オープニング
目覚めると、そこは薄暗い空間だった。
床は金属質で冷たい。
どうしてこんなところで目覚めたのだろうと疑問に思うと同時に、ステージに灯りが点った。
床は金属質で冷たい。
どうしてこんなところで目覚めたのだろうと疑問に思うと同時に、ステージに灯りが点った。
「お目覚めかな」
ステージ上には黒のコートに黒の帽子を目深に被った男が二人。
片方は長身の痩せ形、もう一人は少しだけ肉付きの良い男だ。
どちらも帽子の影になり、顔を見ることはできない。
その二人の男の後ろにもう一人、少年の姿がある。
少年は黒ずくめの男達と違い、一般的な服装で顔も隠れていない。
片方は長身の痩せ形、もう一人は少しだけ肉付きの良い男だ。
どちらも帽子の影になり、顔を見ることはできない。
その二人の男の後ろにもう一人、少年の姿がある。
少年は黒ずくめの男達と違い、一般的な服装で顔も隠れていない。
ステージ上から発せられる光によって、この場所に集められた者達は自分以外にも大勢の人間が周りにいることに気づいた。
しかし部屋は薄暗く、顔はよく見えない。
しかし部屋は薄暗く、顔はよく見えない。
「君達をここに連れてきたのは我々だ。それには理由がある。お前達にはこれから、ある事をしてもらいたい」
黒ずくめの男の一人が重苦しい口振りで言葉を発した。
意識がはっきりしてきた人々が、ざわめきを作っていく。
そこには見知らぬ場所に連れてこられた恐怖と怯えが混じっていた。
意識がはっきりしてきた人々が、ざわめきを作っていく。
そこには見知らぬ場所に連れてこられた恐怖と怯えが混じっていた。
「静粛に。………よろしい。では説明を続けよう。
これからお前達にやってもらうことは、非常に簡単なことだ。それを達成すれば、どんな願いも叶えてやろう。
荒唐無稽な望みでも良い。叶えられないことは無いと約束する。
ただし、叶えられる願いを増やしたりする願いはなしだ。
全知全能になるようなものも、願いを増やす願いと見なし叶えることはしない。
そういったもの以外なら、本当にどんなことでも叶えよう」
これからお前達にやってもらうことは、非常に簡単なことだ。それを達成すれば、どんな願いも叶えてやろう。
荒唐無稽な望みでも良い。叶えられないことは無いと約束する。
ただし、叶えられる願いを増やしたりする願いはなしだ。
全知全能になるようなものも、願いを増やす願いと見なし叶えることはしない。
そういったもの以外なら、本当にどんなことでも叶えよう」
どんな願いも叶えると豪語する男の説明を、人々は静かに聞いている。
真っ先に何かを言いだしそうな者も今はおとなしい。
もしかしたら、この状況は男の言う願いを叶える力の一端なのかもしれない。
男は淡々と説明を続ける。
真っ先に何かを言いだしそうな者も今はおとなしい。
もしかしたら、この状況は男の言う願いを叶える力の一端なのかもしれない。
男は淡々と説明を続ける。
「お前達には今からとある島に行ってもらう。
二日分の食糧と水、島の地図、コンパス、筆記用具とメモ帳、ランタン、腕時計、参加者の名簿をデイパックに入れて支給しよう。
それと最低で一つ、最高で三つ、何か有用な物を各自にランダムに支給しておく。
当たり外れはあるだろうが、運も実力の内と思ってくれたまえ。
一日に四回、六時間ごとに放送を行う。放送では脱落者と禁止エリアを発表する。
禁止エリアに入れば命はない。覚えておくといい。
ああ、そうだ言い忘れていたことがあったな。
島でやってもらいたいことというのは───」
二日分の食糧と水、島の地図、コンパス、筆記用具とメモ帳、ランタン、腕時計、参加者の名簿をデイパックに入れて支給しよう。
それと最低で一つ、最高で三つ、何か有用な物を各自にランダムに支給しておく。
当たり外れはあるだろうが、運も実力の内と思ってくれたまえ。
一日に四回、六時間ごとに放送を行う。放送では脱落者と禁止エリアを発表する。
禁止エリアに入れば命はない。覚えておくといい。
ああ、そうだ言い忘れていたことがあったな。
島でやってもらいたいことというのは───」
男の言葉が一瞬区切られ、後ろに控えていた少年が一歩前に出る。
男の言葉の続きは、その少年の口から発せられた。
男の言葉の続きは、その少年の口から発せられた。
「──これからあなた達には、殺し合いをしてもらいます」
少年の言葉を聞いた人々の思考が一瞬停止する。
殺し合いをしてもらうなどという、余りにも現実離れした申し出。
殺し合いをしてもらうなどという、余りにも現実離れした申し出。
「と、言う訳だ。
最後に生き残った者の望みは、どんなことでも叶えよう。
存分に殺し合ってくれ」
最後に生き残った者の望みは、どんなことでも叶えよう。
存分に殺し合ってくれ」
再び男が言葉を紡ぐ。
その言葉がきっかけになったのか、今まで押し黙っていた人々が次々と口を開き、三人に向かって様々な言葉を浴びせに掛かった。
それ等の声は全て、疑問や怒りに満ちている。
その言葉がきっかけになったのか、今まで押し黙っていた人々が次々と口を開き、三人に向かって様々な言葉を浴びせに掛かった。
それ等の声は全て、疑問や怒りに満ちている。
「雄一君、君はその男達に騙されているんだ!」
薄暗闇の中から発せられた少年の声。
その声はステージ上に居る雄一少年の友人、泉研のものだ。
その声はステージ上に居る雄一少年の友人、泉研のものだ。
「チャージーング、GO!」
チャーッチャチャッチャーチャラララー♪
「やー!」
「ギャー!」
ステージから発せられる光を利用して変身したチャージマン研。
研のアルファガンによって男の一人は殺されてしまった。
アルファガンの光線が当たり、体が溶けて崩れてしまったのだ。
それを見た何人かが悲鳴を上げた。
何が起こったのかわからずに茫然とする者も居る。
研のアルファガンによって男の一人は殺されてしまった。
アルファガンの光線が当たり、体が溶けて崩れてしまったのだ。
それを見た何人かが悲鳴を上げた。
何が起こったのかわからずに茫然とする者も居る。
「雄一君、危ないから離れて!」
アルファガンを撃つ前に言うべきことだと思うが、研が雄一少年の身を案じて警告を発した。
「さあ、そこの黒ずくめの男、僕達をさっさと家に帰すんだ!」
そして研が残った黒ずくめの男にアルファガンを向けながら詰め寄った、その時だ。
「フッフッフッフ……」
「そんな!」
今し方崩れた筈の男が一瞬で元に戻り、笑いながら研を見下ろしている。
まるで奇術だ。
まるで奇術だ。
「見ての通り、死者の復活も可能だ。世界の覇権でも良いだろう。
島の中で何をしようと勝手だが、今のように我々に逆らう事は無意味だ。
自分の首を確かめてみるといい」
島の中で何をしようと勝手だが、今のように我々に逆らう事は無意味だ。
自分の首を確かめてみるといい」
「ああ!?」
研は自分の首に手を当て驚きの声を上げる。
金属製の首輪がそこにはあった。
他の者達も同様に驚愕している。
金属製の首輪がそこにはあった。
他の者達も同様に驚愕している。
「その首輪には爆弾が仕掛けられている。高度な科学技術で作られている首輪だ。
我々以外に外せる者はいない。
……まだ疑っている者も残っているだろう。
殺し合いなど冗談だ、などと淡い幻想を抱いている者もいるだろう。
では一つ、その首輪が本物である証拠をお見せしよう」
我々以外に外せる者はいない。
……まだ疑っている者も残っているだろう。
殺し合いなど冗談だ、などと淡い幻想を抱いている者もいるだろう。
では一つ、その首輪が本物である証拠をお見せしよう」
男はそう言うと、コートの内ポケットからリモコンを取り出した。
取り出したリモコンは、雄一少年へと手渡される。
取り出したリモコンは、雄一少年へと手渡される。
「さあ、雄一君、好きなボタンを押すといい」
雄一少年は震える手でリモコンを握る。
額には冷や汗が流れているが、意を決していくつもあるボタンの一つを押してしまった。
額には冷や汗が流れているが、意を決していくつもあるボタンの一つを押してしまった。
「……えいっ!」
雄一少年がボタンを押すのと同時に、薄暗闇の一角から爆発音が響いた。
一瞬だけ閃光が走る。
閃光から少し間を置いて、ごとんと何かが床に落ちる音がした。
闇の中で起こった出来事なので、何が起こったのかその場に居る人間のほとんどが理解していない。
そんな人々に何が起こったのかを知らしめるため、爆発が起こった場所にスポットライトが当てられた。
一瞬だけ閃光が走る。
閃光から少し間を置いて、ごとんと何かが床に落ちる音がした。
闇の中で起こった出来事なので、何が起こったのかその場に居る人間のほとんどが理解していない。
そんな人々に何が起こったのかを知らしめるため、爆発が起こった場所にスポットライトが当てられた。
『いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
スポットライトによって照らし出された“そこ”を見た人々から悲鳴が上がる。
“そこ”には首の無い男の死体と、その男の頭が転がっていたからだ。
“そこ”には首の無い男の死体と、その男の頭が転がっていたからだ。
「……えいっ!」
雄一少年が、持っているリモコンの別のボタンを押す。
すると再び爆発音と閃光が薄暗闇の中で発生し、その後に何かが落ちる音がする。
別のスポットライトが爆発した場所を照らしだすと、やはりそこには首のない死体と頭が転がっていた。
今度の被害者は女性だった。
すると再び爆発音と閃光が薄暗闇の中で発生し、その後に何かが落ちる音がする。
別のスポットライトが爆発した場所を照らしだすと、やはりそこには首のない死体と頭が転がっていた。
今度の被害者は女性だった。
「雄一君、よすんだ!」
「うるさい! 君に……家族仲が良い君に僕の何が分かる! ぼ、僕に逆らうと………こうなるんだ!!」
雄一少年の手がボタンに触れる。
そして三度目の爆発が起こった。
三つ目のスポットライト、三人目の死体。
人々は狂乱状態だ。
そして三度目の爆発が起こった。
三つ目のスポットライト、三人目の死体。
人々は狂乱状態だ。
「雄一君、もう十分だ。
リモコンを返してくれ」
リモコンを返してくれ」
人の命を奪ったせいだろう。
雄一少年の息は荒くなっている。
そんな雄一少年を黒ずくめの男がなだめ、リモコンを受け取った。
雄一少年の息は荒くなっている。
そんな雄一少年を黒ずくめの男がなだめ、リモコンを受け取った。
「何が目的でこんなことをするんだ!!」
薄暗闇から誰かが言った。
それに答えたのは黒ずくめの男だった。
それに答えたのは黒ずくめの男だった。
「フフ……雄一君がそう望んだのでね。
そういうことに協力を惜しまないのが我々なのだ。
……ふむ、今ので戦闘態勢に入った者がいるな、進行の邪魔だ、動きを封じさせてもらおう」
そういうことに協力を惜しまないのが我々なのだ。
……ふむ、今ので戦闘態勢に入った者がいるな、進行の邪魔だ、動きを封じさせてもらおう」
男がリモコンを操作すると、人々の首にちくりと何かが刺さった。
するとどうだろう。体に力が入らず、皆一様に床に倒れてしまう。
声を出すこともできない。だというのに、意識だけははっきりしている。
するとどうだろう。体に力が入らず、皆一様に床に倒れてしまう。
声を出すこともできない。だというのに、意識だけははっきりしている。
「お前達は我々に逆らうことはできない。我々は常にお前達を監視している。
肝に銘じておくといい。
それでは説明を再開しよう。お前達に付けられた首輪が爆発する条件は次の通りだ。
一つは、先程言った禁止エリアに入った場合。三十秒の警告の後に首輪が爆発する。
次に殺し合い開始から二日が経過した場合。二日後の深夜零時までに最後の一人にならなかった場合、全員の首輪が爆発する。
次に、これもまだ言ってなかったな、お前達は家族単位でここに連れてこられている。
十二時間、自分を含む家族の誰かが誰も殺していなければ、その家族全員の首輪が爆発する。
確実に助かりたければ、十二時間の内に自分で誰かを殺す事だ。それで首輪は爆発しなくなる。
だがそれは十二時間寿命が延びるというだけの話だ。
誰かを殺してから十二時間以内に、更に他の者を殺さなければ、やはり首輪は爆発する。
命が惜しければ、十二時間ごとに殺して回る必要がある。
家族同士で殺し合いをしてもちゃんとカウントするから、自分の家族を見付けたら安心して殺すといい。
他にも、我々の任意で首輪はいつでも爆発させることができる。お前達の命は我々の手のひらの上だ。
逆らいたければ好きにするといい。だがそれは自殺行為だと忠告しておこう。
その他の首輪のギミックだが、首輪にはランプが点灯している。そのランプは自分を含む家族の人数分ある。
家族の誰かが死ねば、ランプはその分消えていく。
鏡でも使わなければ確認できないことだが、この機能はただのお遊びだ。
どうせ自分以外の全員を殺さなければいけないんだ、特に気にする必要はない。
そう、繰り返すが、お前達には殺し合いをしてもらう。
最後の一人になるまで、だ。
二日の間に最後の一人が現れなければ、全ての首輪は爆発する。
最後の一人の望みはどんなものでも叶えてやる。
説明は以上だ。それでは、お前達には再び眠ってもらう。
再び目覚めた時が、この殺し合い、バトルロワイアルの始まりだ」
肝に銘じておくといい。
それでは説明を再開しよう。お前達に付けられた首輪が爆発する条件は次の通りだ。
一つは、先程言った禁止エリアに入った場合。三十秒の警告の後に首輪が爆発する。
次に殺し合い開始から二日が経過した場合。二日後の深夜零時までに最後の一人にならなかった場合、全員の首輪が爆発する。
次に、これもまだ言ってなかったな、お前達は家族単位でここに連れてこられている。
十二時間、自分を含む家族の誰かが誰も殺していなければ、その家族全員の首輪が爆発する。
確実に助かりたければ、十二時間の内に自分で誰かを殺す事だ。それで首輪は爆発しなくなる。
だがそれは十二時間寿命が延びるというだけの話だ。
誰かを殺してから十二時間以内に、更に他の者を殺さなければ、やはり首輪は爆発する。
命が惜しければ、十二時間ごとに殺して回る必要がある。
家族同士で殺し合いをしてもちゃんとカウントするから、自分の家族を見付けたら安心して殺すといい。
他にも、我々の任意で首輪はいつでも爆発させることができる。お前達の命は我々の手のひらの上だ。
逆らいたければ好きにするといい。だがそれは自殺行為だと忠告しておこう。
その他の首輪のギミックだが、首輪にはランプが点灯している。そのランプは自分を含む家族の人数分ある。
家族の誰かが死ねば、ランプはその分消えていく。
鏡でも使わなければ確認できないことだが、この機能はただのお遊びだ。
どうせ自分以外の全員を殺さなければいけないんだ、特に気にする必要はない。
そう、繰り返すが、お前達には殺し合いをしてもらう。
最後の一人になるまで、だ。
二日の間に最後の一人が現れなければ、全ての首輪は爆発する。
最後の一人の望みはどんなものでも叶えてやる。
説明は以上だ。それでは、お前達には再び眠ってもらう。
再び目覚めた時が、この殺し合い、バトルロワイアルの始まりだ」
再び、人々の首に首輪から針が突き出される。
首輪から注入される薬によって、人々は意識を失う。
人々が完全に意識を失った後、どこからか大勢の黒ずくめの男達が現れ、人々を外へと運び出していく。
島に人々を運んで行くのだ。
全ての『参加者』が運び出された後に残ったのは、ステージ上の男二人と雄一少年の計三人。
男の一人が口を開く。
首輪から注入される薬によって、人々は意識を失う。
人々が完全に意識を失った後、どこからか大勢の黒ずくめの男達が現れ、人々を外へと運び出していく。
島に人々を運んで行くのだ。
全ての『参加者』が運び出された後に残ったのは、ステージ上の男二人と雄一少年の計三人。
男の一人が口を開く。
「さあ、雄一君こっちだ。存分に家族達が殺し合う様を見て楽しもうじゃないか」
「う、うん……」
雄一少年が黒ずくめの男達と出会ったのは、雄一少年が初めて放火した時だった。
その現場を目撃され逃げようとしたが、あえなく男達に捕まってしまった。
警察に通報されるのだろうか、脅されるのだろうか。
恐怖に身をすくませた雄一少年だったが、黒ずくめの男達はそんな雄一少年に優しい声を掛けた。
放火をしたのには何か理由があるのだろう、おじさん達でよければ相談に乗る、と。
男達の優しさに触れ、雄一少年は心に溜めていたことを語り始めた。
雄一少年の家庭は両親の仲が悪い。
自分の家族はそんな様子なのに、仲が良い他の家族を見ているとたまらなくなる。
なので耐えきれなくなり、放火などという犯行に及んだのだ。
その現場を目撃され逃げようとしたが、あえなく男達に捕まってしまった。
警察に通報されるのだろうか、脅されるのだろうか。
恐怖に身をすくませた雄一少年だったが、黒ずくめの男達はそんな雄一少年に優しい声を掛けた。
放火をしたのには何か理由があるのだろう、おじさん達でよければ相談に乗る、と。
男達の優しさに触れ、雄一少年は心に溜めていたことを語り始めた。
雄一少年の家庭は両親の仲が悪い。
自分の家族はそんな様子なのに、仲が良い他の家族を見ているとたまらなくなる。
なので耐えきれなくなり、放火などという犯行に及んだのだ。
それを聞いた男達は雄一少年にある提案を持ちかけた。
そんな家族同士を殺し合わせたら、きっと君の心も晴れるだろう、と。
雄一少年は驚いた。
だが、男達の優しい声を聞いていく内に、確かに他の家族達が殺し合う様を見れば、自分の心も晴れるかもしれないと思うようになってしまう。
そんな家族同士を殺し合わせたら、きっと君の心も晴れるだろう、と。
雄一少年は驚いた。
だが、男達の優しい声を聞いていく内に、確かに他の家族達が殺し合う様を見れば、自分の心も晴れるかもしれないと思うようになってしまう。
そうして始まったのが、この家族を集められて行われる殺し合い、バトルロワイアルだった。
黒ずくめの男達は本当に雄一少年に協力を惜しまなかった。
男達が居なければ、バトルロワイアルは始まることさえできなかっただろう。
黒ずくめの男達は本当に雄一少年に協力を惜しまなかった。
男達が居なければ、バトルロワイアルは始まることさえできなかっただろう。
「雄一君、さっきした説明の中に嘘が混じっているのは知っているだろう?」
会場の様子をうかがえる一室に移動しながら、男が世間話でもするように話しかける。
「ええ……」
「どうしてかわかるか?」
「それは……えーと……」
「殺し合いを起こしやすくするためですね、アニキ」
「その通りだ」
雄一少年の代わりに、今まで黙っていた方の男が答えた。
どうやら長身の男よりも下の立場にいるらしい。
どうやら長身の男よりも下の立場にいるらしい。
「自分の命が惜しければ殺し合いに乗らなければならない。家族を助けたいと思っても、やはり殺し合いに乗らなければならない。
十二時間で何ができるわけでもないからな。そんな参加者達の様子を見るのも一興だ。
……さあ、ここで島の様子は全て見ることができる。
一緒にバトルロワイアルを観戦しようじゃないか」
十二時間で何ができるわけでもないからな。そんな参加者達の様子を見るのも一興だ。
……さあ、ここで島の様子は全て見ることができる。
一緒にバトルロワイアルを観戦しようじゃないか」
男が扉を開け、雄一少年を中へ案内する。
男達の正体は何者なのか。
何故雄一少年のここまで協力的なのか。
理由があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
どちらにしろ、始まってしまったバトルロワイアルを止めることはもうできないのだ。
男達の正体は何者なのか。
何故雄一少年のここまで協力的なのか。
理由があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
どちらにしろ、始まってしまったバトルロワイアルを止めることはもうできないのだ。
【黒神舵樹@めだかボックス 死亡】
【黒神舵樹の妻@めだかボックス 死亡】
【天野河リュウセイの母@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【残り73名】
【黒神舵樹の妻@めだかボックス 死亡】
【天野河リュウセイの母@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【残り73名】
【家族バトルロワイアル 開始】
※黒神家の首輪には五つのランプが付いています。
今回黒神家の内二人が死亡したので、【黒神まぐろ】、【黒神くじら】、【黒神めだか】の三名の首輪のランプが二つ消灯しました。
※天野河家の首輪には四つのランプが付いています。
今回天野川家の内一人が死亡したので、【天野河大輝】、【天野河銀河】、【天野河リュウセイ】の三名の首輪のランプが一つ消灯しました。
※名簿には【黒神舵樹】、【黒神舵樹の妻】、【天野川リュウセイの母】の名前も記載されています。
今回黒神家の内二人が死亡したので、【黒神まぐろ】、【黒神くじら】、【黒神めだか】の三名の首輪のランプが二つ消灯しました。
※天野河家の首輪には四つのランプが付いています。
今回天野川家の内一人が死亡したので、【天野河大輝】、【天野河銀河】、【天野河リュウセイ】の三名の首輪のランプが一つ消灯しました。
※名簿には【黒神舵樹】、【黒神舵樹の妻】、【天野川リュウセイの母】の名前も記載されています。
※黒ずくめの男達はジンとウォッカによく似ていますが、本人かは不明です。
| [投下順 | 001:友と共に!友情のライジング・プロミネンス | |
| 時系列順 | 001:友と共に!友情のライジング・プロミネンス | |
| 行動開始 | 泉研 | [[]] |