TRPGとは何ぞや?
テーブルトークRPG(以下、TRPGと略す)とは、「テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム」の略です。直訳すれば、「テーブルでおしゃべりすることで行う、役割を演技するゲーム」とでもなるでしょうか。
そもそも、ロールプレイングゲーム(RPG)とは、ある一定のルールの制約の中で、プレイヤーが架空のキャラクターの役割を演じる遊びです。よく「ルールにのっとったごっこ遊び」などと言われます。通常のごっこ遊びでは、例えばヒーロー(役の子)が放った必殺パンチが怪人(役の子)に当たるかどうかは、その場のノリや空気で何となく決まってしまいますが、これにきちんとルールを与え、ゲームとして遊びやすくした、というのがTRPGだと思ってください。
TRPGは、通常は1人では遊べません。参加者は通常複数のプレイヤーと、通常1人のゲームマスター(GM、マスターとも略される)に分かれて遊びます。
プレイヤーは、用意した自分のキャラクターを演じ、他のプレイヤーと協力して、ゲームマスターの用意した課題(シナリオ)を解決することを目指します。
一見難しいように聞こえますが、プレイヤーは自分のキャラクター(プレイヤーキャラクター)になりきって、架空の世界の冒険を楽しむのです。
その世界を用意するのが、TRPGの審判であり進行役であるゲームマスターです。ゲームマスターは、プレイヤーキャラクターが冒険する世界と、そこでプレイヤーキャラクターが遭遇する事件を作りだし、プレイヤーキャラクターの行動の結果を判定します。また、プレイヤーキャラクターがその世界で出会う脇役のキャラクター(ノンプレイヤーキャラクター)を演じるのもゲームマスターの役割です。ゲームマスターは、プレイヤーより少しルールに詳しくないと難しいかもしれません。
最終更新:2010年09月20日 21:03