大鳳(たいほう)
概要
分類 |
魔獣・鳳系 |
主な生息地 |
高い高度の空 |
知能 |
動物並 |
属性 |
風 |
危険度 |
A |
備考 |
非常に希少 |
魔獣の一種。
猛禽に似た頭部を持ち、胴体は魚類のものに似た鱗に覆われており羽毛は暗い茶色。
平均的な個体で体長約80m、翼を広げた際の横幅は約70mという凄まじい巨体を持つ。
主に高度の高い空中に生息する。
翼は極めて推力と揚力に優れており、巨体を軽々と飛ばさせることが出来る。
視力も極めて発達しており、4km以上離れた獲物の姿も捉えられる。
胴体を覆う頑健な鱗は開閉が可能で開くと空気抵抗が増し、ブレーキの役割を果たす。
肺活量も極めて優れ、一度の呼吸で数日は呼吸をせずに活動できる。
睡眠時は半球睡眠を行い、完全な睡眠は行わない。
脚部は獲物の捕獲用で地上を歩行することはできない。
肉食性で主に空に生息する魔物を獲物にしている。
自分の意志で地上に降りることは決してなく、生涯を空中で過ごす。
個体数の少なさに加えて遥か上空に生息するその生態から伝承上のみの存在とされていた時期もあった。
現在でもその危険さと希少さから生態には謎の部分も多い。
獲物の少ない空域に生息しているためか非常に気性が荒く、獲物となる動物を見るや積極的に襲いかかる。
ブレスや魔法などは使えないがその巨大な翼で乱気流を巻き起こして動きを封じたところを捕食する戦法をとる。
近年では飛行艇などが襲撃される被害も報告されており、圧倒的巨体に裏打ちされた戦闘能力も相まって非常に危険。
技・魔法
烈風乱波
猛烈な乱気流を巻き起こして攻撃する。
経歴
由来
「大鳳(たいほう)」…中国の伝承に登場する妖怪。「鵬(ほう)」、「鳳(ほう)」などとも呼ばれる。数千里に及ぶ体躯を持つ巨大な鳥の姿をしており、太陽を横切ると日食が起こるほどだという。
最終更新:2015年03月24日 19:11