1: 名前
テル・ケロシュルプ

2: 年齢
15歳

3: 性別

4: 種族
人間

5: 外見
暗緑色の中分けショートヘア。黒目は小さく、タレ目で眉毛はいつもハの字気味の困った形。瞳の色は茶色。
頭部の骨格は男らしさの無い細く壊れそうな顔立ちをしており、肌の色は蒼白。
口元も下がり気味で、実際は隈を作っているわけではないのだが、「そういう印象を持たれる顔立ち」で、大抵の人には「いつも寝不足でクマを作っている」と思われる顔。
全体的に陰鬱な顔つきをしている。
季節問わず長袖・タートルネック系の私服を好み、服の色も暗色・寒色を好む。
戦闘時には合金製のシルバーカラーの装甲を関節部分に当てている。
体付きはこれでも一応は動く職業に付いている為、脱げば筋肉は付いている。
男らしくない暗い表情の顔に立派な普通の男性体が付いている為、脱いだ姿を見た友人知人には「挿げ替え写真」とか呼ばれる。

身長:167cm
体重:49kg


6: 性格
気が弱く、度胸も無く、現実を知る手厳しい人種とは付き合えないタイプ。
辛い現実を好きになれない性格・性質を持つ割には、「曖昧模糊な日常」より「辛く怖くても誰がどう見てもそうと感じる確固たる事実」を取る。
自分の恐れるものから逃げる為に一つの行動に打ち込むタイプであり、彼の場合はそれが「鍛錬」や「命がけの戦闘」となる。
人生に於いて反論も報復も行ってこられず、そのせいか自分への自信というものをあまり持たない。
情熱を持たず、上記したように何かに打ち込むとすればそれは逃避や妄執の類であり、そこに激しさを持っていても明るく熱いものとの決して関係深くは無い。

人生のレールと言うものを自分に因って作って行かなければならない事を非常に億劫に感じており、常に心の奥底に強い被支配願望を持ち、自分を支配してくれる人間を求める。
一方で己の道・野望・願いを全て己の力に因って拓く強い人間性にも憧れており、この事だけでなく他にも多くの事柄に二律背反の多い非常にアンビバレンスなメンタルを持つ。
その中でも社会のルールすら物ともせず、己以外の全てを蹴散らして生きる「悪党」という人種への強い憧れを胸中に隠すが、それを己が行うには
「人に迷惑をかける」「両親が悲しむ」「どうせこんな弱い心の持ち主じゃ失敗する」etcの考えが脳内を走り踏み止まる、良くも悪くも小心者。
だが、今の自分に「もし強い心と実力さえ有ればそれをやるのだろう」という事も感じており、それを恐れ忌む。
道理や道徳に悖る理不尽な悪や細かい事を捨て置く豪放な人物を嫌い、恨むが己の弱さ故に意義を申し立てる事も出来ず、それを分かっている為に「仕方の無い事、自分が悪い」と常に己の意見を抑え込み、たとえ何事かで激しい怒りに支配されようと、怒りが頭の中を駆巡り「わけが分からなくなっている」内に事態の旬を逃し、全てを過ぎた事にしてしまうタイプ。

常日頃から周りと自分を比べ、私感的に己を至らないもの、誰も触れたがらない人間と評価し「何も選んでこなかった人間」だと卑下する。
が、臆病故に他人に愚痴を垂れ流すという行為も行わない。
己の屈折した心を客観的に理解しているが、それを如何して良いかも分からず、悩んで直さなければいけないものなのか、それとも自分が考えすぎているだけなのか確信出来ていない。

羨望し、渇望し、希望を見ながらも怯濡で一歩を踏み出せず、諦観し、悪循環を作り建てた、若くして信じられないほどドス暗い少年。
しかし根の臆病故の善良さ、というよりは小市民ぶりを持つ為に「任務」という大義名分を笠に着ながら剣や銃を取り暴力を振るう快楽に身を任せる事も出来ず、防御主体の戦闘スタイルを取らせている。
自分の鬱屈を暴力に変換し、他人を傷つける事すらも他人に任せるとんだ卑怯者とも言える。

彼が時に他人に親切を施したり、その身を助けたりするのは「優しさ故の弱さ」ではなく「弱さ故の優しさ」であり、心が体を動かして行う類の親切ではない。
「優しくなければ他人との繋がりを一切合財失くしてしまう」から、時たま軽い親切を途切れ途切れに行う、頭が心を騙し体を動かす類のものである。
その行動基準は他人を一切信用しない所から来るものであり、親兄弟とて例外無く全ての人間に対する恐怖・疑念・内なる怒りを持つ。
「人の全ては性格で決まる」と言う強迫観念じみた物を持ち、それにより己を「最低の人間」と断じ、魔力や武芸、実技的・知識的な才能には何の価値も意味も感じない。
本人は気付いていないが、己以外の通常人を「感情の鈍磨したおかしな生物」として捉えている。
なお、それら全てをひっくるめて自分の存在もまた「おかしな」「不完全すぎる」「至らない」「駄目な」人間と考えている為、その不甲斐なさに終始イライラしている。
他人にそれを叩きつける事は無いものの、日常的に機嫌のマシな時は暗い自室で一人ベッドに寝転がっている時だけ、と考えてもよい。

7: 過去
ネスト大陸アーク国北部の田舎町に生を受ける。生家はジャンク屋を営む貧しい家だったとの事。
心に余裕を持たず、辛く陰鬱な日々を生きて順調に心を屈折させて行った模様。

先日の警護任務において死亡する。
村正が葬儀費用の補助を申し出たが、両親がそれを受け取る事は無かった。
その後、彼の魂は無念のあまり死に場所に囚われているらしい。

8: 職業
傭兵

9: 口調
混乱した際に上げる、わけのわからぬうめき声が特徴。

「テル・ケロシュルプ…へ、兵種は…盾兵?…すみません…はっきりしなくて」

「はい…」

「あの、僕…すみません、本当にそんなつもりじゃなくて」

「ごめんなさい…本当に…。生来こうなんです…暗くて」

「た、多分…意味が無いものだと…思います。元がそれならば、その人は…何をしても。」

「出来なければ、と思うと…はい、すみません…」

「う…ぎ、いぃ」

「うぐ…ううー…」

「がぎ…ぐぎ…っ」

10: 一人称、二人称
一人称:僕
二人称:~~さん、~~、~~君、お前、あんた、貴方、キミetc

11: 好きなもの
暗めの水族館
人通りの少ない道のサイクリング
カエル、ヘビ
かたつむり

12: 嫌いなもの
自分
節足類
おもち
魚介類の刺身

13: 好きな人
いない

14: パートナー
いない

15: 属性
複合

16: 苦手な属性
最後に使用した魔術により変わる

17: 戦闘スタイル
両腕に装備したバックラーにより己と他人を攻撃から守るサポートタイプ。
攻撃は魔術によって行われるが、攻撃頻度は少ない。その分精度は有る程度上等。
防御しながら回復魔法を使って味方を癒す事の方が攻撃する事より多い。
仲間の地点から仲間の地点へ駆け抜ける為、足も速い。
ごくたまに攻撃の際、魔法も間に合わない場合はバックラーで相手を殴り抜く方法も採る。

18: 精神力
低い。どろどろうねうねあっちに動きこっちに動き、安定しない。
しかし、怒りや妬み、恨みの類は強いわりに驚きや恐怖の類は弱く、怖い目に遭っても逃げ惑うのではなく怒るタイプ。
日常の人間関係にはとんと弱いが、敵対者と闘う分には通常人と比べて高いと言える。

19: 戦闘熟練度
★★☆☆☆

20: 技や魔法
【魔術】

「ファイアコード」
火の渦を発生させ、敵へとぶつける初級魔術。
軌道は有る程度自由自在。人を燃やせるが岩を溶かす事は出来ないほどの威力。

「フレイムクレイドル」
炎の檻を発生させ、内部の酸素と敵を焼き尽くす中級魔法。
効果は檻の内部にのみ作用し、外部には熱も奪酸素効果も働かない。

「アイスディスチャージ」
吹雪を発生させる初級魔法。それ以外の何でもない。
長く晒されると凍傷になるかもしれない。

「フリーズヴァンキッシュ」
敵の真下より氷の角錐を打ち出す中級魔法。
氷錐が敵を打ち抜くと、傷口から体内を凍結侵食する。

「サンダーチェイン」
電撃弾を発射する初級魔法。
触れると爆発するように微細な電撃が広がる。

「ライトニングレイダー」
電属性中級魔法。
強力な電撃の帯が一気に5~6本拡散発射される。

「アクアケイジ」
水弾を発生させる初級魔法。
発射したりするわけではなく、その場に固定される。

「フラッシュウェイブ」
強力な水流を発生させ相手を押し流す中級魔法。
フラッシュだが、閃光とは関係ない。洗浄の方である。

「ロックピース」
小石の群れを弾丸として放つ初級魔法。
小石と言えど手に握るほどのものが沢山速く飛んでくる為当たれば痛い。

「グランドギャップ」
地面を激しく隆起させ、ずらし、小規模な地震を起こし足場を崩す中級魔法。
副次的に生まれる地割れに相手を突き落とす事も可能。

「ウインドソード」
三日月状の風の刃を一つだけ放つ初級魔法。
威力は刃物を振り回すのと変わらない。その上緑色で可視。

「トルネードラッシュ」
成人男性ほどの小型の竜巻を連続で放つ中級魔法。
竜巻には真空刃の斬撃効果も含まれている。

「ダークアイ」
闇属性の初級魔法。敵一体の視界を暗闇に閉じ込め盲目状態にする。

「フラッシュゲイズ」
光属性の初級魔法。指向性の強い光閃で敵の目を射抜く。

「コンセクレイション」
聖属性の初級魔法。白色の浄化効果を持つ弾を放つ。

「レジストバックラー」
バックラーに各属性の魔力を纏わせる事で、反発属性への防御力を高める。
氷に対しては炎、闇に対しては光、など。同じく属性を纏った実体武器に対して有効。

「エレメンタルブロック」
各属性を膜状の防御壁として出現させる。
実体を伴わない魔法のみの攻撃の防御に有効。

【体術】

「シールドバッシュ」
盾殴り。君が怯むまで殴るのを止めないッ!

「バックラーブーメラン」
バックラーを横回転させブーメランのように投げる。
敵に当たろうと当たらまいと手元に戻ってくるようになるまで数年かかった。
原理は不明。

「バックラーバッシャー」
盾殴り。しかしシールドバッシュとは別物。
シールドバッシュが盾を腕に付けたまま裏拳の要領で放つのに対し、こちらはバックラーを手で把持し盾面でボクシングのように相手を連続で殴る。
戦闘スタイルを変えて攻撃重視スタイルに移り変わる為、滅多に使われない。

「バックラーブレイド」
バックラーの縁から円状の刃を出現させる。
もちろんバックラーの機能であり技ではない。
バックラーブーメランと併用する事で殺傷力アップ。

「バックラーダンス」
バックラーを地面に押し付け、ヘッドスピンの要領で倒立回転しながら放つ回転脚。

「エクスチャージ」
息吹を発しての強烈な近距離シールドバッシュ。
発勁の流れを汲む。

21: 特殊能力・特殊技能
「ランダムコピー」
見た魔術を何と無く理解する才能。簡単な魔術ならモノマネ・不完全・デッドコピー劣化魔法をすぐに編み出せる。
どこかのアフロ・ウィンドゥは完全上位互換「コピイング」を所持している。

「勝手にからあげにレモンをかけられると異常な剣幕でブチ切れる」
名前の通り。
普段怒ったりキレたりしないのがそこで開放されるかのように異常な剣幕でブチ切れる癖がある。
そのせいで元々健全じゃないものを更に異常な人間だと思われてしまう。
もちろん事実けっこう異常なので事実関係的にはなんら問題はない。

22: 必殺技
「レジストコート」
自分の周囲に高強度の属性付きバリア・フィールドを展開する上級魔法。
魔力の消費は激しいが、相応に強度と範囲は広い。
デフォルトの範囲は半径2.5mほど。
魔力を注ぎ込む事によって範囲・強度を増加させる事は出来るが消費も早まり持続時間は短くなる。
通常の状態でなら1分は維持出来る。
防御技なので、必殺技というにはなかなか日本語がおかしいという由々しき問題も発覚している。

「ワイルダリーシールド」
魔術で作ったバリアを踊り跳ねさせるように操り、強い衝撃力と属性ダメージを持った強烈な一撃として繰り出す。
ただのシールドと思って向かってきた敵に浮遊機雷のように使用する事も可能。
魔力を注ぐ事によって単体のシールドの衝撃威力・
残念ながら心を読んだり、部下の操縦するヘリコプターにつぶされて死んだりはしない。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:B
魔力:A
腕力:B
知力:C
素早さ:B+
命中:C


24: 武器やアイテム
「ラウンドバックラー」
相手に突き出すようにして構える円形の小型盾。
腕力Aをなんとか防御出来てSで砕けるようなそういう金属が使われていると予想される。
外縁から刃を出せるギミックが仕掛けられている。
鉄色。

25: その他 (他に付け加えたい情報などがありましたらどうぞ)
こんな15歳はいやだ

随時追記予定?
最終更新:2012年11月03日 02:06