アースガルド大陸の魔族


概要




悪魔光の女神ラスタルの力で変化して生まれた種族と言われている。
人間と変わらない外見と知能を持つが先天的に異形の器官を備える者も存在する。
器官の異形化は「変蝕(へんしょく)」と呼ばれ、地域によっては「女神ラスタルの慈愛を拒んだ証」、「悪魔の子」などとされ忌避される。

体格、魔力、身体能力のポテンシャルともにウルドイドモイロイドの中間くらい。
アースガルド大陸人間亜人種の中で唯一源魔術を行使することができる。



大陸北部~中部に多く見られ、モイロイドに次ぐ人口を誇っている。


身体的特徴

魔族の身体的な特徴。
特記がない限り、純血の魔族の特徴。

毛髪


金、銀、水色、桃、黄緑、白。
基本的に色彩は淡い。



赤、青、黄、緑、紫、橙。
基本的に色彩は淡い。



体格


中肉中背


悪魔から魔族へ


魔王ベルフェゴルはラスタルに敗れ、封印された際、悪魔達は天使の追撃を恐れ魔界へと敗走した。
だが魔界に逃げ延びた者達は早々に魔界の門を閉じてしまい多くの悪魔が地上に取り残された。

取り残された悪魔たちはもはや逃げ切れないことを悟り、ラスタルに全面降伏を申し出るとともに助命を乞った。
ラスタルはこれを受諾、悪魔達を人間に酷似した姿、つまり現在の魔族のものに変えた。

人間たちは「悪魔は皆殺しにすべきだ」と口々に叫んだがラスタルはこれを跳ね除け、人間と魔族が共存するように命じ、その姿を太陽に変え、天に昇った。
ラスタルの言葉もあり人間たちはこれを受け入れ、人間と魔族は共存するようになった。


―――というのがアースガルド大陸に伝わる、魔族誕生の一般的な伝説である。
また、ラスタル教の総本山であるラケシス帝国もこの伝説を支持している。
このほかにも異説が幾つか存在する。

魔族と魔術


元々人間は魔術を使うことができなかった。
だが、魔族が人間たちに魔術を伝えたことにより人間たちの中でも魔術が広まったとされている。

魔族と源魔術


魔族はアースガルド大陸に住む人間亜人の中で唯一源魔術を行使することができる。

魔族と精霊


魔族は精霊大精霊の使役および契約ができない。

魔族と混血


魔族は人間との間に子供を作ることができる。
人間と魔族のハーフは源魔術精霊魔術のどちらを行使できるかによって人間か魔族かに分類される。
なお、源魔術精霊魔術の両方が行使不能という例はあるが源魔術精霊魔術の両方を行使できることは決してない。


補足


他の作者様が創作した「魔族」とはまた別物です。

最終更新:2012年11月17日 18:03