悪魔を召喚し自らの使い魔として使役し、戦わせる術。 サモナーのみが扱える術であり、魔術とはまた違った術といわれる。 マナを集め、自らの生命力を触媒とし発動、イメージが必要ないことは他の魔術と被っているのだが、決定的に違う点が一つだけある。 それは召喚した悪魔が自我を持っていることである。 どの魔術でもそのような物を作り出すことはできず、故に召喚術は魔術とはまた違った術だといわれる所以なのだ。
魔術国イレンスにあるマーリッジ大図書館で貸し出しされている召喚本を用い、本の中に描かれた悪魔の姿に向かって自らの魔力を流し込むことで召喚する。 基本的に魔力を僅かでも本に流し込んでしまえばその時点で召喚を行う。 召喚の大前提として【本に触れていること】がある。触れずに魔力を流し込んでも反応は無い。 このような原理のため理論上駆け出しのサモナーが超高レベルの悪魔を呼び出すことも可能である。が、それは決して薦められる手段ではない。 何故ならば、悪魔は自らより実力の無い(魔力で悪魔は判断するようだ)サモナーには従わないからだ。 下手をすれば命を落とす原因にもなりかねない。
基本的に命令を行えば忠実にそれを行ってくれる。(悪魔の実力によって不可能なこともあるが) 自らの実力があればあるほど絶対服従に近い関係となる。
他の作者の方の召喚術とは勿論定義が異なります。