デュエプレ ストーリーまとめwiki
チュリンの能力 前編
最終更新:
dmps_fun
-
view
ストーリー
| あ、いた! ほら、あそこだよ! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| ミネット!! | |
| 少女 | |
| にゃーん | |
| 子猫のミネット | |
| もう! 凄く心配したんだから……! 本当に見つかって良かった… | |
| 少女 | |
| 迷子の子猫探しも、 これにて完了だね | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| おいおい、もう見つかったのか | |
| 火の守護者 グレン | |
| まったく役立たずだねー グレンもカイトも、 【プレイヤー】もさ | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …まさか、本当にそんな手段で… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 迷子の猫を探すには 他の猫に訊くのがいいんだよ? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| 猫は縄張りもあるし、 しっかりしたコミュニティも あるからね | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …………………… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 前々から思っていたんだが、 チュリンの動物と会話できる能力 というのはどうなっているんだ? | |
| 水の守護者 カイト | |
| そりゃお前… 会話できるんだろ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| 会話と簡単に言うが、言葉を 介したコミュニケーションは、 相当に特殊なものなんだ | |
| 水の守護者 カイト | |
| 敵が来た、自分はここにいる、 それぐらいなら…わかる | |
| 水の守護者 カイト | |
| 犬や狼の遠吠えとかだな | |
| 火の守護者 グレン | |
| だが、人間のする会話のような 綿密な情報のやりとりは 複雑な言語なくしては不可能だ | |
| 水の守護者 カイト | |
| というより、言語に特化した 特殊な脳と発声器官…無論、 それらを聞き分ける聴覚も… | |
| 水の守護者 カイト | |
| …えーっと? 何の話してるの? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| つまり、他の動物は人間の言葉を 理解できなければ話す事も 不可能なんだ | |
| 水の守護者 カイト | |
| オウムとか喋るじゃねぇか 犬も多少なら言葉はわかるぜ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| オウムは単なる求愛行動で 相手の声をまねてるだけで 意味を理解していない | |
| 水の守護者 カイト | |
| 犬は言葉のニュアンスや状況、 顔の表情、何より慣れで 『察している』だけだ | |
| 水の守護者 カイト | |
| 言語を理解しているわけではない | |
| 水の守護者 カイト | |
| んー、まぁ言わんとしている事は 何となくわかったが…動物だって 心はあるだろ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| そこは否定しない 問題はコミュニケーション手段は 動物ごとにかなり違う事だ | |
| 水の守護者 カイト | |
| イルカやクジラは超音波で話すが それを人間は聞こえもしないし、 理解もできない | |
| 水の守護者 カイト | |
| それをチュリンは理解できる… つまり翻訳しているわけだ | |
| 水の守護者 カイト | |
| だが、さらに問題がある | |
| 水の守護者 カイト | |
| 伝達手段のみではなく、 種によって理解できる情報が 違う | |
| 水の守護者 カイト | |
| 人間同士であっても言葉や文化に よっては意味が通じない言葉も 多数ある | |
| 水の守護者 カイト | |
| 風を表現する言葉を数百をも 持つ文化もあれば、四つしか ない文化もある | |
| 水の守護者 カイト | |
| 当然、翻訳すると情報は削られ 本来の意味から離れて行く… 同じ人間同士で、これだ | |
| 水の守護者 カイト | |
| これが動物だとどうなる? 犬や牛は色を理解できないし、 ペンギンなら… | |
| 水の守護者 カイト | |
| なるほどな、 確かにチュリンの動物と 話せる力はおかしいな | |
| 火の守護者 グレン | |
| ……………… | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| だが、こう考えたらどうだ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| とりあえず、デュエルしようぜ | |
| 火の守護者 グレン | |
| うん、それがいいね | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| ……おい、グレン…… 珍しく話についてきたと 思ったら… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 何か、お前が何言ってるのか 途中からわからんくなってきた | |
| 火の守護者 グレン | |
| それわかる~ | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| ……………………クッ | |
| 水の守護者 カイト | |
| 同じ言語を解する人間同士で これか… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 見ろよ、 【プレイヤー】は もうシャッフル始めてるぜ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| …君はこっち側だと 思っていたんだが… | |
| 水の守護者 カイト | |
| じゃカイトは不参加って事で! 三人で始めようか! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …私もやるよ… | |
| 水の守護者 カイト |
勝利時
| だはー! 今日のボク、ダメ! 全然いいとこないやー! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …おかしいなぁ… 迷子の子猫を見つけたりしたし、 むしろボクが主役だと思ったけど | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| おーい、カイトー ブツブツ言ってないで カード出せって | |
| 火の守護者 グレン | |
| 脳の構造がチュリンは違うのか? 人間の個性というレベルではなく もっとダイナミックな… | |
| 水の守護者 カイト | |
| 単純にチュリンの頭が そこらの動物レベルだって 事じゃねぇの? | |
| 火の守護者 グレン | |
| …グレン! 今までで一番アリそうな 解答だ! | |
| 水の守護者 カイト | |
| …アレ? 今ボク、 もの凄くバカにされてたりする? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| とりあえず今、チュリンは 下等生物と同じレベルだ という事で納得するとしよう | |
| 水の守護者 カイト | |
| あ、コレ、 絶対にバカにされてるやつだ! 怒るぞー! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …あ、守護者の皆さん | |
| 女 | |
| ん? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| おっと、あれは… あぁ、子猫探しの少女の 親御さんじゃないか | |
| 水の守護者 カイト | |
| 奥さん、 大事な家族は見つけました もう安心してください | |
| 火の守護者 グレン | |
| 何でグレンがドヤ顔するんだよ …九割以上ボクのおかげだよね | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| 本当ですか!? うちの ミネットを見つけてくださり、 ありがとうございます! | |
| 女 | |
| …………………… | |
| 女 | |
| ところで、うちの子とミネットは 今どこに……? | |
| 女 | |
| あん? そこに……………… | |
| 火の守護者 グレン | |
| いねぇ | |
| 火の守護者 グレン | |
| 我々がデュエルをしている間に どこかに行ってしまったか… | |
| 水の守護者 カイト | |
| …あ、あの…それはつまり… 今度は娘ごと迷子に……? | |
| 女 | |
| …この森、結構深かったな それにもうすぐ 日が暮れる時間だ… | |
| 水の守護者 カイト | |
| …誰だったかな? こんな森の奥で急にデュエルを 始めようと言い出したのは | |
| 水の守護者 カイト | |
| …………………… | |
| 火の守護者 グレン | |
| なぁおい、チュリン… 人間を探す場合はどの生き物に 話を聞けばいいんだ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| そりゃ…人間じゃない? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| よし、チュリン! さっきと同じように人間に 訊いてあの子達を見つけようぜ! | |
| 火の守護者 グレン | |
| さぁお前の能力が頼りだ! 頼んだぜ!! | |
| 火の守護者 グレン | |
| 言いたい事はいろいろあるけど、 とりあえず今この中でグレンが 一番アホだと思う | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| 同意するよ | |
| 水の守護者 カイト |
敗北時
| よしっ、ボクの勝ちだね | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| 今日はボクが一番働いてるのに 全然目立ってなかったし、 何か、ようやくって感じ | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| …しかし言語以外のあらゆる種の コミュニケーション手段を 言語に翻訳可能なら | |
| 水の守護者 カイト | |
| それは最新のスパコンを超える 処理能力…いや、処理能力以上に その変換技術こそが重要で… | |
| 水の守護者 カイト | |
| なぁ、カイト いろいろ考えるのはいいんだが、 カードの手が止まってるぜ | |
| 火の守護者 グレン | |
| …あ、すまん | |
| 水の守護者 カイト | |
| 向こう、なんか長くなりそうだね どうしよっか? | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| もう少し、ボク達だけで 楽しんじゃう? | |
| 自然の守護者 チュリン |
