鉱物(珀路)
概要
輝石大陸 ステルディアにて産出される鉱物について
主な加工法
武具や防具、日用品、装飾品などに加工される。
加工に専用の知識や技術を要するものも存在する。
パワーストーン
魔力を帯びた結晶、魔宝石に魔術的な加工を施した
アミュレット。
魔宝石が持つという様々な霊的な力を増幅させたりとかして護符に加工する。
加工には
ルーン文字が多用される。
主な鉱石
ミスリル
主な分布 |
大陸各地の鉱脈 |
特徴 |
仄かに光る白銀の鉱石、銀の如く柔らかい |
魔法銀と呼ばれる魔法金属の一種で、仄かな白銀の光は魔力のオーラを帯びているが故の現象。
魔術と親和性が高く、術式の付加も容易な為、軽装魔法使いや魔法戦士の武具や防具、マジックアイテムやアミュレットの素材として人気である。
柔らかく、軽く、それでいて強度も鋼並みと有能な素材であるが、その強度の高さは蓄えている魔力によるもの。
ヘタに加工すると帯びた魔力が拡散、劣化してしまうので加工には専門の知識や技術を必要とする。
プロキライト
主な分布 |
イグニオ島火山地帯 |
特徴 |
赤褐色の鉱石、熱を帯びている |
レインフォース王国イグニオ島の火山地帯でのみ産出される魔法金属。
火山から流れ出た溶岩が固まりできた鉱石で、赤褐色色をし、熱を帯びている。
熱に非常に強く耐熱装備として優秀。ただし重い。
熱に強い特性から普通の金属よりも融点がかなり高く、加工は難しい。
ダマスカス
主な分布 |
大陸各地の鉱脈 |
特徴 |
木目状の文様の鉱石、輝石大陸では非常に貴重 |
木目状の文様を持つ刀金であり、優秀な刀剣の材料になる。
この鋼で作られた刀剣は柳の如くのしなやかさと凄まじい強度を持つという。
また腐食に強く、錆びにくく切れ味が落ちにくいが絶対錆びないというわけではない。
現在では鉱脈がほぼ掘り尽くされてしまい、非常に貴重な金属。
それ故に加工技術も一部の鍛冶師一族の間で細々と受け継がれているだけである。
ネーロ炭
主な分布 |
大陸各地の鉱脈 |
特徴 |
ポピュラーな燃料で産出量も多い |
輝石大陸で産出される真っ黒い鉱物で、石炭のようなもの。
大陸内ではポピュラーな燃料であり、その鉱脈も多く産出量も多い。
爆発的なエネルギーを生むわけではないが、燃焼の持続時間が長く長持ちする。
ただし引火しやすく鉱脈内での事故の危険性もあり、新たな普及しやすい燃料を求める声もある。
主な結晶
マナクリスタル
主な分布 |
霊場付近 |
特徴 |
魔力が固まって生まれた結晶、魔法と親和性が高い |
輝石大陸の霊場付近で見られる
霊素がなんらかの要因で固まって生まれた結晶。
その発生経緯から魔法との高い親和性を持ち、魔術媒体やマジックアイテムに多く加工される。
結晶はそれぞれ近くの霊場の霊素属性の影響を強く受け、「~のマナクリスタル」(~には炎など属性名が入る)と呼ばれることが多い。
精霊が好むものの一つであり、彼らの具現媒体として使われることも多々。
フローイングストーン
主な分布 |
一部の鉱脈 |
特徴 |
非常に軽い結晶で、空の力を秘める。浮力を持つ |
空属性の霊素の影響で発生した魔宝石の一種。
非常に軽く、それでいてある程度の高度を持つ結晶で色は無色透明。
浮力を秘めており、この石の鉱脈では独りでに結晶がぷかぷか浮かぶ現象が見られることが多い。
この特性から魔術式飛行器具の動力となったり、飛行船の動力となったりすることも。
ただし飛行船のような巨大なものを浮かせる場合石自体もそれ相応のものが必要となる。
ムーンライトストーン
主な分布 |
ごくごく一部の鉱脈 |
特徴 |
月の如く白く光る。占いの媒体として親しまれる |
月のように仄かに輝く魔宝石。
色は完全に透明ではなく、白がかっている。
宇宙と交信する特殊な力があるといい、予知能力や占い(占星術)の媒体として人気が高い。
ブラックダイヤ
主な分布 |
不明 |
特徴 |
怪しく漆黒に輝くダイアモンドのような結晶。人を不幸に導くという |
輝石大陸のどこかから採掘されるという漆黒のダイアモンド。
輝きは怪しく、持ち主の運気を吸い取り不幸に導くという言い伝えが残る。
実際は瘴気を含み、微弱ながら常に放出している。
身につけた人が瘴気の毒に侵され、病気になったり徐々に精神的におかしくなっていったりという事例が多発したのでこのような言い伝えが生まれた。
アンデッドが身に着けると気分が高揚したりリジェネ効果を得たりとメリットも大きい。
ただし精神面はどうにもならないので別途対処が必要。
マナサイレント
主な分布 |
リア近郊、レインフォース・ヴューステ北部の鉱脈 |
特徴 |
紫色をした結晶。魔力を抑制する |
リア近郊及びレインフォースとヴューステの北部の鉱脈のみ産出される魔宝石。
紫色で透き通っており、無属性の霊素の力を強く受けた結果魔力を抑制する力を持った。
石が大きいほど抑制の力は強くなり、小石程度でも握った人間一人の魔力を使えなくさせる程の抑制力を持つ。
精霊を退散させる魔具に使われることも多い。
常夜の瞳
主な分布 |
ヴェーヴァ砂漠深部など |
特徴 |
漆黒の目玉を模した宝珠。高品質の魔力媒体であり、術媒体にする以外にも強力な霊薬のベースとなる |
ヴューステ聖教国、ヴェーヴァ砂漠深部等闇の魔力反応が異常に強い場所に見られる摩訶不思議な鉱物の一つ。
その見た目は漆黒の丸い宝珠であり、内部に瞳のような赤い文様がついているのが特徴で目玉に例えられる。
鉱床は禍々しい色合いをした結晶がまるで樹木のように枝分かれして伸び、その先に木の実のようにこの鉱物が生えてくる。
まるで魔界の植物であるかのような悍ましい見た目をしている為装飾品としては人気がないが実はとてつもない魔力を秘めている。
あらゆる魔術に使える媒体であり、強力な霊薬を制作する際の原料としても優秀。
その為魔法店などでは高価格で取引されており、その報酬の高さに釣られて大陸内屈指の難所へ向かう傭兵達も数多いという。
ちなみに
最終更新:2013年12月03日 21:25