ヴューステ聖教国

概要


気候
BWk(砂漠気候)
首都
「ソル・パレス」(ヴェーヴァ砂漠、オアシスドゥール内))

大陸中央部にあるヴェーヴァ砂漠内のオアシス、ドゥールにある砂漠の宗教国家。
光の神霊を崇め奉るルフト教の総本山である。
かつてシャリム大陸の魔道大国アルテアリス王国が存在した地域と重なり、大陸中で一番シャリム大陸時代の遺跡が多い。
反面、アルテアリス滅亡の直接の原因となった魔道兵器の影響は長い年月を経てもまだ色濃く残っており、
砂漠全体が巨大な陰の霊場となっている。
なおかつ教都を除き人間が生活していくには不適切な地帯となっている。

教都ソル・パレスは地上と地下の二層になっており、地上に宗教施設、地下に居住区等が広がる。
宗教の総本山とだけあり、神官が多く集い、僧兵も数多い。

宗教国家な所為か文明の発展は疎く、技術レベルは中世くらい。
但し遺跡より発掘された魔道兵器により、防衛手段や大軍装備を有している。

入国所は地下にあり、地上からは地下遺跡を通って教都内へ入る仕組みになっている。

ヴューステの統率者


ヴューステには血筋によった生まれながらの国王は存在しない。
ヴューステの全ての神官の中から最も徳があり、温厚で信仰心の強い人物が選挙と試験によって厳正に選出される。
現在の教皇は、聖母のような深い慈愛を持った女性である。
また、初代教皇の意思を継いでヴューステ教皇は軍事的権限を持たない。

サリュ=ミトロポリス


現在のヴューステ教皇。天使であり、もう長らくこの職に就いている。

ヴューステが有する組織


ヴューステ修道騎士団


主にヴューステの軍事を担当する修道士達の騎士団。

各国の法律に従い大陸内部の魔物や不死者の殲滅も行う。
基本的に教都で勤務する守護・警備班(ヴューステへの旅人の警護も行う)
教都や他の地域で魔物や不死者や関連する組織や賊を殲滅・捕獲・調査・拷問・処刑を行う執行班が存在する。

ルフト教団


主にヴューステの祭事を担当する聖職者や信者たちの集団。
ちなみに、政治は教皇と彼女を補佐する数名の者たちにより行っている。

主な地名


「ソル・パレス」
ヴェーヴァ砂漠の内部に存在するオアシス、ドゥール内に作られた都。

元は大陸随一の陽の霊場、光の大精霊の宝珠を奉るアルテアリス王国の大神殿シャムスであった。
内部は遺産であるヘヴン・エル・オーラで守られており、その中で人々は生活を営んでいる。
地上部には神殿や、司祭たちが有する施設、修道騎士団が有する施設、市場や店舗等が築かれ、人々の住居部分の殆どは地下部に存在する。(ただし修道院などは除く)

「ヴェーヴァ砂漠」
ステルディア中央部に存在する広大な砂漠。別称“魔の砂漠”。
砂漠全域が巨大な陰の霊場となっており、常に生命体へ悪影響をおよぼし、それにあてられ異形化・凶暴化した魔物と賊の根城となっている。
その為に旅人達は砂漠の案内人と呼ばれるヴューステの者と共に教都を目指す者が殆どである。
最近では修道騎士団の一部が先導することもある。
内部には多数のオアシスがあり、旧時代の遺跡がいたるところに残る。

「夜の神殿」
ヴェーヴァ砂漠の奥に存在する遺跡。闇の大精霊の宝珠を祀ったと思われる神殿跡。
内部にはアンデッドが大量発生し、遺跡内部で死んだ者もミイラ取りがミイラになる如くアンデッドへ変貌させてしまう。
また、周囲にアンデッドを強化する瘴気を振りまいており、強力な不死の魔物相手に調査隊がことごとく全滅。
現在では立ち入り禁止令が出ている。


「ドゥール」
ヴェーヴァ砂漠内に存在するオアシス内で最大の規模を誇るオアシス。

豊富な地下水脈と魔道兵器の自爆の影響を受けて魔の砂漠と化した地帯とは考えられないような自然が残る。
ヴューステの教都、ソル・パレスはこのオアシス内に作られている。

この国出身のキャラ


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国家 宗教
最終更新:2012年03月31日 23:23