ジェルド

ジェルド

 暁の女神第一部に登場する敵ユニット。
 ベグニオン帝国元老院・ヌミダ公爵配下の槍闘士(ハルバーディア)。
 「暁の団」をかばった村人を容赦なく処刑したり、無能とみなせば部下へも躊躇なく制裁を加えたりと、非道な性格の持ち主。
 一方で、ヌミダ公爵に切り捨てられて進退きわまった際、逃げ延びることをよしとせず死地に向かうなど意外にもベグニオン軍人としての誇りは高い。また、地方貴族から成り上がった実務主義の人間であったため出自を問わず実力がある人間ならば重宝していた。それゆえ部下からは「残虐性はあれど、公平性のある人物」と慕われていた。漆黒の騎士の斬撃からジェルドをかばったアルダーもそんな腹心の1人で、死の間際に遺した言葉はジェルドへの敬意であった。
 一部序章から登場し、ミカヤ達の前に何度も立ちはだかった。ミカヤを捕らえるため捕虜を処刑すると情報を流し誘き寄せたり、陽動作戦でミカヤとその仲間達を分断するなど様々な策を弄するが尽く失敗に終わる。
 一部終章では打つ手が無くなったジェルドは最後の抵抗としてデイン王城に籠城し、王都ネヴァサを投石機を使い破壊し始める。それを止めるため現れたミカヤ達と戦い、遂に討ち取られる。
 一部9章と終章で敵将として戦う事になるが、ステータス自体に突出して強い部分は無く、得物もショートスピアと一見強くないように思われるが、彼の真の恐ろしさはその指揮レベルにある。
 暁の女神の指揮官補正は星1つごとにその陣営に所属しているユニット全てに命中と回避に5%の補正が掛かるが、ジェルドの指揮レベルは3・・・よって命中と回避に15%の補正が掛かっている。
 一方ミカヤの指揮レベルは0なので15%の補正をモロに受けてしまい、こちらの攻撃がそこそこ外れやすくなっているため特に一部終章は難易度がかなり、高い章となっている。
 余談だが彼の魔防の数値は15であるが、これは後に登場する聖槍使い(ホーリーランサー)、ルベールの魔防と同じ数値である。ジェルドの魔防が高いのかはたまたルベールの魔防が低いのか・・・


「いいか、おまえたち。これは俺たちが帝国軍人のまま死ねる最後の機会だ。ここを生き延びたところで、数日後には視察団によって拘束され、そのまま闇に葬られる。ならば、ここで戦って己の終焉への手向けにしろ!1人で最低5人潰せ!勝利を確信した軍隊ほど脆いものはない。ベグニオン帝国軍の恐ろしさをデインの連中の脳裏に焼き付けてやれ!俺たちは帝国軍人だ!その誇りを抱いて死ぬがいい!!行けーーーー!」
        暁の女神一部終章「デイン復活」より抜粋。
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最終更新:2025年02月16日 17:14