1: 名前
ショウメイ
(本名不明)

2: 年齢
24歳

3: 性別

4: 種族
人間
(頭脳は悪魔から移植されたもの・・・らしい)

5: 外見
茶色のハネッ毛。ひょろりとした筋肉の無い体。分厚いめがね。
服装はシンプルに黒のインナーと白衣。ぶっちゃけこれといった特徴のない男である。
歩けないので車椅子にのっている。(詳しくは後述)

6: 性格
冷静沈着というか物静かで非常に落ち着いた性格
…といえば聞こえはいいが、過去の事情から自主性も感受性も恐ろしく低く、結果あらゆることに無関心なだけである
結果、自分に頼まれたことだったら後先あまり考えずに割となんでも引き受けてしまう
体のあらゆる筋肉があまり発達しておらず、顔の筋肉も例外ではないので殆ど無表情
世間の一般マナー的な意味での常識はしっているがそれをどのように使えばよいか経験が全くないので理解できておらず、常識はずれな頭をもっているので何をやらかすかわからないところがある
でも考えることはすき、質問するのもすき、ディベートもすき、人の意見をきくのも好き
それ故に、たまに人を「どきっ」とさせるようなある意味的確な質問をしたりする
だが先述したように自主性や感受性が乏しすぎるので自分からそういった「好きである」物事すら行おうとしない
実は自分が「それが好き」という感情も理解できていないのである

7: 過去
母子家庭で貧しくも慎ましやかな生活を送っていた彼は、五歳のときに何もわからないまま『ここ』へつれてこられ、そして『悪魔の頭脳』を移植された。それが彼の、不思議な液体で満たされたカプセル内での長い生活の始まりだった。
無理矢理引き離されたのか、それとも生活が切り詰められた結果母に捨てられたのか、それは今でも解らない。
ともかく自分は『悪魔の頭脳』との相性が良い『個体』であったために『人体実験』のモルモットとして選ばれたのだ。
自分の名前など、とうに忘れた。
しかし彼は知る。『悪魔の頭脳』をもち、成長し、やがて自分を管理していた存在を超える頭脳と技術を発揮したが故に。

この国では『人体実験』が法的に禁止されているということを。

…そして時は流れ、『ここ』には誰もいなくなった。
どうしてそうなったのか解らないが『ここ』と一緒に彼は捨てられたのだ。『ここ』にいた存在は自分達にとって不都合なものはすべて持ち帰り、あるいは処分したようだ。
自分が殺されなかったのが不思議だった。
悲しみも怒りも喜びもなにもなかった。幼くして俗世と切り離され、人として世界をいきてこなかった彼には、そういったものが成長してなかったのだ。
そのため、どこにもいけず、誰とも話せず、たった一人でのカプセルの中での生活を続けても何も感じられなかった。

…そしてさらに時はながれ、ある日のことだった。
いつもと変わらぬ何も無い24時間に、ある変化が生じた。地震がおきたのだ。
いや、地震が今までなかったわけじゃない。しかし、その地震によって生じた結果が彼の生活を変えた。
隠れるように地下に存在していた『ここ』に、地震による建物の一部損傷が生じ、そこから土と一緒に、小さな祠「だったもの」がでてきたのだ。

その小さな祠に祭られてあったもの・・・それは太古の魔物が封印された、動物を模した12の仮面だった。

彼はその仮面をありとあらゆる方面から解析してみた。
そして中途半端な形といえど、仮面に封印されていた魔物たちを解き放ってしまった。

恐れも不安も、喜びも幸せも何も感じなかった。

もとは獣の形をしていたらしいその魔物たちは人に強い怨念やなにやらを抱いており、昔も人に仇名した結果、封印されたらしい。
中途半端な形で封印をとかれた魔物たちは仮面をつけた人の姿となっていた。もちろんそれで怒ってもいたし、何匹かは人である彼を殺してやろうかと牙をむけてきた。
しかしそれ以外の何匹かの仮面たちがそれを良しとせず、結果的に彼は殺されずにすむ。彼を取るに足らない存在とし、殺す価値すらないと思われただけかもしれないが。
そんなかんじの成り行きで、彼は再び人への復讐を誓った仮面たちに力を貸すことになる。
仮面たちは、『ここ』にきてからの彼にとって初めての話し相手となった。彼らが人に仇名す理由、ここにいたるまでの過去など色々聞かせてもらった。復活したてのころは彼を殺そうとしてた仮面たちも、どうやら切り替えが早いというかさっぱりしているというか、あまりつっかかってくることもなかった。
このとき「ショウメイ」という名ももらった。どうやら『ここ』に残されたボロボロの紙切れ同然の資料にかかれていたのを辛うじて読めた程度だったらしいので、正しいかどうかわからない。
そして仮面たちと過ごすにつれ、彼は『考えた』。もし仮面たちが負けたとして、自分はこの事件の尻拭いをすべきではないかと。自分自身にもけじめをつけるべきではないかと。

正義感も責任感も、怠惰感も嫌悪感も何も感じなかった。

ただ、こういうときはこうしなきゃいけないんだろうなという自分なりの感覚だった。つまりは中身のない体裁のようなものだったのである。



そして『その時』はやってきた。


仮面たちの討伐に来た者達の手によって彼らは敗北した。といっても封印であり拠所であった仮面を破壊され身動きできない状態になっただけなので、修復さえすればいつでも復活できるわけだが・・・・その修復はいつも彼がやっていた。しかし今回は修復する暇も無く、討伐者たちが『ここ』までやってきたのだった。

彼は仮面たちの味方でも、人の味方のつもりでもなかった。
けれど成り行きとはいえ、仮面たちに協力していたのは事実、ここで自分も同様に討伐されるのだろうなと思った。

恐怖はなかった。むしろ自分のような存在はいてはいけないのだと思っていた。
禁忌を施された彼の存在は禁忌そのもの。そして今は討伐対象の仲間として見られるだろう。存在は許されないと判断されるのが普通だ。
そして何より、自分は『けじめ』をつけなければならない。一時期であったとはいえ、ともに過ごした仮面たちの負を背負うということ。

しかし討伐者たちは彼を殺さなかった。自分がここにいたるまでの経緯を話すと「世界をみてみないか。」といわれた。その発言が彼の境遇に対する哀れみからかどうかはわからないけれど。


そうだ、自分は生きることも死ぬことも自分で決めることができる。
だから今はとりあえず生きてみよう。


そうして彼は約20年ぶりに空の下へでることになった。体を動かすのに必要な筋肉はすっかり衰えていたので車椅子でだったが。
外に出る前に時間をもらって、必要なものを持ち前の頭脳で準備したので、特に不都合は無かった・・・・はずだった。

街外れ、人がそんなに通らない場所で、車椅子が溝にはまってしまって身動きできない状態になってしまったのだ。
このような事態は予想していなかったので、この状況を何とかする機能は車椅子に搭載していなかった。
いやはや、世界とはこんなにも手探りで予測不可能、故に自由なのだなと思っていたその時だ。

ダークパープルの髪に鮮血を思わせる赤い瞳、そして侍を思わせるような衣装を身にまとった少女が手をかしてくれた。
その後すぐにそれを見かけたのか、白髪の青年とボサボサの蒼髪の少年とスーツをきた明るい紫髪の女性も同様に力をかしてくれた。

お礼に、と彼らを自宅へ招き夕飯をご馳走することになる。
色んなことを話した。聞くと彼らは少なからず知らない仲ではなかったようで、話はいつのまにか自分に最初に手を差し伸べてくれた少女の境遇についてになっていた。
彼女はかつて怪刀にとりつかれ沢山の人を殺したらしい。そこからくる罪悪感とそれから逃げだしたい思い、様々な感情が渦巻いて精神的においつめられているようだった。
彼はそんな少女に質問を重ねていく。思ったままのことを少女以外の者達としゃべりあった。
少女はやがて堰を切ったように泣き始めた。きっと少女を縛っていた『何か』が解けたのだろう。

「お泣き、好きなだけ。」

彼はいつのまにか、少女にそう言っていた。
そして自分はこんな声も出せるのかと少し驚いた。



いかなる優れた頭脳をもつ彼でも「これから」のことに関しては素人同然だった。
今度はちゃんと溝にはまっても抜け出せるような改造を車に施そうと思う。


8: 職業
少塾の師匠(せんせい)
※少塾…国の機関や制度の管理下にない、いわば個人で開いている塾のこと
教える内容は様々で、年齢制限や卒業などの制限もなく大人でも通うことができる

9: 口調
おだやかで静かな、ゆったりとした口調
身体の都合で大声をだしたりすることができない
(文章にするとやたら「、」で区切ることが多い)

「やぁ、はじめまして。ボクはショウメイ。」
「それは、どうして?」
「いいよ(あっさり)」
「キミは、その生き方で、キミが犠牲にした命たちに、報えてると思う?」
「・・・世の中、矛盾だらけだよ。その穴だらけの世界で、正解だと思う道を、自分で選んで、進むしかない。本当の正解なんて、ありはしないんだ。」
「だって、キミが一番、許しを請うべき人たちは、もういないんだもの。キミが、殺してしまったんだからね」
「・・・ふあぁ・・・眠いや、今日はいっぱい、しゃべったから、疲れちゃった」

10: 一人称、二人称
一人称:ボク
二人称:キミ

11: 好きなもの
考えること
質問すること
ディベートすること
他人の意見(自分と違う意見)をきくこと
知らないことを知ること

12: 嫌いなもの
なし

13: 好きな人
なし

14: パートナー
なし

15: 属性

(移植された頭脳の持ち主だった悪魔のもの・・・らしい)

16: 苦手な属性
光、聖
(悪魔のもっていた属性故に)

17: 戦闘スタイル
今のところ未定。
本人がその気になれば科学を駆使した武器などいくらでもつくれるが、今のところ本人にその気がないので。

18: 精神力
精神面が成長しきってないのである意味、強い
恐怖や精神的苦痛がどういったものか理解できていないのだ

19: 戦闘熟練度
☆☆☆☆☆

20: 技や魔法
無し

21: 特殊能力・特殊技能
『悪魔の頭脳』
ショウメイの頭に移植された悪魔の脳。
IQも記憶力も暗算もすべてが常人を凌駕している。
そのかわり頭脳以外の身体機能があまり発達しておらず、体を動かすだけの筋肉がついておらず、見えないわけではないが目は悪い。
これから少しずつ訓練すれば少しはマシになるだろうが、これもいまのところ本人にやる気がない。

22: 必殺技
無し

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
 体力:E
 魔力:E
 腕力:E
 知力:SS
 素早さ:E(車椅子だとBくらいまでだせる)
 命中:E

24: 武器やアイテム
『車椅子』
ショウメイが常に乗っている車椅子。自分で設計し組み立て作り上げたもの。なんかもうすごいハイテク。
使用者の思考とリンクするようにできているので思ったとおりに動いてくれる。
最初に充電させると、あとは車椅子の車が回ったときに発生する運動エネルギーでさらに自家発電するのでエネルギー切れで動かなくなる心配はあまりない。
スピードもけっこう出せる。(最高Bくらいまで)
でも後ろから誰かに押してもらってもぜんぜんかまわない。

25: その他
あとは随時更新していきましゅ・・・・^q^
最終更新:2012年03月27日 23:33