エリオット
1: 名前
エリオット=ブルムクヴィスト (Elliot=Blomqkist)
通称はエリオ
2: 年齢
46歳(人間換算23歳)
3: 性別
男性
4: 種族
- 魔族
5: 外見
プラチナブロンドの長髪を紐でまとめており、目の色は新緑。
耳はとんがっており、色白。長身で、肩幅はしっかりしている。
ただし魔族のお約束通り身体能力は高いとはいえない。
筋肉量は
人間の一般男性程度。
顔立ち、背丈、髪質などは
双子の弟と非常に良く似ている。
背中には白銀の竜の翼を生やしている。
服装
茶色のタートルネックのインナーの上に浅葱色のシャツ。
黒いスラックスに革のロングブーツ。
左手に皮手袋を装着し、右手にはアームカバーを装着している。
腰や両腿には様々な
マジックアイテムを収納した鞄やらポーチを身につけている。
職人として工房や自室に篭っている際は作業服。
身長/体重
身長→177cm/体重→65kg
6: 性格
普段は物静かでおっとり。良識的で上品、天然でほわほわしている。
寡黙であるものの、喋る時は普通に喋るし気さくな態度も見せるし顧客と長話もする。
思慮深く自己分析に長けており、自分の異常性をよく理解している。
その為処世術としてこのような他人から無難に見える性格を常日頃から演じているが天然は素。
本来の性格は上述通り自己主張が薄く、物事に無関心かつ無感動でモラルも低め。
感情が麻痺しているのかと思われるほど感情表現にも疎く、相手の感情や感動が理解できない故に人と感情を共有できない。
その為他人と深く交友を持つことは苦手で、友人関係もほとんどない。
とはいえ最近の傭兵任務にて、無意識に恐怖やその他感情を覚えることもあったものの、
先日
スクリームベイビーの脳波攻撃により、得体の知れない攻撃、死の恐怖から明確とした「恐怖心」を自覚。
また現在の環境から恐怖に加えて「かわいい」と思う感情も理解できるようになっている。
自身の研究結果を披露するため始めたアイテム作りに初めての情熱を見出し、以後その道へ突っ走っている。
このような人間味が希薄な性格をしているものの、職人としての熱意は本物。
最近はオーシャンの鬣のふかふかさがよほど気に入ったらしく、重度のもふもふ愛好家になっており弟の頭痛のタネの一つになっている。
幼い頃から基本的にどうしようもなく辛いことや嫌なことがあるとそれに蓋をして忘れ去ってしまいたいタイプ。
相次ぐ諦めと傍観。逃げの人生を送ってきたが弟の指摘によりほんのちょっとだけ勇気を出すように。
7: 過去
レインフォース王国北方の魔道士一家(貴族の家)に双子の兄として生まれる。
次男エーヴェルトとは異なり素質に恵まれ容姿も両親に非常に良く似ていた為に、親族からもてはやされた。
しかしながら幼きながら過酷な環境に晒される片割れを間近で見た影響から、彼の境遇が自分と重なり重度のトラウマに。
それ故に助けを求める片割れの手を振りきり、両親親族の傀儡として日々を過ごす。
刃向かえば彼と同じような目に合うのだという底の知れない恐怖が幼いエリオを自己保身に走らせ、その才能を羨み助けを受け入れてもらえなかった弟の恨みを買うこととなる。
この環境から人間性を失い、感情も麻痺した現在のエリオの性格が出来上がることとなった。
魔術の研究の成果を披露すべく始めたマジックアイテム製作にのめりこみ始めたのは35(17)歳の頃。
趣味となったそれは傀儡として生きてきた彼の心に一つの変革を齎し、両親の反対を言葉巧みに捻じ伏せ職人への道を進むこととなる。
この時には感情麻痺もあってか、幼い頃のような恐怖は無かった。
両親から嫌悪され続けエリオを羨み続けた弟とは折り合いが悪かったものの、ひょんな事から幼い頃の恐怖心を暴露。
それから色々あってお互いに歩み寄る姿勢を見せており仲のよい兄弟になりつつある。
現在は加入していた商工会を抜けて晴れて独立した。
弟エーヴェルトと行動を共にしており、とある大陸の街にある貸し工房にて生活している。
近くのギルドに作品を商品として提出したりと今まで通りの活動をしているものの、以前に比べて収入が減ったので傭兵稼業にもちょくちょく参加するように。
とある討伐で瀕死の重傷を負った後なんとか一命を取り留め、その経験から逃げの姿勢に走ろうとするが、弟の指摘により少しだけ勇気を出して訓練に励むことに。
体を動かすより理屈から始めたほうがいい。というのでまずは弟を始め傭兵の皆から戦術や立ち回りを習うことにした。
8: 職業
魔道具職人
9: 口調
「〜だね」「〜だな」といった普通の男性口調。感情的になることはほぼないため、非常にフラット。
会話例
「やあ、僕はエリオ。しがない魔道具職人だ」
「え?うさんくさい?ひどいなぁ」
「次の作品の参考にしたいんだ。ということで見学させてください」
「そうだな。悪いことは言わないから諦めた方がいい……とかかっこよくない?」
「こう見えても魔術の心得はあるし、少しは役に立てると思う」
「……これが、怖いっていうの?」
「荒事は好きでも嫌いでもないけどね」
「鉄拳制裁反対ー、槍をしまえー」
「諦めてくれ……」
「もふもふふこふこ」
「突然変異のポーションはNGだ」
「怒るのはいいけど、冷静さを失っちゃだめだと思うよ。判断力を失ってしまう」
「僕は解らない、これがなんであるのか、今なんて思ったのか……。ただ確かに解るのは……取り返しのつかないものを失くさせてしまった」
「僕頑張る、少しだけ勇気をだして……頑張ってみる」
10: 一人称、二人称
- 一人称
- 僕
- 二人称
- あなた、お前、きみ/〜さん、呼び捨て。弟に対しては「エヴェ」
11: 好きなもの
精密作業、古文書解読、チーズ、ブラフゲーム、夕闇、もふもふしたもの
12: 嫌いなもの
話し合い、相談事、感情表現、激しい過干渉、実家、赤子の泣き声、棺桶
13: 好きな人
作ろうとしない。
14: パートナー
15: 属性
闇、炎
16: 苦手な属性
光、水
17: 戦闘スタイル
職人のため、傭兵達と比べて実戦経験は非常に少ない。
しかしながら幼い頃より魔術の鍛錬を積んでいる上、戦闘での魔術の使用方法は心得ている。
文字の魔力により発現するルーン魔術を多用する術師であり、攻撃から味方のサポートまで万能に立ち回れる。
また、相手そのものにルーンを刻み付けて術発動するという回避不能の攻撃手段を持っている。
更にはルーン魔術の形式上各種エンチャントも得意で種類も豊富。
元から戦闘向け術者の適正があり、しっかり鍛えれば化ける可能性も有るらしい。
現在は戦闘での立ち回りや心構えなど座学から勉強中。
18: 精神力
常人程度と思われるが、エリオ自身感情に乏しく怒りや恐怖に疎い。
このため精神的な揺さぶりや挑発には強く、相手の作戦にほいほいかかりにくい。
しかし激情を覚えたとしてもそれを理解することができないので、混乱状態に陥る可能性がある。
最近ちょっと危なっかしさが減った。
19: 戦闘熟練度
★☆☆☆☆
20: 技や魔法
「沈黙の夜」
対象にルーンを書き込み、魔力を束縛し、低下させる。
魔術の行使を封じることが可能で、封じていられる時間は対象の魔法防御に依存する。
- 詠唱
- 「魔の欠乏」
「陽炎の衣」
蜃気楼による幻影系魔術。攻撃用にもなる。
自身を蜃気楼で覆い隠し、攻撃を仕掛けてくる相手に対して様々な幻影で撹乱する。
相手を視覚的に翻弄する上に発動中は熱源探知すら誤魔化す。
相手に施す場合は、熱量によるダメージと視覚の混乱の効果を与える。
- 詠唱
- (対自分)「我包み護る炎の衣」 (対相手)「汝包み惑わす炎の衣」
「鎌祝の秋」
対象の精神を満たし、精神系状態異常への若干の耐性を与える。(無効化というわけではない)
応用で既に状態変化している相手に施すことで、相手にかかった状態変化の継続時間を最大2倍にする。
魔法防御が高い相手には全く効かない、効力が下がることもある。(例:効果が20秒続く強化魔術→効果が40秒続く)
※ただしディスペル、回復アイテムによる状態異常治癒は可能。
なお、時間経過での治癒がなく、永続の状態変化はこの魔術の効果を受け付けない。
- 詠唱
- 「この満ち足りし日々の継続を望め」
「戦神の拳」
ルーンによる攻撃魔法。
文字を付け加えることで属性や拳の強度・勢い・強さを変化できる。
魔力により構築された巨大な拳で相手を殴り飛ばす。
- 詠唱
- 「拳を」
「極夜の氷剣」
闇属性のエネルギーが霧状になった黒煙に覆われた氷剣を放つ。
その性質により、暗所で使用すれば闇の中から襲い掛かる不可視の剣と化す。
- 詠唱
- 「隠匿されし氷魔の剣」
「生命の戒め」
紋章からぶっとい魔植物の蔦を生やして攻撃する。
相手にそのまま書き込んで、動きを束縛することも可能。
蔦の強度はやや堅め(B)くらい。
- 詠唱
- 「かの生命(いのち)は時と共に成長す」
「雷神の光」
紋章から電撃を放って相手を感電させる。
相手にそのまま書き込んで相手そのものを感電させることも可能。
- 詠唱
- 「雷神の光」
「絶雹の風」
吹雪を渦巻かせ相手に放ち、局地的に氷点下以下の状態にする。
寒冷地など既に寒いところならば更に低下させ、効力を高めることが可能。
人間やそれに順ずる生物ならば身体能力を低下させ、徐々に体力を奪って無力化させることが出来る。
- 詠唱
- 「汝蝕む氷点の息吹」
「迅雷魔槍」
激しく迸る雷光で構築された長槍を構築し、相手を貫き感電させる。
見た目は派手だが威力は見た目ほどではない。
- 詠唱
- 「災い齎す神鳴りの光槍」
「静寂の冬」
エリオを中心に3m以内にフィールドを展開し、フィールド内に踏み込んできた相手を瞬間凍結させる。
魔法防御力により凍結できるか否か決まるが、凍結できない場合でも最大10秒間動きを封じる。
なお、四肢の動きのみを封じるので魔術の行使や念動力などによる攻撃、対話は可能。
- 詠唱
- 「氷結する運命(さだめ)、冬は汝を留めて離さない」
「破滅の奔流」
対象にルーンを書き込み、書き込んだルーンから魔力を迸らせ対象を侵食、破壊する。
決定打に乏しいエリオにとっては相手に大打撃を与えうる貴重な手段。
- 詠唱
- 「大いなる破壊の力」
「暗闇の手」
ルーンを書き込んだ位置から巨大な巨人の手が伸びて、相手を包み込む。
包み込まれた者に“恐怖”の精神ダメージを与える。機械やゴーレムなどには無効。
- 詠唱
- 「暗闇住まう巨人の手」
「ルーンエンチャント」
対象にルーンを書き込むことで様々なエンチャントやバフ、バステなどを付加できる。
対象の魔法防御力によっては効果時間が短くなる、抵抗されることもある。
他にもルーン魔術を扱った多種多様の魔術を使用可能。
21: 特殊能力・特殊技能
能力
「飛翔」
背中の翼で空を飛べる。
「魔力回復」
魔族の固有能力。魔力の回復が常人よりも早く、戦闘中徐々に回復していく。
エリオの場合は感情の高ぶりで魔力の回復を促進できる。
ただし普段からあまり感情の変化が無いので滅多に促進されることはない。
純潔な魔族であるエリオは能力発動における肉体への負荷は一切ない。
技能
「高速魔術展開」
だいたいの魔術の発動が一般の魔術師に比べて非常に早い。
詠唱に関してもかなり短く済み、魔術師の弱点である詠唱時の隙を克服している。
とはいえメインは魔力描画による術発動なので詠唱関係の恩恵はあまり目立たない。
「魔術変換」
通常の精霊魔術・属性魔法をルーン魔法及び魔力描画による紋章魔法に変換し、行使できる。
「魔術技能」
魔術の扱いを得意としており、幼き頃からその腕前を遺憾なく発揮している。
特に一点集中からの魔術の高速発動・展開を得意としているので戦闘向き。
通常、展開に時間のかかるバインドルーンの描画も同じルーン魔術師の中では早いほう。
だが、代わりに魔術行使の際、威力や効果を高めるための魔力凝縮や魔力放出は苦手で周囲に多大な影響力を及ぼす広範囲魔術も苦手。
ルーンを専門としているが、属性魔法での得意な術系統は幻覚・妨害系らしい。
ルーン魔術を専門としている。
アイテムの補助なくとも最大で第4節(上級魔法相当)のルーン魔術を行使できるほどの腕前。
「焼きつけ」
魔力で描いたルーンを対象にそのまま焼きつけ、焼印とし、容易に消せないようにする。
エリオ自身の元の魔法属性が炎属性であるからこそ可能な技能である。
生物にやるとあいたたたなことになる。
「魔道具職人」
様々なマジックアイテムの製作、整備、修理、解析が可能。
「鑑定」
様々な素材、アイテムの鑑定が可能。
鑑定できないこともある。
「職人の知識」
聖域各地の素材アイテムに対しての知識見解が深い。
「考古学知識」
聖域各地の考古学の知識が少しある。
「翻訳」
既にある文章を別の言語で翻訳する。
エリオの場合はサンクチュアリ共用語、ステルディア地方の用語、ルーン言語での翻訳が可能。
「魔法薬調薬」
ポーションなどの魔法薬の調薬が可能。
22: 必殺技
「術式強化」
強力な魔術補助効果のある魔石を併用し、ルーンに強化術式を書き加える。
術の威力・性能を飛躍的に向上させることが可能。
ただしエリオ自身の魔力・魔法攻撃力が上昇するわけではない。
この強化によりあらゆるルーン魔術を切り札に相応しい一撃として放つことができる。
23: 能力
[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:C+
魔力:A
魔法攻撃力:C++(ルーンによる攻撃力はC~A+)
魔法防御力:A+
腕力:C
物理攻撃力:C+
物理防御力:C+
知力:B+
素早さ:C+
命中:B
24: 武器やアイテム
「ルーンストーン」
エリオ自作の
パワーストーン。
作品の宣伝も兼ねてか様々な種類を持ち歩いている。
「守護のルーンストーン」
エリオ自作の護符。物理防御を上昇させる。
特殊能力
「物理防御上昇【中】」
装備者の物理防御を上昇させる。
「強化のルーンストーン」
エリオ自作の護符。使い捨てで、使用は一度きり。
魔術の行使の際に叩き割ることで彼自身の魔力に反応し術の威力・効果を飛躍的に向上させる魔石。
エリオの切り札らしく、その製造法やら詳細は秘密にしている。
特殊能力
「魔術補助【強】」
非常に強い魔術のバックアップ効果を持つ。
普段使えないような魔術も使えるようになる。
「仄光のルーンストーン」
エリオ自作のルーンストーンで、発光能力を持っている。
簡易ライトになる。
特殊能力
「発光【弱】」
ライトになるくらいの明るさの光を発せられる。
「魔よけのルーンストーン」
エリオ自作のルーンストーンで、魔よけのお守り。
魔力を込めて使うことで簡易な魔物避け結界(ただし効果は弱い)を張ることができる。
効果時間は1時間ほどで野営などに使えるほどではない。
特殊能力
「魔よけの結界【弱】」
魔力をこめて使用することで簡易な魔物避け結界を構築する。
「守護の翼」
エリオの装備している翼の形のブローチ。
呪文と共に魔力を込めることで刻まれたルーンが発動し、遠距離攻撃(矢や投擲物、銃弾から対象に放つタイプの攻撃魔法まで)から身を守る。
充填している魔力が切れると再充填しきるまで使用不可能。
特殊能力
「矢避けの呪法【強】」
遠距離攻撃から装備者を守る守護の呪法。
そのスペルパワーは強力で、凄まじい威力の攻撃の直撃をも逸らす。
(ただし余波は普通に受けるのでどんなものでも回避できるわけではない)
「癒しの枝」
エリオの所持しているヤドリギが寄生したトネリコの小杖。
癒しの魔力が込められており、対象に向けて呪文を唱えることで術発動が可能。回復量は小~中。
充填している魔力が切れると再充填しきるまで使用不可能。
特殊能力
「慈愛の春【中】」
対象に癒しを与える慈愛の呪法。
状態異常や呪いは解除できない。
「幻影の魔杖」
遺跡発掘により見つけた壊れた杖(残り:0回)を
パラケルスの手により復元、エリオの手によりリサイクル・魔改造されたもの。
相手にぽこっとぶつけることで術発動し、対象者に強い幻覚を見せる効力を持っている。
「旅人のブランケット」
寒さと暑さを軽減してくれるブランケット型マジックアイテム。
常時発動型で身に着けるだけで暑さや寒さに強くなれる。
ただし度を越えた暑さや寒さは軽減しきれない。
特殊能力
「旅人の保護【中】」
暑さと寒さを軽減する呪法。
ただし度を越えたものは対象外。
「マジックポーション」
エリオ自作の魔力回復薬で、マジックハーブの数種類をミックスしたもの。
回復量は小。
「湿布」
エリオ自作の軟膏を塗りこんだ湿布。痛みを和らげる。
「マジックサック」
空間拡張のかけられたポーチ。
内部には杖から薬品、魔石に至るまでさまざまなものが収納されている。
他にもいろいろあるらしい。
25: その他
最終更新:2014年05月19日 22:23