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フォーメーションの意味 - (2008/08/14 (木) 19:23:11) のソース
#contents ---- フォーメーションとは選手の大まかな配置に関する決め事といってよいでしょう。 フォーメーションを守備面から見た場合、相手選手に対するマークの付き方やスペースの埋め方と関わってきます。たとえば誰が誰にマークに付き、誰がサイドのスペースを埋めるかなどです。 また、相手のフォーメーションとの関係に注意する必要があります。 また攻撃面から見た場合、システムとは、ボールを取り返した時点での大まかな配置と考えられるため、攻撃の組み立て方にも関係してきます。 フォーメーションは4-4-2や3-5-2をはじめ、無数のバリエーションがありますが、一つ一つ特徴を覚えるというよりは、考え方や試合の中でどう機能しているかを見る見方を覚えた方がよいと思います。 *個別の評価 **DFの枚数(4バックと3バック) 特に3バックの場合、両サイドにできるスペースをどのように埋めるか。 ***4バック DF4枚がそのまま下がれば最終ラインはサイドのスペースまで埋まる。また両SBが適当に攻撃参加することでサイドの攻撃に厚みを持たすことができる。 ただし2枚のCBが直接に相手2トップと対することになると1ミス即失点であるため、それなりに屈強なCBが2枚必要になる。また運動量があってすぐれたSBを用意して、攻撃参加をさせないと実質4CBのようになり守備的になりすぎる。 ***3バック 3バックは中央は3枚のCBがいるため簡単に裏を取られにくくはなるが、どうしてもサイドに隙ができやすくなる。 にもかかわらず3バックを採用するのは、DFを3枚で済ますことで中盤より前を厚くできると言うメリットがあるからである。これが本来の3バックの目的である。 しかし、両サイドにはWBが戻ってスペースを埋めるようになると実質5バックのようになって守備的になりすぎる嫌いがある。実際Jリーグでは3-5-2がそのようになってしまうことが多い。 **バイタルエリアへの対応(ボランチの枚数) バイタルエリアに対してボランチを何枚配置するか。またボランチ以外の選手も含めて、バイタルエリアにどのように対応するか。 ***1ボランチ ***2ボランチ(ダブルボランチ) ***3ボランチ **縦への構成力 ボールを取り返してからの縦へのボールの運び方について配慮してあるか。 **FWの枚数 FWの枚数により、高い位置でボールキープできるか変わってくる。特に1トップの場合どうするか。 2トップは一方のFWがポストしたときは、他方は裏を狙って動き出すなど、バランスに優れている。 3トップは攻撃的ではあるが、逆に中盤の枚数が足りなくなり、3人が前線で「孤立」するような場合もある。 *相手のシステムとの関係 4-4-2 vs 3-5-2