リヒトル

リヒトル

蒼炎の軌跡第24章に登場する敵将。クラスはパラディン
デイン王国の将軍で、ジョフレ達クリミア軍の残党が潜伏するデルブレー城を襲撃した。
顔グラは頭部が妙に盛り上がった茶髪のオールバックに、逆カイゼル髭とでもいうべき口髭。
台詞こそ自信家なのだが、表情は悩んでいるような眉毛が歪んだもの。

やたらと武名にこだわっており、アイクとの戦闘台詞ではプラハを倒した彼との戦いは名を高めると言い、リュシオン相手には戦えない相手を倒しても武名の足しにならないと言いつつ普通に殺しにくる。
一応タウロニオ相手には裏切り者を粛清して陛下への忠誠を示すと言うので、忠誠心はちゃんとある模様。
昔、獣牙族をよく狩ったとのことなので、古くからのベテランデイン軍人と思われる。

ユニット性能は一言で言うと、ウザい。
武器は銀の大剣ショートアクス。パラディンの機動力とショートアクスでチクチク攻撃してくる。
HPが48と高く、能力勝負を持つため倒しにくく、特効薬も持つのでしぶとい。
下手に戦うと前に出過ぎたジョフレ隊を襲いに行ったりと、何というかウザい。
同章はマニアックでは敵の数が凄まじく、ジョフレ隊はすぐ死ぬので鬼門である。
ちなみに同章では同じく能力勝負を持つルキノが加入するのだが、彼女のそれは完全に邪魔である。
FEシリーズは自軍に有利な状況で戦ってなんぼであり、支援効果無効で損するのはこっちだけ。
敵が持つとウザいが味方が持っても使えない、二人が同時に登場するのは狙ったものなのだろうか。

余談として、スタッフのアナグラムらしき変な名前が多い蒼炎の敵将において、リヒトルは普通のドイツ人っぽい名前をしているが、彼のそれもスタッフに由来していると思われる。
その由来は成広通氏。初代暗黒竜から現代ヒーローズまでほぼ一貫して関わっており、加賀昭三氏がFEを離れた後、事実上のシリーズ責任者となっている人物である。
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最終更新:2024年05月28日 05:57