ヤアン
かつて
国王となった
ゼフィールの前に幻として姿を現し、竜に世界を明け渡すことを望むゼフィールと手を組むことを決めた。
このエピソードは作中で彼の口から語られるが、後に
烈火の剣の追加エピローグでその一端を垣間見ることができる。
彼が登場する24章では、進軍するごとに何も知らない
ロイに対して竜の歴史を少しずつ教えてくれる。
そんな何気に親切な彼だが、致命的な欠点がある。ぶっちゃけ弱いのだ。
今作のマムクートは共通の特徴として間接攻撃が出来ず、総じて魔防がやや低い。
そんなユニットがよりにもよって終章直前で「玉座に居座っている」のだから、どうなるかは言うまでもないだろう。
わざわざ
神将器なんて使わなくても、育った
リリーナなんかなら
ファイアー一つで余裕である。
それまでのマムクートには見られない男前な容姿や専用の戦闘BGMは十分格好いいのだが、このどうしようもない弱さのせいで情けない印象を抱かれやすい。
ちなみに、烈火の剣では玉座や城門の地形効果に魔防+5が追加されている。
もしかしたら彼の犠牲の上に成り立った仕様変更なのかもしれない。
余談だが、彼はそのグラフィックからよく「胸毛」呼ばわりされる。
文字通り胸毛が生えてるように見えるからだが、実際は胸毛ではなく、おそらく刻印の類と思われる。
同時に、その名前の語感が何かを恥ずかしがってる姿を連想させることが併せてネタにされることも。
最終更新:2024年06月08日 16:39