フローレンス


「兄貴おっひさー!元気してる栄養取ってるー?あのさー、いろいろあってそっちにウチの新入り送ったから。あとよろしくー」 


概要


フルネームは「フローレンス=ユリオス」、愛称はロウ。
リトスユナの妹で、ユリオス家の末娘。今年で17歳。
二人の兄同様のセミロングまで伸ばしたストレートの赤毛に薄紫とクリーム色を基調とした和装に身を包む。
和服の袖には桜の花の模様、帯には蝶の模様が入っている。

医療兵士であった母、軍人の父との間に生まれ幼い頃から母にひっついてそのお手伝いをしてきた。
後に父は軍部で行われたある実験により死亡、母も戦場の中で戦死を遂げる。

幼い頃から母の手伝いをしてきたのと医師になるために勉学を積んでいた為、癒しの魔術や薬品知識、医療技術に優れる。
しかしながら性格上の問題があり、医師になりたいといった瞬間にユナから全力で阻止された為医師としては活動していない。
その腕を買われた結果、齢15でレインフォース魔術師ギルド開発・解析班にスカウト。専門分野は生物学及び魔生物学。
以後はそちらで趣味の実験や開発を気ままに行いながらギルドの技術発展に日々貢献中。

開発班所属で生体兵器やらなんやらの開発もやっているようだが、人手が足りなければ医療班の手伝いも行うマルチな才能を発揮している。
貪欲なまでに更なる技術と知識を望んでおり、炎の大精霊、錬金紳士サンジェルマン(なんの縁かこいつもマッド気味である)と契約している。

レインフォース魔術師ギルドの新米機巧魔女ニペリットの師にあたる人物。
最近になって現場の需要を調査してこいと上から言われて弟子ニペリットを傭兵たちの中に送り出しているが、
それも彼女の気まぐれによるものであり本来調査員として派遣されることとなっていたのは彼女である。

性格


常に不敵な態度を崩さず飄々としているが、同時に陽気で社交的な性格。
破天荒な天然トラブルメーカーであり、気まぐれな猫の如く突発的に何かをしでかす。
計画性は二の次で行き当たりばったりとその気まぐれな願望を実現するほどの豪運と知恵と才能と技術で生きる人間。
根っからの研究者肌で、人間らしい感情よりもまず自分の好奇心を満たすか満たさないかで物事を判断する。

おまけに自身の研究の為ならば手段は選ばず周囲に被害が出てもお構いなし。文句なしのマッド。
しかしながら幼くして両親を失い、病弱な兄を見て育ったからか流石に人命のことは考える。
つまり死なない程度にあれやこれやを容赦なくやらかす鬼畜である。

主な技・魔法


「リジェネレーション」
対象の代謝能力を異様に高め、回復を促進する魔術。
発動には対象に直接触れる必要がある。
長く使うと後遺症がでる恐れがあるので多用はできない。
霊属性。

「ハイプロテクト」
対象の肉体を鋼のごとく頑丈にする魔術。
発動には対象に直接触れる必要がある。
霊属性。

「ハイボルテージ」
対象の筋肉を一時的に増大させ、腕力を上昇させる魔術。
発動には対象に直接触れる必要がありなおかつ少し痛い。
霊属性。

「ドクトルプラント」
対象の肉体に手製の魔植物を寄生させ、治療補佐を行う。
血管の代わりを果たしたり、損傷した臓器や重要部位の代わりを果たしたりと役目は色々。
本人曰くあくまで応急処置だよ、本格的な治療ができない時に使うんだよとのこと。
木属性。

「スカーレットフォンス」
対象の肉体から失われた血液を補充する魔術。
魔術の力により対象の血液型がなんであろうとしっくり馴染む。魔術の力ってすげー!
水属性。

「スリーピングミスト」
催眠効果のある霧を放つ魔術。
麻酔代わりに。
水、空属性。

ほかにもいろいろあるらしい。

主な特殊能力・技能


「状態異常無効」
自身をも実験台にし続けた結果の副産物。
あらゆる状態異常を無効化する。

「生物学」
聖域に生きる生物についての学問知識。

「魔生物学」
聖域に生きる魔物についての学問知識。

「医術」
医師になるべく勉強していたのでそれなりの知識と技能を持つ。
簡単な手術ならなんとかできる。

「バイオ工学」
に明るい。生体兵器も作ってしまう。

「弱点特効」
生物学及び魔生物学の知識を活かした技術。
相手の弱点となる部位、謂わば急所を的確に把握している。

ちなみに


1: 復活した初代マッド。同胞であるライマー及びイオンとの差別化を図るべく生物学中心に。どっかの前世がとか言っちゃいけない。

2: 復活したらかなり出世した上に弟子までできていたりと重要人物になったキャラ。

3: 出番はあるか不明。

4: 当初は術師レクチェが弟子だったけども、ニペの関連キャラを作りたいのとレクチェの設定変更によりニペの師匠に変更。
最終更新:2015年11月22日 01:30