独自の地形等/風の回廊 - firetown @ ウィキ

　ルデア山脈には数え切れないほどの風穴が点在しており、それらは遠く神代の頃にも人々が険しい山脈地帯を抜けるために利用されていたと伝えられている。
　いつの時代の頃なのかは定かではないが、これらの風穴をより機能的に利用できないかという考えを持った者が現れ、莫大な費用と労力を傾けて全地域が調査し、長い年月をかけて山脈を縦横にはしる巨大な地下通路網――“風の回廊”を完成させた。
　管理施設からの指示で扉を操作することも可能なこの地下通路は人々が大陸を移動するのに大いに役立ったことだろうが、度重なる戦役などの影響で大破局前にさえ一部の情報は失われていたらしく、いまやこの“風の回廊”の全貌を知る者は存在しない。
　現在、この地下通路は多くの魔物や蛮族も通行しており、まともに人族が使用できるのはわずかなエリアに過ぎない。
　“絢爛たる者”ローズネットという竜が棲み着いていることでも有名。