山頂の決戦

山頂にて、壮絶な戦いが繰り広げられていた
銀髪の剣士セフィロスと相対するは4人の戦士、アーロン・カイン・ギルガメッシュリュック
一見数の多いほうが有利に見えるが、しかしセフィロスが笑みを浮かべる余裕すらあるのに
残りの4人は肩で息をしている。

「これほど・・・・強いとは」
4人とも決して弱いわけではない、(1人問題があるやつはいるが・・・・・・)
しかし、それでもセフィロスには及ばないのだ。

何か思いついたのだろうか?
ギルガメッシュはアーロンとカインになにやら耳打ちする
かなり疑わしい表情をした2人だったが頷くと、そのまま散開し藪の中に消える
そして、暫しの間を置いて藪の中なら飛び出したギルガメッシュがセフィロスへと突撃する
が、刃を交わるか交わらないかの寸前でギルガメッシュはセフィロスから軸をずらすように離れる

するとその背後からカインがセフィロスの頭上へジャンプ攻撃を仕掛ける
迎撃しようとしたセフィロスだったが、そのときさらにカインの背後で身を屈めていた
アーロンが側面からセフィロスに斬りかかる、
セフィロスはすんでのところで素早く後退し、両者の攻撃を回避する
回避されたとはいえ、ここまでセフィロスを追い詰めたのは初めてだった。

「はっはっは、見たか俺様の秘策を!、いくぞこれでトドメだ」
カインとアーロンは未だに疑わしい表情をしていたが、結果が出た以上従わざるをえない。

再び3人は一列に並ぶとセフィロスに突撃する
刃を交わるか交わらないかの寸前でギルガメッシュはセフィロスから軸をずらすように離れ
その背後からカインがセフィロスの頭上へジャンプ攻撃を・・・・・・
そこでセフィロスが動いた、彼は後退すると思いきやそのまま前進しジャンプすると
「お、俺を踏み台に!!」

ギルガメッシュの肩を踏み台にさらに空中にジャンプする、すでに攻撃体勢に入ったカインは
このセフィロスの行動にまったく無防備だ、正宗がカインに迫る
しかし・・・セフィロスはその攻撃を中止し、自分の後頭部に飛んできた石を斬り払い着地する

「へへ-ん、あたしをわすれちゃ駄目よ」
リュックが何時の間にかセフィロスの背後に忍び寄っていたのである
命拾いしたカインがリュックへと手を振る。

そして両陣営とも間合いを取り直すと、そのまま睨み合いが始まった。

フリオニールは死を待つだけの壊れた肉体でそれでもまだ獲物を求めて徘徊していた
最後に残ったこいつで派手にやってやる・・・・・・藪を抜けると視界が開ける
そこにいたのは彼の左手を奪った銀髪の男
さらに何人かが彼を取り囲んでいる。

それを見て彼は最後の力で呪文を唱え始める・・・魔術師でもない彼がこんな状態で
大規模呪文を唱えればその生命は確実に尽きるだろう・・・だがそれでも
彼はたどたどしく詠唱を続ける
誰かがこちらに気がついたようだ、それを皮切りに一斉に連中は旅の扉へと走る・・・だが

「・・・アルテマ!!」

呪文は完成した、凄まじい爆発が起こる
爆発と閃光が収まったとき、旅の扉を残してそこには何も残ってなかった
いや2つだけ残っていた、無残に焼け焦げた人間の下半身
おそらく上半身を扉の中に滑りこませたところでアルテマの直撃を受けたのだろう
男か女かは損傷が酷く判別できなかったが・・・・・・

そして残りの一つは言うまでも無くフリオニールの骸
その骸は死してなお、皮肉な笑みをたたえたままだった。

【カイン 所持品:ビーナスゴスペルマテリア(回復)
 第一行動方針:???(生きていれば新フィールドへ)
 基本行動方針:戦闘は避けたいが、自衛なら戦う】
【アーロン(軽傷) 所持品:鋼の剣】
 第一行動方針:???(生きていれば新フィールドへ)
【リュック 所持品:なし
 第一行動方針:???(生きていれば新フィールドへ)
 基本行動方針:仲間と合流したい】
【ギルガメッシュ 所持武器:エクスカリパー
 行動方針:???(生きていれば新フィールドへ)】
【セフィロス 所持品:日本刀、へんげの杖、正宗
 第一行動方針:???(生きていれば新フィールドへ)
 最終行動方針:皆殺し】
【現在位置:新フィールドへ】
(1人は下半身全損)

 【フリオニール 死亡】
 【残り 83人】


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最終更新:2011年07月17日 19:28
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