モーショボー
概要
分類 |
魔獣・人面鳥系 |
主な生息地 |
動物の豊かな山地 |
知能 |
動物並 |
属性 |
風 |
危険度 |
D++ |
備考 |
動物の脳が好物 フケイの近縁種 |
魔獣の一種。
頭部が長く鋭利な嘴を備えた少女になった鳥の外見を持つ。
フケイの近縁種とされる。
主に動物が多い山地に生息する。
普段は巣は持たず、休眠時は樹上や岩場など高所で眠る。
動物、特に人間に代表される知能の高いものの脳が大好物という特異な食性を持つ。
嘴は岩にも突き刺さるほど強力で人間の頭蓋骨も容易く貫く。
この嘴で頭蓋骨と脳を貫き、脳を吸い上げて捕食する。
獲物を襲う際は樹上や岩の上から奇襲をかけることも多いが人間が相手の場合は人懐っこく近付き、油断したところで不意打ちを狙うこともある。
生殖も独特でモーショボーには性別がない。
卵細胞に摂取した脳細胞を融合させることで有精卵を体内で作り出し、それを産卵することで繁殖する。
また繁殖期は存在せず、脳細胞さえあれば年中産卵することができる。
産卵が近付くと樹上や岩の上に枝を集めて巣を作り、そこで産卵し孵化までじっと卵を温める。
幼体が孵化すると親は獲物を狩り、摂取した脳を口移しで幼体に与える。
産まれたばかりの幼体には嘴が無く、口は人間のそれと変わらない。
餌を貰う際は親の嘴に吸いつくことで与えて貰う。
1週間もすると嘴が伸び始め、2カ月もすると飛行可能になり巣立ちを迎え、1年ほどは親兄弟と共に行動して生きる術を学んでいく。
不気味な外見と脳を啜る生態から「悪しき鳥」とも呼ばれ、人々からは忌み嫌われている。
鋭利な嘴は武具や道具の素材として活用されることもある。
戦闘能力そのものは高くなく、危険を悟ると一目散に逃げることも多い。
技・魔法
脳啜りの一刺し
鋭利な嘴で攻撃する。
経歴
由来
「モーショボー(Mo Shobou)」…モンゴルの伝承に登場する妖怪。名前は「悪しき魂」の意。愛を知らずに死んだ少女の悪霊で美少女の姿で現れて旅人を誘惑し、脳を吸いつくしてしまうという。
余談
気色悪い生態になってしまうのはいつものこと(遠い目)
最終更新:2015年09月29日 20:29