミエと対立する理由は何だ |
| マルハヴァン | |
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ホウエイルと光文明を 敵に回す利点はないはずだろう |
| マルハヴァン | |
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恐らく、アイツも対立したくて 対立しているわけじゃない |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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原因は坊やの過去にもあるんだ |
| ゲイル・ヴェスパー |














