ハンドアウト
平和な世界、平和な街。しかし、裏切りの世界の中では、指先一つで破壊される危うい平和。
闇夜に響く悲痛な叫び。無情を嘆く悲哀の訴え。人の運命は、人ならざる者に操られる…

さて、そことは別に起こる依頼。
プロジェクト・インフィニティコード。それに関わりうる物品がゼノス・都築京香から託される。
……混沌は、どこから始まっていたか?

ダブルクロス≪Cry to Fate≫
さて、どの訴えが正しいのか。

GM:みりん

PC1 慟哭する少女 庇護/恐怖
「暗いよ…怖いよ…誰か、誰かぁ…」深夜、悲痛な叫びが響く。そのもとでは、惨劇が起きている。どうするよ。

PC2 東方則之 憧憬/不快感
「最近、ここらあたりじゃあ行方不明事件が多すぎる。しかし、表沙汰にはされない。調べてもなにもわかんねぇ」一般人には隠しきれない裏の綻び。力無きものの訴えを聞けるのも自分達だけだ。

PC3 都築京香 好意/脅威
「この人形を、あなた達に任せたいのです。」手渡される、小汚い人形。これが今話題のインフィニティ・コードに関わるって?

PC4 蓬莱人形 執着/不安
「蓬莱人形。これについて調べて、報告してくれ。今回はこちらからほとんど援助はできない。気をつけるんだぞ」…さて。このあとどうしたものかな。


登場PC
PC2 東方丈二
PC3 鳴神隆生
PC4 春日愛理
PC5 天原アキ
今回は、PC1を選ぶ人がいませんでした。大丈夫だ、問題ない
また、風野が17時くらいに到着。急きょ参戦という形。ほとんどシナリオには絡んでません。ゆえにPC5扱い。


登場NPC
NPC
秋山静香
秋山咲
東方則之
"アルテミス"敷島あやめ
その他K市支部の皆さん


シナリオ内容
K市には表沙汰にされていない行方不明事件が、ここ数年起きていた。その数は頻繁、というわけではないがデータとしてみれば多いと考えるに十分すぎるほど。そのことを悔やむ東方則之、その孫東方丈二はそれを聞き、ふと不思議に思う。
それと同時刻。街中に暴走するオーヴァードの少女が出現。敷島あやめは仲間と共にそのオーヴァードの保護に当たる。
さらに同時刻。UGN支部で待機していた鳴神隆生のもとに、ゼノスリーダー都築京香が現れる。
都築はUGNに対して「蓬莱人形」という、謎の人形を手渡し、「この人形を育ててもらいたい」と話す。
同じ時刻、同じ場所で起きる始まりは、これから何を示すのか。

ちなみに、春日はコードウェル博士の命により、蓬莱人形を調べ、回収に向かってきている。

蓬莱人形については専用のページで解説。

東方、鳴神の加勢により、オーヴァードは無事に保護される。彼女の名は秋山静香。何でも姉を探しているだとか。

二人の素性を調べたところ、静香は東方の聞いた行方不明事件の被害者であり、2年前に行方不明になっていた。当時は高校生だった静香だが、保護し、目の前にいる静香はどう見ても小学生ほどである。
また、姉の名前は秋山咲といい、この市で生活していることを知る。

二人を引き合わせた東方と敷島。その再開は(姉は妹が幼くなってることを疑問には思っていたが)感動的であった。
一方、静香の幼くなった原因を探っていた鳴神。情報、知識から推測、彼女はレネゲイドビーイングの転生者となり、他人の少女を支配しているのではないかと推測する。
二人をあやしく思ったPCたちは、姉妹二人を監視する。その時は「姉の妹に対する過剰な過保護」「姉の何かに怯える妹」の怪しい2点を感じるに至る。
姉の咲は「後日、3人にはお礼が言いたい」といった後、立ち去った。

咲も怪しいと調査したところ、彼女に対する情報は何もない、という情報が入る。一般人であったら何もないことはない。自分、もしくは他人の手によって情報を隠されているらしい、との情報を得る。
それと共に3人に遠い地への旅行チケット、「お世話になりました、良い思い出を」という咲からのメッセージ。そして、ライフラインの切断や個人情報の改竄などの「お礼」が始まる。
そのお礼を受けて、咲のところへ向かうPC達。


秋山咲はジャームであり、行方不明事件をひそやかに起こしていた張本人であった。彼女は妹にも手をかけ、自分の欲求を満たしていた。
静香は大好きだった姉の行動を知り、止めるためにこの世界に還ってきた。その目的を果たした静香はその場から居なくなる。そこに残っていたのはただの少女であった。


全てが解決したその後。蓬莱人形は学ぶ。純愛、憧憬、遺志、恐怖、偏愛。
小さな人形に、目が宿った。
+ ちなみに
春日が何もしてないように見える。実際表側ではほとんど何もしていないが。
FH側の任務である「蓬莱人形の調査・回収」のために調査、UGN側との接触に明け暮れていたため、メインのシナリオには情報収集を共にする点しか絡んでいない。
…静香と咲に会ったのもクライマックスぎりぎりだったような…まあ。そういう立ち位置だったからしょうがないね!

第一話の感想があればこちらへどうぞ。
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最終更新:2010年12月28日 21:56