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切り札達の憂鬱 第1話 後編
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ストーリー
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やはり、この空間は異様ですね 本来貴方はルピコがいなくては 召喚の力は使えないはずが |
スペル・デル・フィン | |
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こうしてクリーチャーを召喚し 我と渡り合えている |
スペル・デル・フィン | |
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しかし、貴方の力は 偽物ではないようです |
スペル・デル・フィン | |
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単純な力で敵わないと見て すぐに戦法を切り替える機転 クリーチャーの指揮能力 |
スペル・デル・フィン | |
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ここまで生き残ってこれたのも 頷ける実力 |
スペル・デル・フィン | |
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ふむ……もっと本気で やっても―― |
スペル・デル・フィン | |
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ストップ スペル・デル・フィン |
キリコ | |
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想定外の存在に暴れられては 不調が生じかねない そうなっては困る |
キリコ | |
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戻ってきましたか、キリコ |
スペル・デル・フィン | |
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まぁいい、ひとまず 【プレイヤー】の 力は見れたので良しとしよう |
スペル・デル・フィン | |
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何? エレナを思わせる 闘い方だった? |
スペル・デル・フィン | |
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ふ、ふふふ……! |
スペル・デル・フィン | |
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ゴ、ゴホン 悪い気はしませんね |
スペル・デル・フィン | |
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我は太古の昔にカードの姿に なってから、エレナの一族に 代々受け継がれてきた |
スペル・デル・フィン | |
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厳格な一族でしたが 今の主はその中でも 最も優秀です |
スペル・デル・フィン | |
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文武両道、才色兼備、品行方正 まさに光のあるべき姿! |
スペル・デル・フィン | |
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それでいて才覚に溺れず 研鑽を忘れない |
スペル・デル・フィン | |
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まだまだ甘さは抜けきりませんが 彼女ほど我に相応しい人間は 居ないといえるでしょう! |
スペル・デル・フィン | |
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そして何よりあの包容力! あればかりは我にも持ち得ぬ物 是非一度あの包容力に―― |
スペル・デル・フィン | |
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い、いえ、少々語りすぎました エレナのこととなるとつい…… |
スペル・デル・フィン | |
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キ、キリコ それで我がこの姿になった 原因は判明したのですか? |
スペル・デル・フィン | |
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原因はやはりそれぞれが持つ 強大な力にあると推測 |
キリコ | |
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クリーチャー世界の再現には 不可欠なものの、ここまで 強力な力があふれ出すのは想定外 |
キリコ | |
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強大な力…… ふ、ふん……まぁ当然だ |
スペル・デル・フィン | |
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我の力はこのような機械に 収まらないことは自明の理 不可避な事象だ |
スペル・デル・フィン | |
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その姿である分には 比較的安定している |
キリコ | |
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恐らくその強大な力を 抑えた形がその人型だと推測 |
キリコ | |
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なるほど、道理で元の姿より 出力が落ちているはず…… |
スペル・デル・フィン | |
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仮に元の姿に戻ったら 一体どうなるのですか? |
スペル・デル・フィン | |
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とても処理落ちする |
キリコ | |
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処理落ち……? |
スペル・デル・フィン | |
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【プレイヤー】は 分かるのですか? なら、良いのですが…… |
スペル・デル・フィン | |
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ですが……キリコ 貴方の姿は変わらないのですね |
スペル・デル・フィン | |
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……元々の機械の身体が キリコの無意識に 影響しているのだと推測 |
キリコ | |
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雑談はここまで 現状を把握するために進むべき |
キリコ | |
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きっと、他のクリーチャーも 同じ状況になっているはず |
キリコ | |
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とっとと去りなさい ここはあなたのような者の 居場所じゃなくってよ? |
謎の女性 | |
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だが―― |
偽りの名-スネーク | |
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何か文句がおありかしら? |
謎の女性 | |
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……! |
偽りの名-スネーク | |
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まったく……魂もない存在が 私に話しかけないで 欲しいものですわ |
謎の女性 | |
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妙に姿は小さいが…… この溢れる力、貴方は ネロ・グリフィスか |
スペル・デル・フィン | |
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……ん? あら、今度は魂がある者の ようですわね |
謎の女性 | |
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ええ、そうですわ 私こそがネロ・グリフィス |
ネロ・グリフィス | |
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この高貴な名を気安く呼ぶ 貴方の名を教えてくださるかしら |
ネロ・グリフィス | |
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我はスペル・デル・フィン この姿では信じられない でしょうが…… |
スペル・デル・フィン | |
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スペル・デル・フィン―― |
ネロ・グリフィス | |
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お前が――! |
ネロ・グリフィス | |
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……我に魔法は通用しない 知っているものだと思いましたが |
スペル・デル・フィン | |
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貴方の存在は魔法への侮辱 知っていてもやらざるを得ないの |
ネロ・グリフィス | |
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どうせ傷つきはしないのだから 構いやしないでしょう? |
ネロ・グリフィス | |
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………… |
スペル・デル・フィン | |
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それで、ここで何を? 他のクリーチャーを脅して いるように見えた |
キリコ | |
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貴方は……キリコですのね? 感謝いたします |
ネロ・グリフィス | |
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貴方は素晴らしい世界を 作ってくれましたわ! |
ネロ・グリフィス | |
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ほ、本気で言っているのですか? |
スペル・デル・フィン | |
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ええ、勿論ですわ クリーチャーと人が共存出来る シミュレーター…… |
ネロ・グリフィス | |
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本来の姿では街に居づらい私も ここでなら気軽に存在できる |
ネロ・グリフィス | |
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この姿で、この世界でなら ルカ様と共に過ごすことが できますわ! |
ネロ・グリフィス | |
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だから、私は決めたのです |
ネロ・グリフィス | |
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ルカ様が来るまでに ルカ様が過ごしやすい世界に 私の魔法で作り替えると! |
ネロ・グリフィス | |
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そんなことが可能…… いや、許されるのですか? |
スペル・デル・フィン | |
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キリコはとても困る |
キリコ | |
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マスターと共に作った世界を 作り変えるのはダメ |
キリコ | |
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そ、そうですよね……そして それがどんな影響を及ぼすかも 分からない、やめるべきだ! |
スペル・デル・フィン | |
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随分と偉そうですわね いいからとっとと去って くださいます? |
ネロ・グリフィス | |
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私の魔法でこの機械を 掌握してしまえば影響も 大した問題ではない! |
ネロ・グリフィス | |
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この場所は私とルカ様の ための場所にしますので 文句があるならどうぞ |
ネロ・グリフィス | |
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受けて立ちますわ! |
ネロ・グリフィス | |
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――おや、なんですの貴方は 人間が急に割り込んでくるなんて そこに立たれると邪魔ですわ |
ネロ・グリフィス | |
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それとも、あなたも私が 世界を変えることに文句を 言うつもりですの? |
ネロ・グリフィス | |
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私の前に出るというのなら 消し飛ばされても文句は 言えませんわよ? |
ネロ・グリフィス | |
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【プレイヤー】! 下がれ、危険だ! |
スペル・デル・フィン | |
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【プレイヤー】? 貴方が……? |
ネロ・グリフィス | |
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ふぅん…… 道理で勇敢なわけですわね |
ネロ・グリフィス | |
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フッ、そうね 貴方が止めるのならば ここは私が引き下がりますわ |
ネロ・グリフィス | |
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もし貴方を傷つけることがあれば ルカ様を悲しませることに なってしまう |
ネロ・グリフィス | |
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それは私の本意では―― |
ネロ・グリフィス | |
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当て身ッ |
スペル・デル・フィン | |
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ぐぇっ―― |
ネロ・グリフィス | |
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まったく……仕掛ける気満々の クリーチャーの前に出るなんて 何を考えているのです |
スペル・デル・フィン | |
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彼女もまた、我と同じように 強大な力を持っている |
スペル・デル・フィン | |
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いくらシミュレーターの中 と言っても、精神にどんな影響が あるか分かったものでは…… |
スペル・デル・フィン | |
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ち、ちょっと貴方! 何で今攻撃しましたの!? |
ネロ・グリフィス | |
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私、魔力は ひっこめましたよねぇ!? |
ネロ・グリフィス | |
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それが分からないほど 貴方は馬鹿なんですの?? |
ネロ・グリフィス | |
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誰彼構わず魔法をぶっ放す 危険なクリーチャーを 丁寧に扱う必要がどこに? |
スペル・デル・フィン | |
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…………! やはり私、貴方のことが 嫌いですわ! |
ネロ・グリフィス | |
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一度ここで白黒はっきり 付けておくべきですわね どちらが上か、を……! |
ネロ・グリフィス | |
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魔法が効かない我を 貴方にどうにかできるのですか? |
スペル・デル・フィン | |
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貴方って……その…… |
スペル・デル・フィン | |
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魔法がないと、ほら…… |
スペル・デル・フィン | |
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ここで泣かしますわ――!! |
ネロ・グリフィス | |
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このままでは日が暮れる |
キリコ | |
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【プレイヤー】 待っていて 二人を落ち着かせてくる |
キリコ |