鳥人(ハルピュイア)


もしかして : ハルピュイア(ステルディア)
それとも : 鳥人族


概要

分類 亜人・鳥人系
主な生息地 -
知能 人間並
属性
危険度 E
備考 仲間意識が強い
有翼人とは歴史的に険悪

アースガルド大陸に住む亜人の一種。
「鳥人(バードマン)」とも呼ばれるが正式名称は「ハルピュイア」、古い東部アースガルドの言語で「空を掠める者」の意。

人間の頭部と胴部を持ち、腕は鳥類のような翼になっており手は5本指の鳥脚のようになっている。
下半身は膝まで羽毛に覆われ、膝から下は鳥類のような脚になっていて膝と足首の間に奥側に曲がる関節がある。

翼と一体化した腕を使って飛行することが可能。
飛行技術は個人差が大きく、三日三晩に渡って連続飛行を行ったという記録も残されている。
勿論これは訓練や才能で鍛え上げられた達人の域の技術であり、一般のハルピュイアの最大飛行可能時間は2~3時間ほど。
肺活量も人間に比べて遥かに多く、高地などの大気の薄い場所での活動も得意。
指先の器用さでは人間に劣り、手の形状の都合もあって繊細な作業は苦手。

種としての知能レベルは人間と変わらず、人間と同じ言語を使用する。
卵生で人間魔族との間に子供を作ることもできる。
母親がハルピュイアの場合は子供はハルピュイアになり、父親がハルピュイアなら子供は母親と同じ種族になる。

本能的に仲間意識を強く持っており、仲間と認識した相手には援助を惜しまず団結力が高い。

アースガルド大陸においては古くは緑豊かで標高の低い山林を中心に集落などを築いて生活していた。
人間とは交易、紛争など様々な歴史を持つが早くから人間側に帰順する者達も多かった。
現代では人間に混じって生活する者も数多く、都市部でも人口は多い。

一方、同じく翼を持つ亜人である有翼人とは歴史的に仲が悪い。
これは縄張りのバッティングなどで古くから争いが絶えず、標高の低い山林に住んでいたのも標高の高い土地は有翼人に独占されていたため。
現代でも有翼人に対する悪感情は根強く、「羽根人間」などの蔑称で忌み嫌っている。



技・魔法


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個体によっては技や魔法を使用する。



由来


「ハルピュイア(Harpuiai)」…ギリシャ神話に登場する女面鳥身の怪物。その名は「掠める女」を意味する。虹の女神イーリスの姉妹。食糧を見ると意地汚く食い散らかした挙句、汚物を散らかして去るという下品な怪物。英語では「ハーピー(Harpy)」。


最終更新:2012年11月17日 18:56