友と共に!友情のライジング・プロミネンス ◆jpofou8kvA
「勝治……ケン……母ちゃん……」
E-2 南家近くにて天野河リュウセイは静かに俯いていた。
その顔は俯いていて確認できないが、少なくとも以前の様な覇気はまったく見られない。
だがそれも無理は無いだろう。なにせ自分の唯一無二の親友である松岡勝治、龍昇ケン。
そして厳しくも優しかった母親が死んだのだ。
その顔は俯いていて確認できないが、少なくとも以前の様な覇気はまったく見られない。
だがそれも無理は無いだろう。なにせ自分の唯一無二の親友である松岡勝治、龍昇ケン。
そして厳しくも優しかった母親が死んだのだ。
もう二度とリュウセイは勝治と素振りをする事は出来ない。
もう二度とリュウセイはケンと一緒に不味い龍昇軒のラーメンを食べる事はない。
もう二度とリュウセイは母親と喋る事は無い。
もう二度とリュウセイはケンと一緒に不味い龍昇軒のラーメンを食べる事はない。
もう二度とリュウセイは母親と喋る事は無い。
そうもう二度とリュウセイは彼らと会うことは無い。
その事実だけが、彼に重く圧し掛かっていた。
その事実だけが、彼に重く圧し掛かっていた。
「俺は……戦い続けてきた……。カブトボーグ世界チャンプにもなった。ライバル候補と呼ばれる奴ら全員と戦った……。
それなのに……そこに未来があると信じていたのに……」
それなのに……そこに未来があると信じていたのに……」
だが彼が望む未来は何も無い。
全て消えてしまった。
ならばもう戦う理由など無いのではないだろうか。
全て消えてしまった。
ならばもう戦う理由など無いのではないだろうか。
「優勝して……いや駄目だ……そんな事をしてもあいつらが喜ぶ筈が無い……。それに俺はもう戦えない……。
何故なら、俺にはもう戦い続ける理由が無いからだ……!! 心にポッカリ空いちまったこの穴はもうどうやったて埋まりゃしない」
何故なら、俺にはもう戦い続ける理由が無いからだ……!! 心にポッカリ空いちまったこの穴はもうどうやったて埋まりゃしない」
「「死ねでしゅ!!」
その時だった。
金髪と黒髪の二人の幼い幼女の双子の姉妹が、リュウセイの背丈を軽く越す巨大な鋏を二人で掴み襲い掛かってきた。
その鋏はリュウセイの首を斬り落とそうと首本に向かっている。
しかし、リュウセイはただ静かに俯いているままだった。
金髪と黒髪の二人の幼い幼女の双子の姉妹が、リュウセイの背丈を軽く越す巨大な鋏を二人で掴み襲い掛かってきた。
その鋏はリュウセイの首を斬り落とそうと首本に向かっている。
しかし、リュウセイはただ静かに俯いているままだった。
「いいさ……。俺のこんな命安いもんだくれてやるよ」
鋏がリュウセイの首に触れるその瞬間。
『本当にそう思ってるのか?』
「! ケン……勝治!?」
『リュウセイ君、僕達は知ってるよ』
『お前は一人なんかじゃない!」
『何時でも一緒じゃないか!」
「ああ……ああ!!」
『『だから戦え!天野河リュウセイ!!!』』
「! ケン……勝治!?」
『リュウセイ君、僕達は知ってるよ』
『お前は一人なんかじゃない!」
『何時でも一緒じゃないか!」
「ああ……ああ!!」
『『だから戦え!天野河リュウセイ!!!』』
「は!?」
リュウセイが俯いた顔を上げた時には、既に鋏が眼前に迫っていた。
さっきの勝治とケンはただの幻だったのか。それとも……。
真実は定かではないし、リュウセイには一生分からない。
だが勝治とケン、そしてマンソンはずっとリュウセイと一緒だ。
それだけで十分だった。
天野河リュウセイが闘い続ける理由はそれだけで十分だった。
さっきの勝治とケンはただの幻だったのか。それとも……。
真実は定かではないし、リュウセイには一生分からない。
だが勝治とケン、そしてマンソンはずっとリュウセイと一緒だ。
それだけで十分だった。
天野河リュウセイが闘い続ける理由はそれだけで十分だった。
「――ハタ迷惑な奴らだ。でも……目ェ覚めたぜ!!!」
間一髪でリュウセイは鋏をかわし自分のデイパックを拾い中身を漁る。
「これは……兄貴の……?」
リュウセイはデイパックより取り出した”それ”を双子に向かって投擲した。
「行け!兄貴のヴァイス・ツェッペリン・ケーファー!!!!」
瞬間、双子たちは白い光に包まれ爆発が起こった。
「ふぅ……兄貴のヴァイス・ツェッペリン・ケーファーが支給品で助かったぜ」
リュウセイは自分の手元にある白いカブトムシの玩具を見て安堵の息を着く。
彼に支給されたのは、カブトボーグと呼ばれる玩具で
リュウセイの兄バイス・バロンこと天野河銀河の愛機ヴァイス・ツェッペリン・ケーファー。
彼に支給されたのは、カブトボーグと呼ばれる玩具で
リュウセイの兄バイス・バロンこと天野河銀河の愛機ヴァイス・ツェッペリン・ケーファー。
「あいつらは逃がしたか……」
リュウセイは今しがた自分を襲ってきた双子の事を考える。
どうやら、さっきの攻撃を回避し逃げたようだ。
どうやら、さっきの攻撃を回避し逃げたようだ。
「まあいいか」
リュウセイはデイパックを担ぎ上げると走り出す。
「俺はこんな所で立ち止まるわけにはいかない……。何故なら俺には絶対に立ち止まれない理由があるからだ!!!!!!」
勝治とケンそして厳しくも優しい母親の分まで進み続ける。
そう決意したリュウセイの戦いはまだ始まったばかりだ。
そう決意したリュウセイの戦いはまだ始まったばかりだ。
【E-2 南家近く/ 一日目・深夜】
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグV×V】
[状態]:健康、強い決意
[装備]:ヴァイス・ツェッペリン・ケーファー@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:勝治とケン、母ちゃんの分まで戦い続け殺し合いと主催を叩き潰す。
1:双子(ぴゅんとぽたる)を警戒。
※勝治とケンが死んでいますが参戦時期は不明です。
[状態]:健康、強い決意
[装備]:ヴァイス・ツェッペリン・ケーファー@人造昆虫カブトボーグV×V
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:勝治とケン、母ちゃんの分まで戦い続け殺し合いと主催を叩き潰す。
1:双子(ぴゅんとぽたる)を警戒。
※勝治とケンが死んでいますが参戦時期は不明です。
「まったく危なかったでしゅ」
「本当でしゅ」
「本当でしゅ」
リュウセイを襲ったぴゅんとぽたるはF‐3に逃げていた。
「これからどうするでしゅ? ぽたる」
「決まってるでしゅ! お姉たまを殺して私達が優勝するでしゅ!! でもその前に少し休憩しましょう」
「そうでしゅね……」
「決まってるでしゅ! お姉たまを殺して私達が優勝するでしゅ!! でもその前に少し休憩しましょう」
「そうでしゅね……」
一先ず何処かで休憩視しようと考えた時、二人が何かの光で照らされぽたるの体が宙に舞う。
その右腕はあらぬ方向へ捻じ曲がり、地面に落ちた衝撃で左足も捻じ曲がる。
見れば、ぽたるの前には一台の車が止まっていた。
その車がぽたるをはねたのは一目瞭然だ。
その右腕はあらぬ方向へ捻じ曲がり、地面に落ちた衝撃で左足も捻じ曲がる。
見れば、ぽたるの前には一台の車が止まっていた。
その車がぽたるをはねたのは一目瞭然だ。
「ぎゃあああああああああああ!!!!」
いきなりの襲撃に混乱したぴゅんは、ぽたるを置いていきそのまま走る。
その直後に車のドアが開き中から一人の中年の男性が下りて来た。
その直後に車のドアが開き中から一人の中年の男性が下りて来た。
「ああ! しまった。またやってしまった……」
男性の名は泉博。ジュラル星人から地球を守るチャージマン研の父親である。
彼は殺し合いに乗った訳ではなく、ぽたるをはねたのも自分の過失なだけでわざとではない。
強いて言うなら、アクセルとブレーキを間違えたとかそんなところだろう。
はねられた本人にとっては洒落にならない話だが。
彼は殺し合いに乗った訳ではなく、ぽたるをはねたのも自分の過失なだけでわざとではない。
強いて言うなら、アクセルとブレーキを間違えたとかそんなところだろう。
はねられた本人にとっては洒落にならない話だが。
「まったく、これもこんなところへ私たちを連れて来た奴らのせいだ!」
自分の全ての責任を主催者達に擦り付けるとガクガクと痙攣しているぽたるを車に乗せる。
こう見えても博は医者だ、医療道具があればぽたるを治療することも出来る。
こう見えても博は医者だ、医療道具があればぽたるを治療することも出来る。
「よし。近くの病院に向かおう」
(こ、殺される……病院でこのキチガイに解剖される……)
「おいおい。私は医者だよ? そんなに怯えなくても大丈夫さ」
(い、医者? マッドサイエンティスト!?)
(こ、殺される……病院でこのキチガイに解剖される……)
「おいおい。私は医者だよ? そんなに怯えなくても大丈夫さ」
(い、医者? マッドサイエンティスト!?)
ぽたるの心情も知らぬまま博は呑気に車を走らせ病院に向かった。
【F-3/ 一日目・深夜】
【泉博@チャージマン研!】
[状態]:健康、車を運転中
[装備]:パパの車@チャージマン研!
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いから脱出する。
1:ぽたるを治療する為に病院に向かう。
2:家族と合流する
[状態]:健康、車を運転中
[装備]:パパの車@チャージマン研!
[道具]:基本支給品、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本:殺し合いから脱出する。
1:ぽたるを治療する為に病院に向かう。
2:家族と合流する
【田中ぽたる@大魔法峠】
[状態]:疲労(大)、打撲、右腕と左足を骨折、博に恐怖、パパの車に搭乗中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]
基本:ぷにえを殺して優勝し生き残る。
1:博(マッドサイエンティスト)から逃げたいが……。
[状態]:疲労(大)、打撲、右腕と左足を骨折、博に恐怖、パパの車に搭乗中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム品1~3
[思考・状況]
基本:ぷにえを殺して優勝し生き残る。
1:博(マッドサイエンティスト)から逃げたいが……。
【ヴァイス・ツェッペリン・ケーファー@人造昆虫カブトボーグV×V】
リュウセイの兄、天野河銀河の愛機。
必殺技はゼアレクストガラクシーシュトーンスマクシマールコメート。
リュウセイの兄、天野河銀河の愛機。
必殺技はゼアレクストガラクシーシュトーンスマクシマールコメート。
【パパの車@チャージマン研!】
パパこと泉博が乗っている車。
よく色んなものをはねる。
パパこと泉博が乗っている車。
よく色んなものをはねる。
【巨大な鋏@大魔法峠】
大魔法峠のOVAのOPでぴゅんとぽたるが持っていたもの。
大魔法峠のOVAのOPでぴゅんとぽたるが持っていたもの。
| 000:オープニング | 投下順 | 002:地上最強の生物? ぷにえちゃん大ピンチ!の巻 |
| 000:オープニング | 時系列順 | 002:地上最強の生物? ぷにえちゃん大ピンチ!の巻 |
| 行動開始 | 天野河リュウセイ | [[]] |
| 行動開始 | 泉博 | [[]] |
| 行動開始 | 田中ぽたる | [[]] |
| 行動開始 | 田中ぴゅん | [[]] |