Python

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Raspberry Pi における Python

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実行方法

python test01.py
 

Tips

• 基本構文例

def add(x, y):
    ans = x + y
    return ans
n = add(3, 5)
print n #=> 8
 

• ブロック構造に中カッコを用いず、インデントでのブロック構造となっている。
• 何もしない処理
  • 何もしない処理は、以下のように記述する。（これがないとインデントによるブロック構造の為、エラーが発生してしまう）

if value == 0:
    pass
else
    test = "test!"
 

• 複数行にわたるコメントアウト
  • 基本的にはできない。
  • ただし、ダブルクオーテーション×３で代用可能。

#    複数行のコメントアウト例
'''
print "test 3"
print "test 4"
'''
 

• 文字列中のエスケープ
  • 文字列中のエスケープは"\"でできる
    • 例１）print "1234\"567890" ⇒ 1234"567890
    • 例２）print "1234'567890" ⇒ 1234'567890
    • 例３）print '1234"567890' ⇒ 1234"567890
    • 例４）print "1234\\567890" ⇒ 1234\567890
    • 例５）print "1234\n567890" ⇒ 1234（改行）567890
    • 例６）print "1234\t567890" ⇒ 1234（タブ）567890
• 変数配列＝リスト
• 定数配列＝タプル
• インクルード＝インポート
  • インポートはどの行に書いても問題なし
• ★ディクショナリについて
• 「if __name__ == "__main__":」について
  • __name__ はメインプログラムとして実行中は" __main__" をセットする。ファイルが他のモジュールからインポートされている場合は、__name__には、そのモジュール名が入る。
  • すなわち「if __name__ == "__main__":」は、他のモジュールからインポート時は実行せず、メインプログラムとしての実行時は処理を行う。ということ。
• 関数の戻り値、複数可

def func():
    return 3, "ABC"
n, s = func()
 

• 「# -*- coding: utf8 -*-」とした場合、全角文字は使用できない。
• 文字列の表現 '...'(シングルクォーテーション)と"..."(ダブルクォーテーション)の違い
  • Python は言語仕様上、'...'と"..."に違いはない。
  • ちなみに Perl / Ruby / PHP は二つの文字列を区別しており、ダブルクォーテーションの場合文字列内の特殊文字や変数などを置換、シングルクォーテーションの場合は置換をせずそのまま出力する。
• lambda について
  • defステートメントのように関数を作成する際に使用するもの。defステートメントとは違い「式」。よってdefステートメントでは記述できない場所に記述することが可能。

func = lambda x,y=10,z=30: x + y + z  
func(x=1) '⇒ 41

構文

• 【変数/配列定義】なし
• 【定数定義】なし
• 【構造体定義】なし（クラスで代用可能っぽい）
• 【関数定義】def func( num_1, num_2, operation=1): ～ return value # operation は省略可能。（初期値は1）
• 【関数呼出】value = func(1, 2)
• 【マクロ定義】なし
• 【列挙型定義】なし（Python3.4 から追加されたっぽい）
• 【ブロック脱出（Sub/Function/For/Do）】break

• 【エンコード宣言（Shift-JIS）】# -*- coding: cp932 -*-
• 【エンコード宣言（UTF-8）】# -*- coding: utf8 -*-
• 【インタプリタパス指定】#! /usr/bin/python
• 【import】import testmod

• 【if】if value == 1: ～ elif value == 2: ～ else: ～
• 【switch】なし
• 【for（要素取出）】for value in for_sample: ～ # vba の for each と同じ
• 【for（要素数取出）】for i in range( len( list ) ): ～ # list 要素数分繰り返し
• 【while】while 条件式 : ～ (真の場合) ～
• 【break】break
• 【continue】continue
• 【コメント】#
• 【出力①】print "python"
• 【出力②】print u"サイト開設 %d 日目！ %s" % (test_int,test_str) # 出力結果「サイト開設 200 日目！ python-izm.com」
• 【入力①】answer = input( "please input >>" ) '数値入力のみ対応。戻り値は数値型。
• 【入力②】answer = raw_input( "please input >>" ) '数値、文字列の入力に対応。戻り値は文字列型。
• 【アサート】assert a == 4

• 【条件式 and】if value_1 == "python" and value_2 == "izm":
• 【条件式 or】if value_1 == "python" or value_2 == "izm":
• 【条件式 not】if not value_1 == "python":

• 【四則演算（加算）】10 + 10
• 【四則演算（減算）】10 - 10
• 【四則演算（乗算）】10 * 10
• 【四則演算（除算）】10 / 10
• 【インクリメント】test_num += 1
• 【デクリメント】test_num -= 1

• 【文字列記載】print "python-izm" # シングルクオーテーションでも可
• 【エスケープ無視】print r"C:\targetdir\sample.txt" # 「r」によりパス区切りの \ のエスケープが不要となる
• 【複数行に渡る文字列】test_str = """ ～ test_1 ～ test_2 ～ """ # test_1 と test_2 の間に改行が入る
• 【文字列 検索１】test_str.find("a", 1) # "abcd" ⇒ 1（見つからない場合は「-1」が返される）
• 【文字列 検索２】"bc" in test_str # "abcd" ⇒ True
• 【文字列 置換】test_str.replace("izm","ism")
• 【文字列 分割】test_str.split("-")
• 【文字列 結合】test_str = test_str + "python"
• 【文字列 大文字化】test_str.upper()
• 【文字列 小文字化】test_str.lower()
• 【文字列 文字埋込】test_str.rjust(10,"!") # "1234" ⇒ "!!!!!!1234"
• 【文字列 ０埋込】test_str.zfill(10) # "1234" ⇒ "0000001234"
• 【文字列 長】len(test_str) # "ABCDE" ⇒ 5
• 【文字列 抽出①】print test_str[0] # "ABCDE" ⇒ "A"
• 【文字列 抽出②】print test_str[2] # "ABCDE" ⇒ "C"
• 【文字列 抽出（左）】print test_str[:3] # "ABCDE" ⇒ "ABC"
• 【文字列 抽出（中）】print test_str[1:3] # "ABCDE" ⇒ "BC"
• 【文字列 抽出（右）】print test_str[2:] # "ABCDE" ⇒ "CDE"

• 【文字列⇒Ascii 変換】hex(ord(u"あ")) # 0x3042
• 【Ascii⇒文字列変換】chr(97) # 'a'
• 【10⇒16進数変換】hex(29) # '0x1d'
• 【16⇒10進数変換】int('0x1d', 16) # 29
• 【文字列⇒数値 変換】int("1234") # 1234
• 【数値⇒文字列 変換】str(1234) # "1234"
• 【改行】'\n' | '\r'
• 【正規表現】★

• list = ['1','2','3','2','1'] とすると…
  • 【リスト 参照】list[0] # '1' （0 オリジン）
  • 【リスト 削除】list.remove('2') # list = ['1', '3', '2', '1']（先頭の '2' のみ削除）
  • 【リスト 末尾取り出し】list.pop(1) # list = ['1', '3', '2', '1']
  • 【リスト 要素番号取得】list.index('2') # 1（先頭の要素のみ）
  • 【リスト 要素数取得】 list.count('2') # 2
  • 【リスト 要素数取得】 len( list ) # 5
  • 【リスト 追加（末尾）】list.append('-') # list = ['1','2','3','2','1','-']
  • 【リスト 追加（中間）】list.insert(1,'-') # list = ['1','-','2','3','2','1']
• 【リスト 連結】list1 + list2

• 【コマンドライン引数】import sys ～ param = sys.argv

# コマンド "python test.py python izm com" 実行時、param = ['test.py', 'python', 'izm', 'com']

• 【コマンド実行】import os ～ os.system( "attrib +h " + r"c:\test\a.txt" )

• 【プログラム終了】import sys ～ sys.exit()
• 【スリープ処理】import sleep ～ time.sleep( 0.001 ) ' 1[ms] スリープ

• 【現在時刻取得】from datetime import datetime ～ datetime.now().strftime("%Y/%m/%d %H:%M:%S")

• 【ファイルオープン】fileobj = open( "hoge.txt", 'r' ) # 'r':読込、'w':書込、'a':追記
• 【ファイルクローズ】fileobj.close()
• 【ファイル読込（一行毎１）】for line in fileobj: ～
• 【ファイル読込（一行毎２）】line = fileobj.readline()
• 【ファイル読込（全行１）】allLines = fileobj.readLines() # リストとして取得（改行文字は削除されない！）
• 【ファイル読込（全行２）】allLines = fileobj.read() # 改行区切りの文字列として取得
• 【ファイル書込】fileobj.write( "test string" )

• 以下、trgtpath = r"C:\targetdir\test\sample.txt" とする
• 【os インポート】import os
  • 【ディレクトリ作成（単一）】os.mkdir( trgtpath )
  • 【ディレクトリ作成（複層）】os.makedirs( trgtpath )
• 【os.path インポート】import os.path
  • 【ファイル名抽出】os.path.basename( trgtpath ) # "sample.txt"
  • 【ディレクトリパス抽出】os.path.dirname( trgtpath ) # "C:\targetdir\test"
  • 【拡張子抽出】path, ext = os.path.splitext( trgtpath ) # ext = ".txt"
  • 【ファイル存在確認】os.path.exists( trgtpath )
  • 【ディレクトリ存在確認】os.path.isdir( trgtpath )

• 【shutil インポート】import shutil
  • 【ファイルコピー１】shutil.copyfile(r"C:\src\src.txt", r"C:\dst\dst.txt")
  • 【ファイルコピー２】shutil.copy(r"C:\src\src.txt", r"C:\dst")
  • 【ディレクトリコピー】shutil.copytree(r"C:\src", r"C:\dst")
  • 【ディレクトリ配下削除】shutil.rmtree(r"C:\targetdir") # 配下のファイルも削除

• 以下、実行スクリプトのファイルパスは "C:\dir\sample.py" とする
  • 【実行スクリプト ファイル相対パス１】__file__ # "dir\sample.py"
  • 【実行スクリプト ファイル相対パス２）】import sys ～ sys.argv[0] # "dir\sample.py"
  • 【実行スクリプト ファイル絶対パス】import os ～ os.path.abspath( __file__ ) # "C:\dir\sample.py"
  • 【実行スクリプト ファイル名】import os ～ os.path.basename( os.path.abspath( __file__ ) ) # "sample.py"

• 【フォルダ内ファイルリスト取得】import glob ～ files = glob.glob(r"C:\Python25\*.*")

（フォルダ以外。サブフォルダ配下は無視）

• 【ファイル/フォルダリスト取得（サブフォルダ含む）】

# create file list. filetype selectable
#   0:both, 1:files, 2:directorys, other:none
def create_file_list(dirpath, filetype):
	for root, dirs, files in os.walk(dirpath):
		if filetype == 0 or filetype == 2:
			yield root.replace("\\", "/")
		if filetype == 0 or filetype == 1:
			for file in files:
				yield os.path.join(root, file).replace("\\", "/")
 

• 【ファイル/ディレクトリ判別】import os ～ os.path.isdir(r"c:\dir\sample.py") # false

演算子

演算子	種別	説明
+a	代数	正数
-a	代数	負数
a + b	代数	加算
a - b	代数	減算
a * b	代数	乗算
a / b	代数	除算
a % b	代数	a を b で割った余り
a ** b	代数	a の b 乗
a // b	代数	切り捨て除算
~a	ビット	ビット反転
a & b	ビット	AND:論理積
a | b	ビット	OR:論理和
a ^ b	ビット	XOR:排他的論理和
a << b	ビット	b ビット左シフト
a >> b	ビット	b ビット右シフト
a = b	代入	a に b を代入する
a += b	代入	a = a + b に同じ
a -= b	代入	a = a - b に同じ
a *= b	代入	a = a * b に同じ
a /= b	代入	a = a / b に同じ
a %= b	代入	a = a % b に同じ
a **= b	代入	a = a ** b に同じ
a //= b	代入	a = a // b に同じ
a &= b	代入	a = a & b に同じ
a |= b	代入	a = a | b に同じ
a ^= b	代入	a = a ^ b に同じ
a <<= b	代入	a = a << b に同じ
a >>= b	代入	a = a >> b に同じ
a == b	比較	a が b と等しい
a != b	比較	a が b と異なる
a < b	比較	a が b よりも小さい
a > b	比較	a が b よりも大きい
a <= b	比較	a が b 以下である
a >= b	比較	a が b 以上である
a <> b	比較	a が b と異なる
a is b	比較	a が b と等しい
a is not b	比較	a が b と異なる
a in b	比較	a が b に含まれる
a not in b	比較	a が b に含まれない
a and b	ブール	a も b も真であれば真
a or b	ブール	a または b が真であれば真
not a	ブール	a が偽であれば真
x if c else y	条件	c が真であれば x を、さもなくば y を返します。
a + b	文字列	文字列 a と 文字列 b を連結
a * n	文字列	文字列 a を n 回繰り返す
a[n]	文字列	文字列 a の n 番目の文字を取り出す
a[n:m]	文字列	文字列 a の n 番目から m 番目まで（m は含まない）の文字列を取り出す
a[n:]	文字列	文字列 a の n 番目から最後までの文字列を取り出す
a[:m]	文字列	文字列 a の 0 番目から m 番目まで（m は含まない）の文字列を取り出す
a[n:m:s]	文字列	文字列 a の n 番目から m 番目までの文字列を s個とばしで取り出す

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