能力の分類-常時タイプ-宣言起動型
常時タイプの内、「条件を満たしている間ならいつでも宣言し(必要なら
コストを支払って)起動できる」効果。
常時タイプではあるが、唯一「場にあるだけでは効果を発揮していない」と認識される。
この効果を宣言した場合、どのタイミングで起動したとしても、常に割り込みの先頭に使用されたとして認識され、割り込みの最後に解決される事になる。
その為、常時タイプの中で唯一「
行動タイプなどの効果に割り込まれる」と言う動きをとる。
例
【質問】
ヒーローヴァニラの効果はゲップで無効化できるますか?また、そのメカニズムは?
【回答】
はい、《ヴァニラ・アイス》[J-432]の効果に対して、《そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!》[J-396]を使用して無効にする事が可能です。その場合、除外された『ヴァニラ・アイス』は戻りませんが、
キャラの使用した効果ではないので、
ライフへのダメージはありません。常時タイプの効果の「一番先に使用されたとして扱う」は、「一番最初に使用宣言がされたとして扱う」になります。
つまり、特定の条件下で発揮する常時タイプの効果に対しては、その発揮に対して行動タイプ・
消滅タイプなどで割り込みが可能です。
割り込みがされた場合、効果の解決は一番最後になります。
●Q&A137について
『味方に《怪人ドゥービー》[J-49]がいて、相手が
ヒーローカード《ディオ・ブランドー》[J-2]を使用しているとき、「悪/血」の敵のアタックでライフにダメージを受けました。それに対して《怪人ドゥービー》の
特殊能力を使用した場合、《ディオ・ブランドー》と《怪人ドゥービー》の効果はどちらが先に適用されますか?』
ドゥービーのテキストには「自分へのダメージ適用後に相手ライフに与える」とあるとおり、ダメージを受けた後に、ドゥービーの効果が発揮します。その一方で、ヒーローディオはダメージを受けた時点で効果を発揮します。
ドゥービーのテキストにある「適用後」とは、「ダメージを受けた、さらにその後」ということです。なので、ダメージを受けた時点で発揮されるヒーローディオの効果の方が先に有効となるわけです。
割り込みが可能か不可能か、という意味でいうなら、ドゥービーはこの条件においてヒーローディオに割り込むことは実質不可能です(もし割り込みで使用したとすれば、アタックのダメージが適用される前にドゥービーの効果が発揮されることになり、0ダメージの半分、つまり相手に返すダメージも0ダメージになります。これは適切な対象とはならないため、ドゥービーは使用できないということです)。
最終更新:2008年10月11日 14:42