保険

破壊される事に備えて場に伏せておくカード群。次の4つに分けられる。
Aユニットの力負け破壊を防ぐカード群。
Bユニットの魔法破壊を防ぐカード群。
Cマジックの魔法破壊を防ぐカード群。

解説・考察

カードを出す為のエネルギーであるMPが限られているDOLのシステム上、高CPカードを破壊される事はそれだけで各種事故に直結し敗北の主原因となってしまう。そこでカードを破壊から守る為のカード群を入れる必要がある。
もっとも、マスター・サーペント破壊効果は手札からの直接召喚の場合、回避不可能な為(ついでに言うと保険ごと破壊される)サーペントデッキに対しては保険を張る必要がない。



自分の場にいるユニットより相手ユニットが強力だった場合の保険カード群。その場凌ぎの①、ユニットの強化によって攻撃を思い止まらせる②、そもそも相手ユニットを魔法で破壊する③の3種類に更に分割でき、数字が大きいほど保険としての効果は強くなる。
①はCPも低く、使いやすいカードだが結局彼我の戦力差は変わらない為、これだけ入っていても時間稼ぎにしかならない。②や③を引くか、相手ユニットを上回るユニットを引く事ができなければ敗北確定なのでそれらのカードを入れるように。ここのカードの特徴を言うとソーマの烙印が最もポピュラー、次いで攻守に役立つ守備強制の原石守備強制の輝石は自分の場のユニット限定のためAPよりDPの方が高いユニットが多く配置されている場合には足止めとなる可能性がある。聖なる壁はユニットが存在しないと無力な為弱小ユニットでも召喚している必要があるといったところである。
②は彼我のユニットの戦闘力を変動、逆転させて相手が攻撃しなくなる(つまり攻撃すると自分のLPにダメージが行く)ようにするカード。効果としては領域が200、AP⇔DP速攻反転が0~400、装備魔法が300~500の順に強力になる。領域装備魔法は予め属性や種族を制限しておかないと効果が発揮できず、AP矢印DP速攻反転は相手が守備型の場合には無価値になるが攻撃型に対してはCP不相応の強力ぶりを発揮するという特徴がある。装備魔法の中でも特攻の剣はとても安定する。
③は邪魔な相手ユニットを破壊する最高級の保険。前者2つに比べて安定かつ確実でぜひお勧めしたいのだが、あいにくこれ対策のカードも多い為、使用時には相手の残りマジック数などから注意が必要。未完系魔法は単体の破壊しかできないが高CPユニットをそう何体も出せるデッキはごく少数なのでスペックとしてはこれで十分。難点はCPが高めな点。破壊石系魔法は相手の場全体に効果を及ぼす強力カード。対象ユニットはおろか他の有象無象ユニットさえ消し去る火力を有しており、これが決まればかなり優位に立てる事は請け合いである。問題は破壊のキューブを除いて守備力による破壊回避条件があるので、強力すぎるユニットの除去にはむしろ失敗する事が多い事。で、その弱点の消えた破壊のキューブはCP300とそうた易く場に出して使える代物ではない事。何より全体的にCPが高く回避されると事故必死な点である。生命の滅亡は前述した破壊のキューブの効果を自軍全滅と引き換えにCPを200に抑えた劣化版。もっとも、自軍がいなかったり自軍全滅に対する保険が利いていれば破壊のキューブより設置しやすく、いざという時に起動させやすい切り札となり得る為、劣化版のくせに使用頻度は高い。
④戦法にもよるがLPが減ることでMPやユニットを確保できるので、自分の場よりも強力なユニットがいない相手のLP削りや限りあるMPを無駄にしないという観点で非常に有効である。(少なくとも現在の流行ではある)



生体転送
生命吸収
召喚解除

封魔系魔法
封魔石系魔法
魔力の滅亡

現世の鎖
飛天の祝福
MP抽出の力
LP抽出の力
手札抽出の力
Aの③で登場した破壊カード群への対処用カード群。強力ユニットへの対抗策がそれ以上の超強力ユニットの召喚か破壊カード群に限られるこのゲームでは破壊カード群の出番は多く、その為にこれら対処用カード群の出番も必然的に多くなる。また、このカード群は他の用途にも使えるものが多い為、単なる魔法回避以外にも利用可能。
①は別名回避系魔法とも呼ばれるカード群。使用するとユニットが場から消滅してしまう為にそう呼ばれる。破壊カード群に対するカウンターとしては最高の効率を誇り召喚解除でさえCP100、それ以外ならCP50で破壊カードを無駄使いさせる事ができる。ユニットの強制的な存命にも使えるのだが、問題はこのカード群を使う事は結局自分で自分の場を一掃してしまう事になる為、相手ユニットの直撃攻撃は必至となる。この弱点は絶対防御で完全に防げる為、これを入れておくと利用価値はより高くなる。
②は相手のマジックを直接破壊するカード群。ユニットの破壊カード群と特徴は似ているのだが、微妙に使い勝手が違う。CP300のマジックの使用頻度は低く、目にするのは女神の祈りくらいのものであり全体破壊用の封魔石Lv3が実質的に封魔石と同等の価値を持つ。とはいえ全体破壊はやはり高CPでこれに見合う相手マジックにこそカウンターを発動したい。魔力の滅亡についてはすべての場を強制的にノーガードの状態にもっていくため考えなしに使うと自分だけでなく仲間の身も滅ぼすことにもつながりかねないのでできるだけ仲間と相談してから使用したい。
③は装備魔法の中で破壊保険になりそうなものをピックアップした。現世の鎖はどんな破壊でも1回無力化する破壊回避の最強カード。CPもそれなりに高い為、強力ユニットに付けたい。飛天の祝福爾来の特攻などの特殊な破壊効果を対象にする。MP抽出の力はただの保険以上にこちらから爾来に特攻する場合に装備したりとフレキシブルな運用ができるためかなりポピュラー。

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最終更新:2011年01月21日 16:11