……今から3000年ほど昔、「第五星暦」のころの話よ。
当時は、恐ろしい「第五霊災」の寒波の名残で、
今と比べ物にならないくらい、世界は冷えきっていた。
都市名 | 英名 | 備考 |
不明 | 不明 | 破壊の力「黒魔法」を編み出した文明。 異界「ヴォイド」に関わる技術も得意とし、妖異の召喚によりニームやアムダプールを攻撃した。 この都市の生き残りが、第六星暦時代にベラフディアを興したものと思われる |
ニーム | Nym | バイルブランド島に興った海洋都市。「学術魔法」を編み出した文明。 旅神「オシュオン」を崇め、ワンダラーパレスを建設した。 魔道士の数が少なかったため、斧を主武器とする海兵の支援役として学者が確率し、 最強軍団「ニーム海兵団」を形成。小都市を守り抜いたとされる。 しかし、交易船が持ち込んだ奇病(人がトンベリ化する病)によって大打撃を受けてしまう |
アムダプール | Amdapor | 現在の黒衣森南部森林周辺に起こった城塞都市。 「黒魔法」に対抗して編み出された癒やしの力「白魔法」を得意とした。 当時、南部森林の周辺は森ではなく、その地に強固な城と城下町を築き、繁栄を謳歌していた。 しかし、、対立する勢力により妖異「ディアボロス」が召喚され、市街地を攻撃されてしまう。 白魔道士たちが総出で何とかディアボロスの封印に成功したものの、市街地は破壊され、後の第六霊災を耐え抜くことはできなかった。 なお、滅びた都市と城郭の遺跡は、白魔法を禁忌の術として封印するため精霊が森を押し広げて呑み込み、魔法的に隠匿することとなった |