"碧毒(へきどく)" リューグン


「シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

概要

分類 亜竜・蛇龍系
所属 -
異名 碧毒
知能 動物並
属性
危険度 A+
備考 特になし

大種族は亜竜
蛇に四肢を生やしたような体型で角は樹木のような外観で木の葉の集合体のような鬣を持ち、体長50mにも達する巨体。
全身が森を思わせる深い緑の鱗に覆われており、非常に美しい。
ヴァナムナーガという魔物の一個体で、長い年月を経て極めて強靭に成長したもの。

あまり好戦的ではないが縄張り意識が非常に強く、侵入者は積極的に排撃する。
草食だがその巨体のため草花だけではなく、樹木の幹をも食料とする。

全身に日常的に摂取した毒物を蓄えており、口から濃縮してガス状のブレスとして放つことが出来る。
身体能力も巨体に違わない強大なもので、腕の一撃で地面を叩き割るほど。

現在はシルペケレ大陸南部にある、樹海の遺跡を縄張りにしている。
その森の化身を思わせる碧の威容と蓄えた猛毒から「"碧毒"のリューグン」と呼ばれ恐れられていた。

ライオットの何代も前の勇者と戦ったことがあり、勇者の武器『オーラエッジ』を奪い、撤退を余儀なくさせるもリューグン自身も角を断たれ、牙を破壊され、鱗の半分近くを砕かれる重傷を負ってしまう。
だが一命は取り留め、以後長い年月をかけて傷を癒してきた。
オーラエッジは今でも首の近くに刺さった当時のままになっている。

近年、ライオット達調査隊によって今度こそ完全に討伐された。

技・魔法


竜のあぎと
強力な噛みつき攻撃。

竜尾撃
尾で強烈な薙ぎ払いを繰り出す。

木のブレス
木属性のブレス攻撃。
緑色の猛毒のガスを吐く。


他にも色々使えるらしい。

経歴

2014年6月1日続・シルペケレ南部樹海遺跡
遺跡に生息する魔物として登場。
テトユカリスルフトらとの激戦の末、倒された。


素材

碧毒龍の毒鱗
深い碧をしたリューグンの巨大な鱗。
硬質なだけでなく、一枚一枚に強力な毒が蓄積している。
より上質で巨大なものは「大毒鱗」、更に上質なものは「大猛毒鱗」と呼ばれる。

碧毒龍の爪
リューグンの巨大な爪。
立ちふさがる木々も易々と引き裂く。
より上質なものは「大爪」と呼ばれ、僅かに碧の光沢を放つ。
更に上質なものは「巨大爪」と呼ばれ、古の巨木をも容易く引き裂くという。

碧毒龍の鬣
リューグンの鬣。
無数の有毒な葉が集まって構成された特異なもので、光を浴びることでリューグンに更なる力をもたらす。
より上質で毒性の強まったものは「葉鬣」、更に上質なものは「森鬣」と呼ばれる。

碧毒龍の樹角
樹木に似た外観のリューグンの角。
摂取した植物の力と骨が融合し、非常に強靭。
特別に上質なものは「大樹角」と呼ばれ、霊樹を連想させるほどの威厳を放つ。

碧毒龍の逆鱗
リューグンの鱗の中でも極稀にしか生まれない逆向きの鱗。
非常に強い毒性と木属性のエネルギーを秘めた貴重な素材。
極めて上質なものは「大逆鱗」と呼ばれ、森そのものの結晶とまで思わせる逸品中の逸品。

由来


「グリューン(Grün)」…独語で「緑」。

最終更新:2021年01月17日 12:17