高速ババア ◆EPqQEjq/rc
――間違いない。エスメラルダも、ぷにえも、ぴゅんも、ぽたるも、全員殺し合いに乗っている――
田中キミヒコは一片の疑いもなく、そう断定した。
自分の妻も娘達の事は、良く知っている。だからこそ分かる。
彼女たちは自分の家族だろうが、何だろうが容赦をするような連中じゃない。
寧ろ、これを聖魔法王国の女王の座を奪い取る好機、あるいは座を奪い取る者達を消せる好機と見て、ノリノリで殺しまくる筈だ。
自分の妻も娘達の事は、良く知っている。だからこそ分かる。
彼女たちは自分の家族だろうが、何だろうが容赦をするような連中じゃない。
寧ろ、これを聖魔法王国の女王の座を奪い取る好機、あるいは座を奪い取る者達を消せる好機と見て、ノリノリで殺しまくる筈だ。
「それだけは、何としても……阻止せねば」
どうすればいいか。
家族を誰一人。少なくとも娘達だけでも、傷付けないようにするにはどうすれば良いか。
家族を誰一人。少なくとも娘達だけでも、傷付けないようにするにはどうすれば良いか。
「全員殺して殺し合いを終わらせるしかない。家族が殺しあう前に」
そう震えた声で言い放ち、火炎放射器を構える。
見るものが見れば、そのモヒカンヘアーに火炎放射という、世紀末ファッションと思うだろう。
今にもヒャッハー汚物は消毒だーーー!! と、言い出しそうだ。
見るものが見れば、そのモヒカンヘアーに火炎放射という、世紀末ファッションと思うだろう。
今にもヒャッハー汚物は消毒だーーー!! と、言い出しそうだ。
「ん? 参加者か」
ふと前方から人影を発見する。
特徴的な頭の角みたいな髪型を除けば、ただの女子高生のようだ。
支給された武器も当たりの部類。
特徴的な頭の角みたいな髪型を除けば、ただの女子高生のようだ。
支給された武器も当たりの部類。
キミヒコは殺せると判断した。
即座に火炎放射器を女子高生へと向ける。
相手は僅かに戸惑ったが、どうやらキミヒコが殺し合いに乗った参加者だと理解したようで、すぐさま駆け出す。
だが、それを逃さんとキミヒコの火炎放射器が、文字通り火を吹いた。
相手は僅かに戸惑ったが、どうやらキミヒコが殺し合いに乗った参加者だと理解したようで、すぐさま駆け出す。
だが、それを逃さんとキミヒコの火炎放射器が、文字通り火を吹いた。
「はああ!」
「なっ?」
「なっ?」
と、思ったら火を吹く前に、距離を詰められ背負い投げされていた。
「はぁ……。驚いた」
キミヒコを投げ飛ばした毛利蘭は、服に付いたほこりを払いつつそう呟いた。
銃を持った相手でも平然と素手で勝てる彼女にとって、火炎放射器を持ったキミヒコは大した脅威では無かったのだ。
銃を持った相手でも平然と素手で勝てる彼女にとって、火炎放射器を持ったキミヒコは大した脅威では無かったのだ。
「火炎放射器、か。こんなものも支給されてるなんて。コナン君にお母さんは大丈夫かな?」
だが、それはあくまで蘭にとっての話。
普通は女子高生はおろか、大の大人でも相手が武装していれば、かなりの脅威だ。
流石に火炎放射器の様な物騒な物が二つ支給されてるとは考えがたいが、銃は間違いなく数丁は支給されているだろう。
父である毛利小五郎ならともかく、まだ小学生のコナンや一般人の英理では太刀打ちできない。
普通は女子高生はおろか、大の大人でも相手が武装していれば、かなりの脅威だ。
流石に火炎放射器の様な物騒な物が二つ支給されてるとは考えがたいが、銃は間違いなく数丁は支給されているだろう。
父である毛利小五郎ならともかく、まだ小学生のコナンや一般人の英理では太刀打ちできない。
「早く二人を探さなくちゃ。でも、この人を置いてく訳にもいかないし、この火炎放射器も……」
仕方なく火炎放射器とキミヒコを背負う。
重いが現状はこれ以外に方法は無い。
重いが現状はこれ以外に方法は無い。
「おい、アンタ。これは……」
声を掛けられた。
どうやら、さっきの騒ぎを聞きつけやってきたのだろう。
中年の男性が息を荒げて立っていた。
どうやら、さっきの騒ぎを聞きつけやってきたのだろう。
中年の男性が息を荒げて立っていた。
「あの……これは」
「いや、それより早く逃げろ!!!」
え? と、蘭が聞き返すよりも早く
「ホホホ!!!!」
蘭達の元へ大型トラックが突っ込んで来た。
「な、なんですか。あれ!?」
「殺し合いが始まってから、ずっと追いかけてくるんだ!!!」
「殺し合いが始まってから、ずっと追いかけてくるんだ!!!」
窓際へ視線を移す。
そこには白髪に眼鏡を掛けた老婆が、笑いながらハンドルを握っていた。
そこには白髪に眼鏡を掛けた老婆が、笑いながらハンドルを握っていた。
流石の蘭も人を背負ったまま、しかも大型トラックに勝てる程、超人でも無い。
即決で逃げる事を決意。
即決で逃げる事を決意。
「な、前からも来るぞ!!」
男性の叫びと同時に、今度は赤色の大型車がトラックに向けて突進してきた。
「ごめんなさい!」
背のキミヒコを近くの森林へ突き飛ばす。
そして両手が開いた事で動きやすくなった蘭も大型車を辛うじて避ける。
見れば男性も何とか轢かれずにすんだらしい。
そして両手が開いた事で動きやすくなった蘭も大型車を辛うじて避ける。
見れば男性も何とか轢かれずにすんだらしい。
轢く対象を失った大型車は、目の前の大型トラックと正面衝突した。
耳が張り裂けそうな程の轟音が響き僅かにトラックが後退。
車内の老婆は忌々しそうに大型車を睨みつつ、アクセル全開で発進する。
車内の老婆は忌々しそうに大型車を睨みつつ、アクセル全開で発進する。
再び轟音。
今度は大型車が後退。
最早、両車の関心は蘭達には無い。
最早、両車の関心は蘭達には無い。
「今の内に!」
蘭に答えるように中年男性が走り出し蘭も同じく、その場から離れる。
【F-8/一日目・深夜】
【毛利蘭@名探偵コナン】
[状態]:健康
[装備]:ランダム品1~3
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
1:家族を探す。
2:トラックと大型車から逃げる。
3:モヒカン(キミヒコ)忘れてきちゃった……。
[状態]:健康
[装備]:ランダム品1~3
[道具]:基本支給品
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
1:家族を探す。
2:トラックと大型車から逃げる。
3:モヒカン(キミヒコ)忘れてきちゃった……。
【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]基本:家族を守る。
1:家族を探す
2:トラックと大型車から逃げる
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]基本:家族を守る。
1:家族を探す
2:トラックと大型車から逃げる
「どうしたものかねぇ」
大型車。いや正式な名前をマローダと呼ばれる、史上最強の市販車を運転している磯野フネは溜息を着いた。
最初は当たりの部類の支給品と思っていたが、まさか大型トラックまで支給されているとは思いもよらなかった。
最初は当たりの部類の支給品と思っていたが、まさか大型トラックまで支給されているとは思いもよらなかった。
「でも、やるしかないね。父さんはこんな私を見たら、お怒りになるんでしょうけど……」
窓越しにトラックに乗った老婆を睨む。
相手も同じだ。自分と同じ目をしている。
相手も同じだ。自分と同じ目をしている。
「――やりづらいねぇ」
トラックに乗っていた、さくらこたけも同じくそう思っていた。
あれは自分と同じく、家族を生かす為に自分は捨て駒になる覚悟をした目だと。
あれは自分と同じく、家族を生かす為に自分は捨て駒になる覚悟をした目だと。
「――だとしても」
「――容赦は出来ないよ!」
「――容赦は出来ないよ!」
両車は互いに後退。
そして正面から再び激突。
「――汚物は消毒じゃアアアアアアアア!!!!」
「「!?」」
その瞬間、火炎放射器を携えたモヒカンが乱入してきた。
【F-8/一日目・深夜】
【さくらこたけ@ちびまる子ちゃん】
[状態]:健康、覚悟完了
[装備]:大型トラック@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族以外皆殺し。
1:目の前の老婆とモヒカンを殺す。
※大型トラックの車種は後の書き手さんにお任せします。
[状態]:健康、覚悟完了
[装備]:大型トラック@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族以外皆殺し。
1:目の前の老婆とモヒカンを殺す。
※大型トラックの車種は後の書き手さんにお任せします。
【磯野フネ@サザエさん】
[状態]:健康
[装備]:マローダ@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族以外皆殺し。
1:目の前の老婆とモヒカンを殺す。
[状態]:健康
[装備]:マローダ@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]基本:家族以外皆殺し。
1:目の前の老婆とモヒカンを殺す。
【田中キミヒコ@大魔法峠】
[状態]:健康
[装備]:火炎放射器@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:家族が殺しあう前に参加者を皆殺しにする。
1:目の前の連中を殺す。
[状態]:健康
[装備]:火炎放射器@現実
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:家族が殺しあう前に参加者を皆殺しにする。
1:目の前の連中を殺す。
【マローダ@現実】
プラスチック爆弾でも破壊されない史上最強の市販車。
民間で所有できる車両の中では恐らく最も強固な車で、厚さ9cmにも及ぶ窓ガラスはRPG(ロケット推進擲弾)の攻撃も防げる。
本ロワでは多少弱体化させられており、大型トラックでも壊せない事も無い。
プラスチック爆弾でも破壊されない史上最強の市販車。
民間で所有できる車両の中では恐らく最も強固な車で、厚さ9cmにも及ぶ窓ガラスはRPG(ロケット推進擲弾)の攻撃も防げる。
本ロワでは多少弱体化させられており、大型トラックでも壊せない事も無い。
| 017勇次郎驚く | 投下順 | 019:正義の味方 |
| 016母は強し、そして脆い | 時系列順 | 019:正義の味方 |
| 行動開始 | 毛利蘭 | [[]] |
| 行動開始 | 野原ひろし | [[]] |
| 行動開始 | さくらこたけ | [[]] |
| 行動開始 | 田中キミヒコ | [[]] |
| 行動開始 | 磯野フネ | [[]] |