セーブデータの互換性
Nintendo64のセーブデータは基本的に日本、海外ソフトともに互換性があり、
海外ソフトでセーブしたデータを日本ソフトでロードすることが可能です。
ただしこれは全てのゲームではなく、一部互換性の無いゲームもあります。
EEPROM(.eep)
4kと16kがある。安価な半導体メモリであり、セーブデータサイズも小さく、多くの64ソフトで使用される。
SRAM(.sra)
耐久度が高く、N64ではセーブを頻繁に行うゲームに採用されている。ボタン電池なので電池切れの心配あり。
FLASH(.fla)
セーブサイズが大きく、膨大なデータを保管できるセーブタイプ。書き込み耐久性は低い。
mpk(Memory Pak)
コントローラーパックのセーブデータ。サイズは32kbでSRAMと同様。
保存領域は123ページあるが、その上で使用ブロック数も必要なのでかなり小さい。
海外では振動パックと複数のコントローラーパックを一つにし、スイッチで切り替えられるサード機器が公式認可で販売されている。
他から作られたセーブファイルをEverDrive64で使用する
.mpkファイル以外は/ED64/SAVE内に、ゲームのファイル名と同じ名前で保存します。
.sraと.flaはバイトスワップが必要です。
※OS2.xxではファイル選択から直接バイトスワップ出来るようになりました。
.sraでは16bit、.flaでは16+32bitでバイトスワップしてください。
.eepファイル
そのまま使えます。EEP4k、EEP16kともにスワップは必要ありません。
.sraファイル
32bitごとにバイトスワップする必要があります。
例:00 01 02 03 → 03 02 01 00
バイナリエディタのHexplorerを使用すると簡単にバイトスワップ出来ます。
.flaファイル
16bit+32bitでバイトスワップすると読み込むことが可能です。
.flaファイルのサイズが128kbでないときは必ずバイナリエディタなどで128kbにリサイズしてください。
Flashほどの巨大なセーブデータは海外ソフトとの互換性は無いかもしれません…。
.mpkファイル
OS1.29より読み書き可能になりました
コントローラーパックのデータは日本と海外で互換性はありませんので注意。
32kbでないときは必ずバイナリエディタなどで32kbにリサイズしてください。
最終更新:2013年11月01日 17:39