漆黒の騎士
蒼炎の軌跡、
暁の女神に登場する敵ユニット。
デイン王国【
四駿】の筆頭格。ベグニオン帝国の至宝である神剣
エタルドを握り、その剣の名が霞む程の圧倒的な戦闘力を有している。
彼の正体はその漆黒の鎧に包まれている。
蒼炎の軌跡
蒼炎の軌跡での初登場は7章。ガリア国境付近ににて、ガリアへ脱出しようとするグレイル傭兵団を追撃する
プラハを静止する為に現れた。この際に何かを伝えるようにグレイル傭兵団団長の
グレイルと目を合わせていた。
そしてその夜、森の奥で
グレイルと激突。この時に漆黒の騎士はグレイルの事を「神騎将ガウェイン殿」と呼び、グレイルとは関わりがあるような会話をするがその場では関係が明かされる事は無く、漆黒の騎士はグレイルを討つ。
その場に居合わせた
アイクは、以後仇敵として漆黒の騎士を倒す事をひとつの目標とする。
その後もアイクと漆黒の騎士は何度か対峙し、確実に成長したアイクの力を持ってしてもアイクは勝てなかった。それもそのはず、漆黒の騎士の鎧には
女神の加護が与えられており、その鎧を斬る事ができるのもまた女神の加護が与えられた武器だけなのだから。
漆黒の騎士は次の決着の為にグレイルを討ったあの夜に置いて行ったエタルドとは対を成す剣、神剣
ラグネルをアイクに持って来るよう言い残し、その場を後にする。
そして27章にて、
イナを処分する直前に進軍して来たアイクと激突。神剣ラグネルを持つアイクと壮絶な戦いを繰り広げ、遂にアイクの剣技の前に敗れ去る。
ユニットとしての性能は
クラスは
ジェネラル(内部データでは通常のジェネラルとは違うクラス)、ステータスは
カンストしている項目がちらほら見受けられ、設定通りの圧倒的な強さを誇る。
装備している得物はエタルド。威力18、命中80とここだけ見ると普通に強い剣だが、剣でありながら射程が1〜2でありなんと耐久が
無限である。
そんなユニットが序盤で敵として出て来るのだから脅威以外の何者でも無いだろう。更に設定通りにラグネル以外の攻撃を無効にする為、ラグネルを入手するまでは倒す事ができないのでこの漆黒の鎧が見えたらすぐに逃げよう。
ラグネルを入手したとしても、それを扱うアイクのステータスが漆黒の騎士に匹敵しないと倒す事ができないどころか、匹敵しても倒す事が難しい。
漆黒の騎士はスキルに
月光を持っている為、定期的にアイクを回復させないとすぐに負けてしまう。
ちなみに漆黒の騎士を倒したかどうかで仲間になるユニットが変わり、倒した場合は
ナーシルが仲間になり、倒さなかった場合はイナが仲間になる。
暁の女神
暁の女神での初登場は一部9章。かつて3年前にアイクに倒されたと思われていた漆黒の騎士だが、本作の
主人公である
ミカヤを護る為に現れ、
ジェルド率いるベグニオン駐屯軍と一戦交える。傷一つ負う事なくジェルド達を退け、その後はデイン再興の為にミカヤ達に協力する。
デイン再興後はしばらく姿を消すが、
ラグズ連合と戦う事になってしまったミカヤ達を護る為再び現れる。そしてラグズ連合軍にはアイク率いるグレイル傭兵団も所属しており、3年ぶりにアイクと戦場で再会することとなる。
ここで何故倒された漆黒の騎士が生きていたのかが明かされる。なんと、あの時に戦っていた漆黒の騎士は鎧だけで、本体は遠くから操っていたのだと言う。
しばらくの間デイン軍とラグズ連合の戦いが続くが、鷹王
ティバーン率いるフェニキス軍に背後を突かれ、やむなく撤退。
この際に漆黒の騎士はまた姿を消してしまう。
その後もデイン軍が所属する元老院とラグズ連合の戦いは続き、その最中に正の女神
アスタルテによる裁きが執行され、ほとんどの人間が石にされてしまった。
アスタルテを止める為、ミカヤ、アイク達は手を組みアスタルテが待つ導きの塔へ向かう。
導きの塔を進んで行くと、今まで姿を消していた漆黒の騎士がアイク達の前に立ちはだかった。ここでようやくその漆黒の鎧に包まれた正体を拝むこととなる。
その正体は、ベグニオン帝国ガドール伯爵にして、ペルシス公
セフェランの腹心である
ゼルギウス将軍だった。
ゼルギウスは過去にガウェイン…のちのグレイルに剣術を師事されていた。孤独を友に生きてきたゼルギウスにとって、剣術はもとよりガウェインの大きな度量にも強く引きつけられていた為、ガウェインの剣は生涯をかけて追い求める唯一のものであった。
3年前にグレイルと相対した際にはあの頃の冴えは無くなっていた為に、ゼルギウスはその剣技を受け継いだアイクとの決着を待ち望んでいた。
アイク、そしてグレイルの剣との純粋なる戦い…その願いを叶えられたゼルギウスは満足してこの世を去った。
暁の女神で遂に味方として使う事ができる漆黒の騎士。女神の加護こそなくなっているが、その性能は蒼炎の時より強化されている。
クラスは「漆黒の騎士(ダークナイト)」と言う専用クラスを与えられ、ステータスはもちろんのことスキルも
見切り、
治癒に加え、月光が漆黒の騎士専用にグレードアップされている。その効果は
敵の守備を無視し、自身の力を5倍にしてダメージ計算を行うと言うもの。発動すればどんな敵であろうと即死する。
だが、物語上では長い間姿を消し、最終的には敵対する為使える章はかなり、限られる。
アイクとの一騎討ちでは女神の加護が消えているので、ラグネルの他にも父・グレイルの形見である
ウルヴァンでリベンジを果たすこともできる。
ハンマーを使うのはどうしようもない時にしよう。
ヒーローズ
通常版とクリスマス版が登場。
通常版は戦渦の連戦報酬として登場。
現在は聖杯で交換可能。
ストーリーで登場する際は女神の加護(に似た)スキルを提げてしっこくハウスを再現し原作プレイヤーのトラウマを呼び起こした。
なお召喚士が入手できる漆黒の騎士に女神の加護はついていない。
漆黒の騎士は女神の加護が与えられた鎧を身につけている為その名義で参戦しているのであり、別の鎧ではそれは漆黒の騎士ではない為、例え人気キャラでもコスチューム違いのパターンは「漆黒の騎士」名義では登場しない可能性が高い...
と思ったら鎧の上からクリスマスカラーのマントとリボンを付けるという方法でクリスマス仕様が実装。
よく見ると肩や兜に雪が積もり、つららが出来上がっている。
しかもシャロン曰く
民家の中から出てきたらしい。
さらにシーズン中はTwitterアカウント担当をフェーから一時的に交代し、
交代期間終了時に「この券を使われよ。」と召喚士に無料召喚チケットを配布して去っていきクリスマス版実装時からシーズン終わりまで召喚士の腹筋にダメージを与え続けた。
後に通常版に神装が追加。
鎧のデザインが変化しており
アスクで今までの鎧が変化したものなのか
新しい鎧なのかは不明。
スマブラSP
まさかのアシストフィギュアでの参戦。
ボイスはヒーローズのものをそのまま流用。
ゆっくりと相手めがけて歩いていき、大振りながら強力な攻撃を仕掛けてくる。
対空性能こそ弱いが当たればかなりのダメージをもらう。
倒せる自信がない時は身の程をわきまえて空中や遠くに逃げよう。
ただしあまりにも遠くに行きすぎると転移の粉ワープして襲ってくるので注意。
倒そうと思うのであれば漆黒の騎士が持つスーパーアーマーを破るだけの一撃を叩き込む必要がある。
FE系ならカウンター技を使ってそれを狙う事も可能。
この世界にもハンマーがあるのでそれも有効。
アイクで原作の戦いを再現しても良いが、あくまでも敵は漆黒の騎士ではなく相手ファイターなことは忘れないように。
時間切れでの退出時は原作イラストのポーズを取り退出する。
最終更新:2025年01月14日 09:03