ネタ4(オーバーロードパロ)

フェリーシアロード「絶望の始まり」

フェズ民の一部族であるゲブランド族の集落に突如エビルスピリットが現れた。
いわく「我は偉大なる御方の使者。死を告げるもの」




いきなり全滅を告げられたゲブランド族。
族長マルゼン=ハイウィンドは部族会議を開いた。
マルゼン「どう思う」
司祭「これは凶悪なものが来ると思う」
戦士「そのエビルスピリットはフェズ民の顔でできていたそうだが」
魔術師「あれはエルソード族のカッツエ、ゲブランド族のごくつぶしブレイコ、カセランド族のファビィの顔だった」
斥候「それってあいつじゃないか」

「そうだフェリーシアに違いない!!」

突如言葉を発したものに司祭は「部族を出て旅人となったものに発言権はない!!!」
と大声をあげた。

マルゼン「いや知恵あるものすべてを集めている。こいつは我が弟ながら知恵あるものだ!」

発言したものはディアード=ハイウィンド、マルゼンの弟分だ。
二人は孤児のころ前族長だったタカ=ハイウィンドに育てられた。

マルゼン「弟よどう思う」
ディアード「そいつがフェリーシアだとしたらただでは済まない」
「5年前の戦いを忘れたか」「ゲブランド族はフェリーシアを追い詰めた」
「しかしホルディン族に逃げたダウナと結託されて5部族が血で血を洗う全面戦争になったではないか」
「あの戦いで養父であり族長だったタカ=ハイウィンドを失ったんだぞ!!!」

司祭「あのおぞましい戦争か」
ディアード「そこで提案したいフェズ民全体で同盟を組んでフェリーシアに戦いを挑む。それしかFEZ民が生き残る道はない」

こうしてディアードは他のカセランド族、エルソード族、ネツワァル族、ホルディン族4部族を回った。
対フェリーシア同盟ということで喜び勇んで同盟を締結。5部族連合となった。
それから数日後

宣告通りフェリーシアは眷属をもって攻めてきた。
しかしフェリーシアは現れない。
軍隊は雑兵レベルにすぎず一体の司令官らしき魔術師を5部族の族長クラスで撃退した。

ディアード「緒戦は勝利した。しかしこれですむと思うな」

数日後
フェズ民の宿営地に突如暗雲が立ち込める。
武装が整ったオーガ、ゴブリン、獣人。
どれもこれも魔法による武器、防具を付けていた。

カセランド族族長フラン「これは神話の時代の軍隊か」
ネツワァル族長サビナ「フェリーシアは化け物なのかよ」

すると突然寒い風が吹き荒れ天候が雪になった。
宿営地の水が氷になった。

エルソード族族長代理サク「ディアード!こんな魔法私は知らないわ」

湖の向こう側にフェリーシアが立っている・・・圧倒的な魔力!
戦士「あの雑魚のフェリーシアがこんな魔力を」
魔術師「ありえないありえない」
半狂乱になる。

マルゼン「恐れるな所詮フェリーシアだ。こけおどしに違いない」
「俺とディアードで前に出よう。すきを見て撃退する」
ディアード「おう」

前に進む二人。
フェリーシアは配下と共に進み玉座を作り出し座っている。
マルゼン「俺はマルゼン=ハイウィンド。そしてこいつがフェズ民最強の戦士ディアード=ハイウィンド」

しかしフェリーシアは見ようともしないし話を聞いたように思えない。

配下の魔術師「フェリさん、あいつら人の話を聞く姿勢ができていないですね」
配下の悪魔「そのようですね」
悪魔は大声で「平服せよ」

マルゼンとディアードは突如重みによって氷にたたきつけられた。
悪魔の声により突然体が動かなくなったうえに重みに耐えるしかなくなった!

悪魔はさらに「平服せよ。この御方は偉大なる魔術師」
さらに叩きつけられる二人。
二人「うぉぉぉぉ!!!」

グシャ・・・・

悪魔「あ・・・やりすぎましたね」
配下の魔術師「力の加減を誤るとは何やってるんですか!?フェリさんどうします?」
フェリーシア「いいよ。どうせあいつらこっちの話聞かないし軽く滅ぼしておくかw」
「とりあえずいくよージャッジメントレイ!」

詠唱もなしに現れた巨大な雷雲、紫の雷がフェズ民の宿営地全体を打ち付けましたとさ。

おしまいw
最終更新:2018年04月28日 09:07