オフザボールの動き - (2007/11/05 (月) 08:45:58) の編集履歴(バックアップ)
オフザボールの動き(movement off the ball)
オフザボールの動きとは文字通りボールを持っていない局面(状況)での動きのことです。
地味なプレーですが、必要不可欠な動きです。こういう動きが見えてくると、サッカー観戦がより楽しめますし、FWには点を取る以外にもいろいろやることがあると分かります。文字通り取れば、ボールを持ってないときの動きはすべてオフザボールの動きの動きということになりますが、大体以下のように戦術的に意義があるものをさすと思ってよいでしょう。
地味なプレーですが、必要不可欠な動きです。こういう動きが見えてくると、サッカー観戦がより楽しめますし、FWには点を取る以外にもいろいろやることがあると分かります。文字通り取れば、ボールを持ってないときの動きはすべてオフザボールの動きの動きということになりますが、大体以下のように戦術的に意義があるものをさすと思ってよいでしょう。
おとりの動き(decoy)
おとりの動きとはスペースへ動くことによって相手の選手を引きつける動きのことです。
シュートコースを作る
まず(2)が中盤でボールを持った状態です。(1)の動きに注目してください。
まず(1)はゴールに向かって斜めに走りこみます。これもテクニックの1つで、こうすることで相手のDFを混乱させることができます(次の項で扱うダイアゴナルな動き)。
相手DFは(1)にスルーパスを出されるとまずいため、そのまま(1)についていくことになります。一方(2)は(1)にパスを出すそぶりをみせつつ、ドリブルを続けます。
この状態では(1)は先ほどよりゴールに近づいています。しかもゴール前に居たはずのDFを(1)が引き連れて行ったため、目の前をさえぎる者も居ません。十分ゴールを狙えますし、(1)にスルーパスを出しても良いでしょう。
この間、(1)は1度もボールに触れていませんが、(2)のシュートを「アシスト」しているわけです。見逃されがちですが、重要な動きですし、実際に試合でも良く見かます。
マーカーをはがす
ダイアゴナルラン(diagonal runs)
ダイアゴナルランとはコートの中央からサイドあるいは、その逆に斜めに走る(あるいは横切る)動きのことです。スペースをつくる(creating space)、スペースを利用する(exploiting space)ために重要となる動きです。特に相手がゾーンディフェンスの傾向が強い場合、この動きをすることで相手DFを混乱させることができます。
参考:ボールを持っていないときの動き(常盤FC少年サッカー指導ページ)
参考:ボールを持っていないときの動き(常盤FC少年サッカー指導ページ)
クロスして走りこむ動き
2人の選手が斜めに交差しながら走りこむと、より効果的です。