フェルネット親衛隊 - （自称）二代目、反抗期@ ウィキ

ルカ・フェルネットの護衛のためピエトロが組織した私設親衛隊。
隊長はジュリアーノ。

30人ほどで構成されており、本国の人間だけに留まらず黒人、中東系、アジア系などの雑多な人種が在籍している。
主な職務はフェルネット邸の警護、ルカやエステルやピエトロの外出時のボディガード、
車の運転などであるが、抗争の際にも先陣を切って戦いに赴く。
メンバーは大半が元軍人や傭兵など戦闘のプロフェッショナルで、中にはSBS（英海兵隊特殊舟艇部隊）や
極東のヤクザ出身者なども存在している。

ピエトロの指揮の下、基本的には屋敷の内外を警備しているため、令嬢のエステルと接する機会も多く、
かつてピエトロとエステルが兄妹関係を解消し家宰と令嬢という立場にいた頃はしばしばピエトロの目を盗んでエステルの無聊を慰めるため、
ゲームの相手をしたり気晴らしに付き合ったりということもしていた。
エステルにとっては最も身近な“家族”と言えるだろう。

一方で積極的に銃弾の前に身を晒すというその役目ゆえに死傷率も高く、頻繁にメンバーが入れ替わる。
親衛隊が死亡するとピエトロの指示でジュリアーノが傭兵時代のツテを用い、新しいメンバーを勧誘するため、
補充は比較的速やかに行われる。

ルカ親衛隊はあくまでピエトロの私兵という扱いで、ファミリーの組織図の中には記されていない。
そもそもピエトロはファミリーにおいてルカの専属秘書という肩書であり、本来私兵を擁する権限を持たないが、
ゴッドファーザーであるルカがそれを認めており、サンドラやデボラも自身の管轄する部門に員数外の私兵を擁しているため、
黙認されているという状態である。
（マフィアの幹部が私兵を抱えるのは常識であるが、元々医療従事者でマフィアではないエンリコ・デ・ムーロと、
現役を半ば引退しており財務に専念しているジャンマリオ・ブッフォンは私兵を持たない。）