端島大和市の地理
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端島大和市の地理では、端島の都市としての側面を中心として艦の機能を詳説する。
行政区
端島大和市は5つの行政区からなる事実上の都市国家であり、各区に大まかな役割が割り振られている。そのため、市内は各区で全く違った様相を見せている。
区名 | 位置 | 区分 |
舞鶴區 | 前方左舷 | 軍事 |
呉區 | 前方右舷~艦橋前 | 産業 |
橫須賀區 | 中枢 | 行政・経済 |
佐世保區 | 後方 | 居住 |
大湊區 | 最後尾 | 未整備 |
舞鶴區
舞鶴區は軍事用の区画として設定されており、人工林によって周辺とは物理的に隔絶された状態にある。大字は『舞鶴』のみであり、小字及び丁番の設定はない。
主要施設
- 舞鶴飛行場:端島唯一の常設飛行場であり、有事の際に戦闘機を発進させる拠点となる他、民間の臨時便を受け入れる設備も存在している。
- 舞鶴海軍学校:二河川沿いに置かれている全寮制の公立学校。文部局管下である通常の学校とは異なり、軍務局の管轄にあるため厳密な『学校』の定義からは外れる。9年間の義務教育を修了した端島大和市民であれば誰でも入学を志願できる。
一般に海軍学校として連想される士官科をはじめ、諜報科、経理科、工業科など様々な学科が設けられており、修了後は各学科に対応した部署への配属を受けることができる。実質的には職業訓練及び斡旋を行う公益事業としての側面が強い。 - 舞鶴水素発電所:舞鶴飛行場付近に埋設されている水素発電所。二河川の排水の一部を燃料として稼働している。基本的に艦内の電力は『ヤタガラス』からの送電などで補われているが、有事の際に操艦に要する最低限の電力を賄えるようフェイルセーフとしての役割を持つ。
呉區
呉區は軍民共用の産業区画として整備されており、工業地帯を中心とした地域である。海軍関連施設も点在するが、民間人の立ち入り及び居住が広く認めらている点において舞鶴區とは性質が大きく異なる。
- 大字
- 𠮷浦町
- 二河町
- 江田島町
- 天應町
- 汐見町
- 尾道町
- 熊野町
- 豐濱町
- 鎌苅町
主要施設・地区
- 灰ヶ峰工業地帯(二河町・江田島町・熊野町):民間企業の工場が並ぶ区画で、周辺の団地を含めた建物の群れは黒々とした山のように見える。中央には二河川(にこうがわ)と呼ばれる巨大水路が流れている。
- 狩留賀港(𠮷浦町):呉区の玄関口となる港湾。漁港、貿易港、軍港と様々な役割を持つ巨大ドックである。新鮮な海産物が多く水揚げされることもあり、週末になるとそれらを目当てに買い物客で賑わう。
- 二河川:呉区の中心を流れる工業用水路。狩留賀港付近で取水された海水を濾過し、灰ヶ峰工業地帯へと供給している。排水は久里浜・浦賀両水道を伝い浄水処理を経て海へ再放出される他、一部は舞鶴水素発電所へ注水されている。
- 汐見総合運動公園(汐見町):工業地帯が多くを占める呉区にあって貴重な緑豊かな公園。広大な敷地に植栽の整えられた遊歩道や陸上競技場、各種球技場などが整備されている。
橫須賀區
橫須賀區は霞ヶ関艦橋を中心とする、都市としての端島大和市と艦船としての端島の両側面において中枢の機能を果たす地域である。海軍本部である霞ヶ関艦橋を有することから、中心部の関内地区は市内でも有数の警戒態勢が敷かれており、高度な治安維持が行われている。
このため、関内地区は大企業のオフィス街、あるいは高級志向の商業地域として発達しており、政治のみならず経済の中心地としても機能している。
このため、関内地区は大企業のオフィス街、あるいは高級志向の商業地域として発達しており、政治のみならず経済の中心地としても機能している。
- 大字
- 霞ケ關
- 關內町
- 久里濱町
- 浦賀町
- 藤澤町
- 川崎町
主要施設・地区
- 第一艦橋“霞ケ關”:横須賀区の中心となる、高さ800mを超す巨大艦橋。通常の艦船のそれ同様、『端島』の操艦機能を有する他、海軍本部のアーコロジーとしての側面を持つ。その内部は軍事機密の塊であり、民間人の立ち入りは厳に禁じられている。
- 橫須賀鎮守府:艦橋とは別に地方行政機構として鎮守府が存在する。一般開放されている食堂で毎週金曜日に提供されるカレーが大人気。