エクスノール脱出内戦 ○○ War | ||||
目次 | ||||
1.概要 2.移転の背景 3.開始 4.開始後の推移 5.完了 6.影響 |
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概要 | ||||
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分類 内戦 | ||||
年月日 統一歴年月 - 年月 | ||||
場所 北アメリカ 旧エクスノール領 | ||||
結果 領土移転完了 | ||||
エクスノール移転内戦は、領土移転派と現行派、それに介入した複数国家による内戦である | ||||
背景 | ||||
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当時のエクスノール国内では、軍事力を背景に臨時大統領に就任した廿浦大統領に対し、国内外からの批判が集まっていた。同時期にはモスクワ第二帝国亡命政府を受け入れたこともあり、エクスノールは北米、さらには世界的にも孤立を深めていた。 | ||||
ノースバンクーバー市との境界 | ||||
開始 | ||||
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エクスノールの現状に匙を投げた四貴族会議は、選抜された数十万人を伴ってエクスノール脱出を計画。協力者とともにオーストリアに新国家を建てることを目標とした。富裕層や廿浦配下の軍人や政治家、さらにはモスクワ第二帝国亡命政府も多数が協力を表明した。しかし実行直前に、機密保持と復讐の警戒から、脱出時に各地の都市や兵器を破壊し、畑を焼き払うという計画の一部がメディアを通して露呈した。 | ||||
ドローン兵器 | ||||
開戦後の推移 | ||||
レカントラス包囲 | ||||
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この情報は瞬く間に広がり、特に首都の鳴灯では、早くも民衆が暴徒化。下級の兵や州兵、警察も加わり、早くもレカントラスは包囲された。脱出用意中のレカントラスでは、脱出予定者の9割以上が集中(*1)していたが、戦闘員は移転派の軍人や海兵、モスクワ兵を含めても2万人に届かず、すでに人数で劣勢であった。数日中に脱出計画を強行しようと試みる領土移転派に対し、政府内でも脱出に反対であった勢力は民衆を組織、破壊されなかった僅かな兵器(*2)と自作の兵器での襲撃を計画していた。 | ||||
のちに大戦果を挙げる「機械仕掛けの神」 | ||||
レカントラス陸戦 | ||||
統一歴年月日、続々と鳴灯に集結していた民衆はついに500万人に到達。早くも物資不足が問題となった現行派政府は、ついにレカントラスへ突入。100万にも及ぶ人々が一斉になだれ込んだ。これに対し、移転派が配置した1万人の将兵と数百人のアンドロイドに加え、褒賞を期待した数千人の民衆(*3)がレカントラスの防衛戦力として対峙した。序盤は民衆への発砲を禁止していた移転派も、数時間での東最外区画喪失に伴い、ついに無制限の攻撃を許可した。しかし、すでに要塞内部に侵入した民衆に対しては効果は薄かった。それでも、後続の足止めには効果を発揮し、民衆側に10万人以上の死傷者を出した。また、予想以上の混乱と、多数兵士の反逆により、地方における畑の焼き払いは滞った。戦いは一週間以上の膠着状態にあったが、他港から脱出した軍艦による鳴灯への艦砲射撃と、特別空路部隊のオーストリア到達の知らせを聞くと、レカントラス内の移転派は一斉に乗船した。同時に各大都市に仕掛けた爆弾を起爆、その7割が正常に起爆し、甚大な被害を与えた(*4)。一方で移転派にもこの時点で6000人近い死傷者が出ている状態だった。 | ||||
血みどろの海戦と大滝砲撃 | ||||
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モスクワ亡命政府やエクスノール海軍からなる100隻以上の軍艦は、出港直後に待ち構えていた民衆の改造船と交戦することになる。押し寄せたその数は1万隻、140万人に及んだが、艦隊への攻撃を目的とするものは少なく、ほとんどは追随するか、軍艦への乗り移りを試みていた。移転派はこれに対し容赦なく攻撃を開始し、数時間でそのほとんどを物言わぬ塊と変えた。その後他港からの軍艦と合流した艦隊は、態勢を整え、ヨーロッパを目指した。途中、海岸に集結していた民衆は、破壊されなかった兵器や自作兵器を用いて艦隊へ攻撃を開始。一部は船を用いての攻撃を行ったが、いずれも艦隊へ被害を与えることはなかった。艦隊の保有していた大口径砲はその間、休む間も無く海岸への砲撃を継続し、特に民衆の努力により被害が僅かであった大滝特別区とセントロイドポートへ容赦なく攻め立て、約20万人の死傷者を出した。その間、ミサイルや小口径砲は温存されていた。 | ||||
軽巡海猫の艦砲 | ||||
バンクーバー最終決戦 | ||||
統一歴年月日、最後の寄港地であるセンブンスアリア航空要塞に到着した移転派は驚愕した。すでにセブンスアリア航空要塞は民衆に包囲されており、すでに敗走寸前だったためだ。艦隊のセブンスアリアへの寄港を予想していた現行派は、現地の兵士に対し、なぜか一切破壊されていなかった、人対艦特攻兵器「明刻」を約5000艇使用させた。これにより艦隊はセイリッシュ海に追い詰められた。艦隊は対潜戦闘を継続しながら、レカントラスにおける死者分の枠をセブンスアリアの兵士から回収する作戦を決行。全砲門を解放しての艦砲射撃に、地上の民衆は総崩れとなった。同時に、海上ではセブンスアリアのドローン兵器も猛威を振るい、明刻を足止めした。その結果、艦隊は1日で乗員の補充を完了させ、セイリッシュ海を離脱した。なお、ドローンを突破した明刻も、遅れながらの自爆と、使用者の練度の低さから、艦隊側へ与えた撃沈被害は0隻に終わった(*5)。この戦いにおける移転派の死者は1万1000人以上、民衆側の死傷者は32万人弱とされる。 | ||||
終戦 | ||||
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エクスノールから逃れた海上は驚くほど平和だった。その後の移転派は、デンマークで合流、〇〇国を経由してオーストリアに到達した(詳しくは大オーストリア帝国を参照)。ある士官はこの出来事を「まるで映画の様だった」と評した。年後の統一歴年には、プラハで行われた会議により、移転派は現行派と旧エクスノール国民の代表と和解し、エクスノール移転内戦は終結した。 | ||||
新国旗 |
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